賃貸アパートの契約書はどんな時に必要?なくしたら困ること

賃貸アパートに入居するためには、様々な手続きが必要になります。

そして、最終的な契約時には、文章のたくさん書かれている契約書を渡されます。

目で追うのも苦痛に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、その契約書は大切なものなのです。

ここでは、賃貸契約の流れをはじめ、アパート契約時に渡される賃貸借契約書についてのお話、なくしたら困ることや対応方法などをお話ししていきます。

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アパートに入居するために!賃貸契約の流れを知ろう

まず、アパートの物件を探している方のために、入居するまでの不動産会社との賃貸契約の具体的な流れを見ておきましょう。

1.希望の部屋の条件をまとめる

不動産会社へ行く前に、自分のイメージしている部屋の希望条件をまとめておきましょう。

自分の理想が全てかなう物件があるともかぎりませんので、優先順位も決めておくと良いでしょう。

2.インターネットで条件に合う物件を検索する

上記のような自分の希望条件がまとまったら、賃貸物件サイトで条件をしぼって検索してみましょう。

理想的な物件が見つかったら、その不動産会社へ問い合わせます。

3.不動産会社へ行く

不動産会社へ問い合わせをした際に、内見の予約をしてから行きましょう。

内見を希望する物件は、1件だけではなく、何件か候補を見つけておくとスムーズに部屋探しができるでしょう。

4.物件を決める

内見をした物件が気に入ったら、早めに決定しましょう。

人気のある物件は、迷っている間に別の希望者に決まってしまう可能性があります。

5.申し込み後に入居審査

指示された必要書類を提出し、2~3日間ほどの審査期間がかかります。

6.「重要事項説明」を受ける

物件の扱い方や契約内容の詳細を確認する重要なことです。

不動産会社の宅地建物取引士の有資格者により、書面を見ながらの説明になります。

不明点があったら、その時点で確認をしておくことが大切です。

7.契約の手続きをする

重要事項説明を一通り受け、問題点がなければ契約という流れになります。

その際には、必要な書類や契約金などを用意しておきましょう。

8.物件の引き渡し後入居開始

アパートに入居するまでの流れはこのようになります。

次章から、賃貸契約後に渡される賃貸借契約書についてや、契約書をなくした場合のお話をしていきます。

アパート契約時に渡される賃貸借契約書とは?

前章では、アパートに入居するまでの流れをご説明しました。

そのなかの7.の契約手続きをした際に、「賃貸借契約書」を渡されることが一般的な流れとなっています。

その賃貸借契約書とはどのようなものなのでしょうか。

簡単に説明すると、賃貸借契約をしたことの証明書と言うことができるでしょう。

物件を貸す側と借りる側の両方が記名押印をし、それぞれが1通ずつ持つこととなります。

賃貸借契約書は、前章でご説明した6.の重要事項説明書と同じだと思われやすいのですが、重要事項説明書は、借りる側が本当に借りるかどうかの最終的な確認をするためのものとなります。

これらのような賃貸借契約書や重要事項説明書などは、記名押印したものであるため、大事なものであるということはわかるでしょう。

そのため、なくさないように貴重品と同様に保管する方がほとんどなのではないでしょうか。

しかし、いざ必要になったときに見つからず、「なくした!」などと慌てることもあるかもしれません。

そのように、アパートの賃貸借契約書をなくした場合に困ることは何かについてを次章でお話ししていきます。

アパートの賃貸借契約書をなくした!困ることは何か

それでは、アパートの賃貸借契約書をなくした場合に困ることにはどのようなことがあるのでしょうか。

●賃貸契約の期間について

アパートの賃貸借契約書には、その物件の賃貸契約の期間についても記載してあります。

契約をする際に、一度説明を受けているはずですので、記憶にもあることと思いますが、賃貸借契約書をなくした場合には、確認をすることができません。

もし、契約期間中に退去する場合は違約金が発生するケースもありますので、早めに確認をしておきたいことです。

●賃貸契約の更新料などについて

賃貸物件の場合は、契約期間ごとに更新料を支払うシステムが一般的となっています。

そのことについても賃貸借契約書に記載してありますので、賃貸借契約書をなくしたら、更新料はいくらなのかという確認ができなくなります。

●入居中の禁止事項の確認

アパートの賃貸契約時に、ペットの飼育は条件付きで可だったという曖昧な記憶だけが残っている場合もあるのではないでしょうか。

賃貸借契約書に書いてある詳しい条件を確認せずに何かペットを飼ってしまい、それが禁止されているものであれば、近所からの苦情など、トラブルに発展する可能性もあります。

同様に、楽器についても禁止とされているのに、趣味でギターやピアノを始めてしまったら、大家さんや管理会社からクレームを受けることとなるでしょう。

賃貸借契約書をなくすことによって、これらのようなことを確認することができなくなってしまいます。

アパートの賃貸借契約書をなくしたら再発行は可能?

