みなさんは住所の正式な表記を普段からしっかりと把握できていますか。
普段は簡易的な表記で住所を示している人も少なくはないと思いますので、履歴書などをはじめとした正式な書面を作成するとなったときに迷ってしまう場合もありますよね。
そこで今回は、住所の正式な表記を検索する方法は何か、住所の書き方やコツは何か、という点などをお伝えしていきます。
正式な住所を検索しておけば好印象にもつながる可能性アリ
正式な書面には正式な住所を記す必要性があるのは想像しやすいですよね。
しかしながら、普段は簡易的な表記で住所を記しているという人も少なくはないのではないでしょうか。
正式ではないものへの記載であるならば簡易的な表記でも問題はないのかもしれませんが、いざ正式な書面に住所を記すとなったときに迷うことのないように、前もって正式な住所を検索しておくのがおすすめです。
不動産契約に関わりのある書類から履歴書など、正式な住所を書く場面というのは人生のなかでも多く訪れるはずです。
例えば、履歴書を作成しているときに普段書いているような簡易的な表記で住所を書いてしまったとします。
そうなると、採用担当者があなたに抱く印象はダウンしてしまうのではないでしょうか。
せっかくならば「雑な印象」ではなく「丁寧な印象」などプラスの印象を採用担当者に与えたいはずです。
意外と文字というのは人の印象も左右する要素になっていますので、油断はできません。
正式な住所を検索したい!まずは役所に行くのがベスト
正式な書面に住所を記すとなったら、きちんと正式な表記で示すのが大事だということがご理解いただけたかと思います。
住所の正式な表記を既に知っていれば問題はありませんが、忘れてしまった場合やそもそも知らないという場合には困ってしまいますね。
こういった場合にはどういった対応を行うのは良いのでしょうか。
このようなときには一度役所を訪れてみましょう。
そこで住民票を受け取ると、住所の正式な表記が確認できますよ。
これが正式な住所の検索の仕方と言っても良いでしょう。
注意点として、役所で住民票を受け取る場合には身分証が必要になるので持参しましょう。
また、発行手数料も存在しています。
もし、どうしても役所に出向く予定を立てられないという場合には、郵送やコンビニエンスストアなど他の場所で受け取るという手段でも対処できます。
ただし、この方法は一部の地域しか対応していません。
身近なコンビニエンスストアを活用して住所を検索
前項でお伝えしたように、安心感が高く住所の正式表記を得られる検索方法として「役所を訪れること」を挙げました。
そこで住民票を入手して、その通りに記載していけば失敗は起こらないと思っておいて良いのではないでしょうか。
つまり住民票に示されている住所を知ることができれば良いといえますよね。
しかしなかなか市役所に行く予定が立てられないと思っている場合には、前項で少しふれたようにコンビニエンスストアを訪れてみるのが最適です。
コンビニエンスストアは便利なもので、住民票の写しがゲットできてしまうのです。
注意したい点は、マイナンバーカード(住民基本台帳カード)が必要なので持参することを忘れないようにすることです。
こちらのサービスを行っている時間帯は、年末年始を除く毎日6時30分~23時までです。
ふいに正確な住所を知りたくなった時に対応できるので有難いですね。
コンビニエンスストアとなるといろいろな場所にあり、数多くの店舗が展開されているのが現状です。
そのため、ご自身が行きやすい距離でも対応可能なコンビニエンスストアが見つかりやすいというメリットも存在しています。
住所を検索したら「アパートの名称」が存在しない!どうしたら良いか
住所の正式な表記を検索するために市役所やコンビニエンスストアを訪れられたでしょうか。
そこで住民票をゲットしたら一度目を通してみてください。
こちらの項で着目したいのはアパートといった賃貸物件にお住いの方が対象ですが、アパートなどの賃貸物件の名称が省かれているケースについてです。
例えば、「1丁目23番地4号567号室」というように、アパート名のみ省略された形で記載されているなんてこともあり得ることなので、覚えておくと良いでしょう。
住民票にこのように示されているのであれば、こちらの表記(アパートの名称を省略した形)で問題はないでしょう。
しかし、「住所の正式な表記が示されているはずなのにどうして省かれているのだろう」ときっと疑問に感じてしまいますよね。
では、どうして例のようにアパートの名称を省略した形で住所が住民票に示されているのでしょうか。
ここでカギになるのが「住所が区別できるか(特定可能か)」という点です。
アパートの名称が省かれていても、住所として区別可能だからという理由で省かれている傾向にあります。
正式な住所を検索できたら記載してみる
履歴書を始めとした正式な書面に住所を示すとなったら住所も正式な表記をしなければいけないので、これから正式な書面に住所を示す予定があるという方は一度住民票に記されている住所をチェックするほうが良いですね。
では、正式な住所を検索できたら実際に記載してみましょう。
文字をキレイに書くことは相手の人に好印象を与えるためにも大事なことなので前提にしておきます。
まず「郵便番号」を示していきますが、意外と忘れがちな点かもしれません。
郵便番号を記載する箇所が存在していないときには「〒〇〇〇‐〇〇〇〇」と数字を入れていくのが通常です。
次に「都道府県名」を省かずに示していきます。
そして「番地」を示していきますが、「〇‐〇」と省略した形で示すことのないように注意が必要です。
最後に「アパートなどの賃貸物件の名称」や「部屋番号」を示して完了となります。
ただし、前項でお伝えしたように住民票でアパート名を確認できなかった場合もあるので、そのケースにおいてはその表記(アパートの名称を省略した形)で問題はないのではないでしょうか。
コツをおさえて読みやすい履歴書を作成する
ここまで住所の正式表記の検索の仕方や、書き方をお伝えしてきました。
最後にふれたいのが履歴書などを作成する際のコツについてです。
少し気をつけるだけで読みやすさに違いが出るようになるかもしれませんよ。
まず注目したいのが「ふりがな」についてですが、こちらも悩みやすい部分になってきます。
「一体どこまでふりがなをふれば良いのだろうか」と疑問に思う方も少なくはないはずです。
一般的には、市町村名までふりがなをふればOKと考えられていますので頭に入れておくと良いですね。
しかしながら、それ以降に難しい漢字や読みにくい漢字などが存在しているケースもあるかと思いますのでその場合は臨機応変にそこはふりがなをつけるのがベターです。
他にも、「住所の箇所がどうしても長くなってしまう」という点にお困りの方も存在するとのことです。
そういったケースにおいては、2行にして書くのが最適だといわれています。
以上のようなコツをおさえておくと、役に立つときがくるかもしれません。
まずは市役所やコンビニへ!住民票の住所をみてみよう
住所の正式な表記の検索の仕方として、安心感が得られるのは住民票の内容をチェックしておくということが挙げられます。
そのため、まずは市役所やコンビニエンスストアに出向いて、住民票に示されている住所はどのようなものなのかみられるようにしておくことが大事なポイントになるでしょう。
また、住所の書き方のコツもおさえて、より丁寧な印象を抱かせられるような書面が作成できれば良いですよね。