今回の記事は「窓の断熱」というテーマですが、お部屋に断熱を施しておくことはとても大事なことです。
そのために今回おすすめしたいのが「プチプチ」を窓に貼るという手段ですね。
そこで、窓の断熱が大事な訳、気になるプチプチでの断熱についてご紹介していきます。
プチプチなどで窓の断熱を!過ごしやすさが変わる
今回は「窓の断熱」という観点にスポットを当ててお話を進めていきますが、そもそもどうしてプチプチなどで窓の断熱を行うのが良いのでしょうか。
まず、よく耳にするキーワードとして断熱を行うと快適度を高められることが挙げられます。
同じ部屋でも窓の断熱を行う、行わないで過ごしやすさに差が生まれてくるのです。
特に過ごしにくいと感じる季節は、夏や冬など極端な気温の変化が生まれやすい状況下ですよね。
そんなとき窓に断熱加工を施しておくと、外の暑い風・冷えた風をシャットアウトしてくれる効果をもたらしてくれます。
また、断熱ということで冬場は暖房器具を稼働させますが、この暖気がある空間を守ってくれる効果も期待できます。
エアコンなどを効率的に使用できるという効果も実感しやすいというわけです。
また、「暖かい部屋を出てお手洗いに向かったら思わず凍えてしまうような寒さだった」なんて経験はありませんか。
今まで暖かい部屋にいた分余計にその温度差を実感することとなってしまいますよね。
このような問題に困っている人もプチプチなどで窓の断熱を試してみましょう。
温度差を緩和する効果が期待できるというメリットも窓の断熱にはあります。
次項では、窓の断熱を行うことで実感しやすい他のメリットを考えていきましょう。
健康面や節約の面でも窓の断熱は効果を発揮
先ほどはプチプチなどで窓の断熱を行うことで室内の快適度が高まるというメリットが得られやすいことをお伝えしました。
こちらは、窓の断熱を施す理由として定番中の定番かと思いますが、他にも知っておきたいメリットが存在しています。
まずは健康面ですが、免疫力の保持に役に立つということが挙げられます。
特に冬場には厳しい寒さが感じられますよね。
冷たい風が肺に入ってしまい、肺も冷たくなってしまうのが原因で免疫力ダウンを招いてしまう可能性が出てきてしまいます。
そもそも体温が低下するということは同じように免疫力もダウンしてしまうということになると考えられているので注意が必要ですね。
前項で挙げたように、窓の断熱を行うと暖かい室内空間を保つことが可能になるので、結果的には免疫力にも良い影響を与えてくれるでしょう。
次にふれたいのは節約の面に関することで、エアコンにかかる費用をおさえることに結びつきます。
暑さや寒さが厳しい時期に活躍してくれるアイテムといえばエアコンではないでしょうか。
便利なのですが、エアコンに頼っているとそれにかかる費用も高まっていってしまうのが現状ですよね。
こちらも、前項で挙げたように「エアコンなどを効率的に使用できるという効果も実感しやすい」というメリットが関わってきています。
効率的に使用できるということは将来的に節約が可能ということができますね。
窓にプチプチをくっつけることで生じるデメリットとは?
