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アパートでペットをこっそり飼うのはだめ!交渉の方法は?

2019.10.2

ペット不可のアパートで暮らしていていながらも「ペットが飼いたい」と考えたことのある方は多いかもしれません。

しかし、こっそり飼ってしまうと、何らかのきっかけで他の入居者に知られてしまう可能性もあり、大家さんや管理人に報告されてしまうかもしれません。

ペット不可のアパートでも「ペットが飼いたい」と思った場合には、交渉してみるのも1つの方法です。

今回は、ペット不可のアパートでペットを飼った場合のリスクや交渉の方法と、ハムスターや魚のような小動物でも場合によっては禁止されている理由などについてお話しします。

ペット不可のアパート!どうしてだめなの?

入居当初はペットを飼う予定がなかったためペット不可のアパートを選んだとしても、何かをきっかけに「ペットを飼いたい」となれば、大家さんに交渉するのも1つの手段です。

しかし、先に「どうしてアパートにはペット不可の物件があるのか」を知っておくことも大切です。

まず挙げられる理由は「トラブルを防ぐため」ですが、どんなトラブルがあるのか見てみましょう。

●鳴き声がうるさい

●ペットの歩いている足音が気になる

●ペットの臭いが強い

●ペットの毛が飛んでくる

このような理由があります。

もともとはペット可であったのに、他の入居者から「臭いがする」「うるさい」などの訴えがあったことで「ペット不可の物件にした」というアパートも多いといいます。

また、ペットに関する決まりを守らない入居者が多いことも理由の一つです。

ペット可のアパートであったとしても、先に「どんな動物を飼うのか」などを申告するのが必要がありますが、何の断りもなく勝手に飼い始めてしまう方もいるようです。

また、大家さんや管理人は1匹のみペットを許可したつもりが、いつの間にか数匹に増えていたという前例も少なくないといいます。

このようなトラブルが続いてしまうと、もともとペット可としていたアパートでも「こんな思いをしたくないからペット不可にしよう」と考え、ペット不可にかえてしまう管理人や大家さんもいるようです。

ペット不可のアパートでペットを飼ったら?

ペット不可のアパートに住んでいて、突然ペットを飼いたくなった場合は、交渉をすると許可をもらえるケースもあるといいますが、内緒で飼ってしまうとどうなってしまうのでしょうか。

内緒で飼う方のなかには「見付からなければ大丈夫」「こまめに掃除をすれば臭いはしない」「大家さんや管理人はあまりこない」という考えもあるようです。

しかし、他の入居者の方が気づき、大家さんや管理人に連絡を入れるケースもあります。

他にも、アパートを退去する際「普通に生活していれば付かないような傷が柱や壁にある」「動物特有の獣臭がする」などでペットを飼っていたことが疑われるでしょう。

もしもペットを飼っていることが知られてしまったときに起こりうるリスクはこちらです。

●ペットを手放さなければならない

ペット不可であるアパートだということは入居する前に口頭でも説明がある場合が多いですが、賃貸契約書にも書かれています。

大家さんや管理人からしてみると「契約書にあるルールを破られてしまった」となるので「ペットの里親を探す」「知り合いに預ける」などの対処を求めることもあります。

違約金や退去の可能性も?飼う前に交渉してみるのはアリ?

その他にも、ペット不可のアパートでペットを飼ってしまったのが知られてしまったときのリスクは次のようなことです。

●退去するように言われる

前項のようにペットを手放すようにいわれるケースもありますが、いきなり退去するように通知が届くというケースもあるといいます。

一般的に退去の通知は1か月前にされることが多いですが、入居者の規約違反ともなれば、管理人や大家さんが指定した日にちまでに立ち退かなければなりません。

●違約金を請求されることもある

契約のルールを守っていないとなれば、違約金を請求される可能性も少なくありません。

退去の通知と併せて、違約金の請求がされることもあるといいます。

「ペット不可だけどペットをアパートで飼いたい」となれば、一度大家さんに交渉してみるのも1つの方法ですが、どのように交渉したらいいのでしょうか。

ペット不可のアパートでペットを飼いたい!交渉の方法は?