アパートの賃貸契約をしたときに渡された賃貸借契約書をなくした場合、おもに前章に挙げたことなどを確認することができず、困ることとなります。

それでは、その賃貸借契約書をなくした場合には、再発行してもらうというのは可能なのでしょうか。

もし、賃貸借契約書を再発行するとしたら、作成日が元の契約書の日付と異なることになってしまいますし、お互いに再度押印をすることが必要となってしまいます。

そのため、そのような重要書類は、再発行することは難しいものです。

一般的に、契約書を再発行することはできませんが、物件を貸した側(大家さん・不動産会社など)で保管している書面をコピーさせてもらうことは可能です。

重要な書類はなくさないことが大切ですが、万が一、賃貸借契約書をなくした場合は、大家さんや不動産会社に相談をして、コピーをとらせてもらいましょう。

賃貸借契約書をなくしたのではなくもらっていないケースも?!

一般的に、アパートの賃貸借契約書というのは、賃貸契約時に渡されることが多いのですが、なかには押印の関係により、後日送付するというケースもあります。

賃貸借契約書が必要になったときに見当たらず、「なくした?!」と思っても、じつは、もらっていなかったということもまれにあるかもしれません。

何年も経ってからそのようなことになったとしたら、借りる側も貸す側も困ってしまう場合もあるでしょう。

通常であれば、後日送付する場合であっても、1~2週間程度で送付されるはずです。

宅建業法のなかにも、「貸借の契約をしたときには遅滞なく契約内容を記載した書面を交付しなければならない」とありますので、賃貸借契約書は必ず渡されるものです。

万が一、それ以上経っても賃貸借契約書が届かないという場合には、もしかしたら忘れられている可能性もありますので、不動産会社に早めに連絡をして確認をしましょう。

入居後のトラブル回避のため!賃貸契約時に確認するポイント

アパートの賃貸借契約書をなくすなくさないにかぎらず、アパートに入居する前の賃貸契約時には、賃貸借契約書や重要事項説明書をよく読み、確認と把握をしておくことが大切です。

しかし、文字がたくさん記載されているため、すべてを覚えることは大変なことでしょう。

そこで、覚えておきたいポイントを挙げます。

●更新料や保証料などの料金について

●入居中の禁止事項

●退去する場合の連絡はいつまでにするか

上記のことは、賃貸借契約書をなくした場合に困ることでも取り挙げましたが、入居後に確認する必要になる可能性の高い事項です。

必要になったときに賃貸借契約書を開いて確認すれば良いことでもありますが、必要になったときに焦って調べるのでは遅い場合もありますので、契約時にきちんと確認し、覚えておくと良いでしょう。

●アパート設備の故障など困ったときの連絡先

賃貸契約をする際に、「もし水漏れや設備の故障などが突然起こったときには自分で業者に依頼はしないでください」と契約時に言われることが多いでしょう。

その場合に、どこへ連絡するものだということを把握し、すぐに取り出せるところへ控えておくと良いでしょう。

●退去時の敷金返還についての条件

アパートを退去する際に、特に設備の破損や劣化などがなければ、敷金のほとんどが戻ってくる場合もあります。

しかし、なかには、「退去時のクリーニング代を敷金から補う」ということを記載しているケースもあります。

退去後に敷金トラブルを起こさないようにするためにも、敷金の返還条件についても確認しておくと良いでしょう。

アパートの賃貸契約書のポイントはおさえておこう!

これまで、アパートの賃貸借契約書についてお話ししてきましたが、アパートに入居する際には、覚えておきたいポイントがあります。

ここでご紹介したポイントは把握しておくと、入居中に突然困ることなく、退去の際もスムーズに進めることができるでしょう。

必要事項を覚えても、後になって確認したい場合もあるかもしれませんので、賃貸契約時に渡された契約書類はなくさないように大切に保管するようにしましょう。