プチプチなどを使用して窓の断熱を行うと、良い効果が発揮されやすいことがお分かりいただけたかと思います。
プチプチを使用することには嬉しいメリットがあるのが事実なのですが、それと同時にどうしてもデメリットを発生させてしまうものです。
では、窓にプチプチをくっつけることで引き起こしてしまう傾向にあるデメリットとは一体何なのでしょうか。
ひとつめは外見的な印象があまり良くはないという点ではないでしょうか。
プチプチを窓にくっつけているとなると断熱効果は高いのですが、オシャレではありません。
オシャレな雰囲気の部屋にしたい方にとっては、プチプチがその雰囲気を壊してしまう恐れもあるので不向きでしょう。
そういう場合はなるべく違和感のないものや、デザイン性のあるものを選ぶのが良いのかもしれません。
また、お家に人を招くときにプチプチが目立ってしまう可能性も出てきてしまいます。
プチプチに断熱作用が期待できることを知らない人はその姿に驚いてしまうかもしれません。
ふたつめは、人によりますが日の光が軽減されてしまったという意見もあります。
たしかに窓にプチプチをくっつけているわけですから、その分日の光を取り込みにくい環境になってしまっているのかもしれません。
「空気の層」がカギ!断熱性をアップさせるプチプチの向き
プチプチと一口にいっても、ご自宅の窓にくっつける用途で設計されている商品もあれば、品物を包み込むための梱包材として設計されているものもありますよね。
では、梱包材として利用されていたプチプチを断熱目的で利用したいとなったら、どのような向きを意識して設置するのが得策なのでしょうか。
ここでカギとなるのが「空気の層」の存在です。
窓→空気の層→室内というふうになるようにし、断熱性アップを狙います。
そのためにはプチプチのでこぼことしている面を窓に設置するのが最適ですね。
向きを考えずに窓にプチプチをくっつけてしまって後で後悔しないように、向きにも注目してみてください。
さらに、実際に梱包用のプチプチを窓にくっつける際には、メンディングテープ→両面テープという流れを守るのが重要です。
厄介なテープ跡を窓に残さないようにするために、ぜひこの作業を行うことをおすすめします。
簡単な設置&断熱性が高い窓用プチプチ
前項でお伝えしたようにプチプチには大きく分けてご自宅の窓にくっつける用途で設計されている商品と品物を包み込むための梱包材として設計されているものの2種類がありましたよね。
その両者にはどういった点に差が見られるのでしょうか。
一見、同じような印象を受けるのかもしれませんが異なっている部分があります。
◆ご自宅の窓にくっつける用のプチプチ
・プチプチのでこぼこ部分を覆うように裏表のシートが存在する。
・水のみの使用で窓に密着できる製品をよく見かける傾向にある。
・より断熱性能に優れた構造をしている。
◆梱包材として設計されているプチプチ
・シート→プチプチのでこぼこ部分という設計をしている。
・両面テープなどの使用が一般的である。
・断熱性はある程度の見込めるが、ご自宅の窓にくっつける用のプチプチよりは薄まる。
以上のように見比べた結果、簡単な設置が可能で断熱性能に優れている窓用のプチプチを活用するのが得策でしょう。
プチプチを設置して窓を上手に断熱する!貼り方は?
では、さっそくプチプチを窓にくっつけて断熱を行おうとしたときに、迷いがちなのが貼り付ける場所ではないでしょうか。
一般的にプチプチをくっつける窓の場所はというと「窓ガラス部分のみ」が多いです。
ガラスから屋外の冷たい風が伝わるのが緩和されるのが嬉しいですね。
また、窓の開閉作業も滞りなく行えるのでイライラせずに済みます。
この方法のほかに、もうひとつプチプチの貼り方があります。
それは「窓全体」にプチプチを貼るという貼り方です。
サッシ部分にもプチプチがいくように適切な大きさにカットして使用します。
意外とサッシ部分からは気になる隙間風が侵入しがちですので、隙間風対策も同時に行ってしまおうというわけですね。
盲点となりがちですが、この場所に設置した場合には窓の開閉作業が困難になってしまうことが考えられるので注意してください。
快適さ・健康面・節約面などを配慮して窓の断熱にプチプチ!
身近な存在でもあるプチプチですが、空気の層を作ってくれるため意外とお部屋の断熱性を高めてくれるものです。
外見的に異様な印象を与えてしまったりするなどのデメリットもあるのですが、お部屋の快適さ・健康面・節約面などに良い影響を与えてくれるのでおすすめできます。
また、実際にプチプチを使いたいというときには断熱性を考えて「ご自宅の窓にくっつける用のプチプチ」を利用すると効果的でしょう。