ペット不可のアパートであっても、ペットを飼うために交渉をすると許可をもらえることもあると、先にもお話ししました。

それでは、どのように交渉したらよいのでしょうか。

●正直に伝える

正直に「ペットを飼いたい」ということを伝えてみると、あっさり許可をもらうことができるケースもあるといいます。

その際には、先にお伝えしたトラブルを防ぐためにも、どんな動物を何匹飼いたいのかを偽りなく伝えましょう。

●契約する際に敷金を多く払う

一般的に飼われるペットのなかでも猫は「爪とぎ」をする習性があるため、場合によっては壁がぼろぼろになってしまう可能性もあります。

猫に限らずどんな動物を飼うとしても、退去時する際の原状回復費である敷金を多めに支払うことをこちらから伝えると、交渉に応じてくれることもあるといいます。

家賃の値上げの交渉をしてみるのも一つの手段!

敷金だけでなく、家賃の値上げを条件として交渉するのもよいかもしれません。

一般的にペット可のアパートは、ペット不可のアパートに比べて家賃が高額である傾向にあります。

その理由は、ペットと入居者が退去した後、部屋の状態によっては原状回復に費用がかかることがあるためです。

そのため、交渉の方法としては「ペットを飼うことを許可してもらえたら、家賃を多く支払う」と伝えてみましょう。

大家さんとの希望額の折り合いが付けば、交渉が成立し、特別にペットを飼うことを許可してもらえるかもしれません。

ペットと一緒に安心して住める環境にするためにも内緒で飼うことは避け「正直に伝える」「敷金・家賃の値上げ」などの交渉をしましょう。

ペット不可だけど魚やハムスターならいい?

これまで、アパートでペットを飼うために大家さんや管理人に交渉することに関してお話ししました。

犬や猫ではなく、魚であれば行動範囲も水槽内のみですし、毛が舞うこともないので問題ないようにも思えます。

しかし、部屋に水槽を置くと部屋の湿度が高くなり、壁にカビが発生してしまったり、木材にまで侵食しまったりすることもあります。

また、60cm程度の水槽のなかに水を入れると70kgになりますが、これを1つの場所に置いたままにしてしまうと、重さにより床が傷むことも懸念されます。

それ以外にも、水槽が割れてしまったとなれば、床が水浸しになってしまい、部屋によっては下の階の部屋にまでよくない影響を及ぼしてしまうかもしれません。

他にも、ハムスターであれば鳴き声はとても小さいですし、行動範囲もゲージから出さなければアパートを傷付ける可能性も低いので大丈夫ではないかと思うかもしれません。

しかし、動物特有の獣臭があるだけでなく、ハムスターは回し車を用意する必要があり、その遊具が回転する音で他の入居者に迷惑をかけることもあります。

また、ゲージから出さないと決めたとしても勝手に出てしまった場合など想定すると、アパートを傷付ける可能性がゼロとはいいきれません。

アパートによっても、「犬と猫は不可」「ウサギやハムスターなどの小動物は許可する」「観賞用の魚は許可する」など契約内容は異なります。

全ての動物が禁止されているのかどうかは契約書を見て確認してから交渉をするのもいいですが、心配であれば大家さんや管理人に確認をされると確実ですね。

ペット不可のアパートでペットを飼うなら許可をもらうこと

今回は、ペット不可のアパートでペットを飼い、それが知られてしまったとしたらどうなってしまうのか、ペット不可にしている理由などと一緒にお話ししました。

ペット不可のアパートでペットを内緒で飼ってしまうと、違約金や退去命令をいい渡されてしまうこともあります。

そういったトラブルを防ぐためにも先に正直に「飼いたい」という意思を伝え、家賃や敷金の増額などを提案しながら交渉をし、許可をもらってから飼うようにしましょう。

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