マイホームをおしゃれで快適に!理想のリビングを実現させる

夢のマイホームを建てるなら、メインスペースとなる「リビング」にはこだわっていきたいですよね。

家族だけが使うのではなく、来客を招き入れる場所でもありますから、おしゃれで居心地の良い空間へと仕上げていきましょう。

この記事では、リビングづくりのポイントをご紹介します。

まずは、リビングの間取りについて考えてみましょう。

マイホームのリビングづくり!間取りはどうする?

まずは、リビングの「間取り」についてお話しします。

リビングの主な間取りには、ダイニングスペースが一体化しているタイプと、それぞれが独立しているタイプの二種類があります。

リビングダイニング一体型は、壁(仕切り)が少ない間取りなので、開放感が得やすいというメリットが挙げられます。

開放的なリビングは、おしゃれでスッキリとしたイメージですよね。

敷地面積が限られた中で、無駄なく広く使うことができるでしょう。

一方のリビングダイニング独立型は、くつろぐスペースと食事をするスペースが区別しやすいというのがうれしいポイントです。

よって、メリハリのある生活スタイルをお求めの方には、独立型をおすすめします。

しかしながら、どちらにも少なからずデメリットがあることを覚えておきましょう。

リビングダイニング一体型のデメリットとしては、調理中や食事中のニオイが空間全体に広がりやすいこと、光熱費が高くつきやすくなることなどが挙げられます。

また、リビングダイニング独立型なら、食事をするための移動が面倒に感じてしまうこともあるでしょう。

このように、メリットとデメリットを比べながら、家族の好みやライフスタイルによって選択してみてください。

マイホームの暮らしやすさは、間取り次第で左右されるものです。

リビングの広さはどのくらいにすべき?

続いては、リビングの「広さ」について取り上げます。

広さについて考えるときは、ご家族の人数やマイホームの敷地面積を考慮してください。

夫婦お二人で暮らしているご家庭と、たくさんの家族が一緒に暮らしているご家庭では、必要となる広さは明らかに異なります。

また、「リビングは広ければ広いほうが良い!」という考えでは、ほかの部屋が極端に狭くなってしまうので、全体のバランスを見ながら決めていきましょう。

そのほか、家具の大きさや数、来客訪問の頻度なども、念頭に置いておくと安心です。

ここでは、広さの目安を確認してみましょう。

【8畳のリビングダイニング】

単身者やカップルなら問題なく暮らせる広さです。

ただし、家具の配置に工夫をする必要があるかもしれません。

【10畳のリビングダイニング】

三人程度の家族であれば、十分に暮らしていける広さと言えそうです。

しかし、子供の成長や生活動線などを想定しておくことが求められます。

【12畳のリビングダイニング】

四人家族でも、ゆとりある暮らしができそうです。

大きめの家具を配置してみても、通路スペースは確保できるでしょう。

【15畳のリビングダイニング】

広々としたおしゃれなリビングにしたいという場合は、15畳以上に設定するのがおすすめです。

では、リビングの開放感を演出したいときには、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。

次項で詳しくお伝えします。

おしゃれで開放的なリビングづくりのポイント!

リビングの開放感をアップさせるため、いくつかのポイントを押さえておきましょう。

●採光

やわらかな日差しが入ってくるリビングには、自然と家族が集まってきます。

採光を確保するためには、窓の配置や数、家具のレイアウトに気をつけてみてください。

晴れた日の昼間なら、電気をつける必要がないくらいの明るさが欲しいです。

明るいリビングには、爽やかでおしゃれな印象があります。

●通風

採光と同様に、窓の取り入れ方が重要です。

窓の種類や高さ、大きさなど、風の入りやすくなる工夫がしたいところです。

通風が良くなると、リビング内の湿気やニオイがこもりにくくなります。

●天井

天井に高さを設けることで、開口部を広げることができます。

ただし、建設コストは高くなる傾向にあるので、マイホームの予算状況によって検討してみてください。

スッキリしたらおしゃれに見える!マイホームのリビング収納

ここでは、リビングの「収納」についてお話しします。

家族みんなが集まるリビングは、マイホームの中でも散らかりやすい場所の一つです。

そこでリビングには、あらかじめ「壁面収納」を設けておくと便利でしょう。

圧迫感のないように壁の色と同化させたり、ナチュラルなウッド調にすることで、成功しやすくなったりするのではないでしょうか。

大容量の壁面収納があると、部屋は散らかりにくくなり、スッキリとした状態をキープすることができます。

導入時のポイントとしては、収納部分の奥行きは欲張らず、ほどほどにしておきましょう。

奥行きがありすぎると、ついつい物を詰め込んでしまいます。

これでは、どこになにをしまったのか、分からなくなってしまうはずです。

整理整頓を心がけ、家族みんなが快適に過ごせるリビングを目指しましょう。

また、これとは別に「見せる収納」を取り入れるのも良いでしょう。

オープンな状態にしておくことで、物の出し入れはしやすくなります。

おしゃれな収納ケースなどを利用しながら、いろいろと工夫してみてください。

マイホームにおしゃれな「吹き抜け」がつくりたい!

「マイホームのリビングには、吹き抜けが欲しい!」という方も、いらっしゃるはずです。

そもそも吹き抜けとは、下階と上階がつながっているスペースのことを指します。

リビングの天井を設けていませんから、空間の広がりや採光性、通風性には長けています。

また、吹き抜けをつくることで、ほかにもこのようなメリットがあります。

〇家族のコミュニケーションが円滑になる

〇家全体の雰囲気がおしゃれに仕上がる

〇リビング階段と相性が良い

〇高級感を演出できる など

吹き抜け空間に、個性的でおしゃれな照明器具を設置すれば、一気に魅力的な印象になるでしょう。

憧れの吹き抜けを実現させたら、生活の質まで豊かになりそうですね。

しかしながら、吹き抜けにはデメリットがあるということも覚えておきましょう。

△二階部分は狭くなる

△生活音が伝わりやすい

△光熱費が高くなる

△メンテナンスに苦労する など

天井掃除や照明の交換作業は、業者に依頼しなくてはならないケースもあります。

「リビング階段」という選択肢もアリ!

吹き抜けに続いては、近年人気の高まっている「リビング階段」に焦点を当ててみましょう。

リビング階段とは、リビング空間の中に階段を設ける間取りのことです。

そのメリット・デメリットを、以下にまとめてみました。

【リビング階段のメリット】

〇視覚的な開放感を得られる

〇二階へ上がる家族と顔を合わせやすい

〇おしゃれなリビングづくりができる

〇吹き抜けと相性が良い など

【リビング階段のデメリット】

△プライバシーを確保しにくい

△生活音が伝わりやすい

△光熱費が高くなる など

特徴の一部は吹き抜けに似ていますが、特別なメンテナンス費用や維持費が掛からないことは、大きな違いでしょう。

また、マイホームの構造次第では、二階のスペースが狭くなるということも防げます。

家族のためにこだわりのマイホームを!

この記事では、マイホームのリビングづくりについてお話ししてきました。

リビングづくりのポイントは、間取り・広さ・使いやすさ・開放感ですが、暮らしていく人の要望やライフスタイルを第一に考えていくのが大切でしょう。

そのうえで、おしゃれに見える工夫もしていきたいものです。

マイホーム建設をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。