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窓の防犯フィルムで防犯効果アップ!フィルムの種類や選び方

2019.9.22

皆さんは、しっかりと防犯対策を行っているでしょうか。

大切な家を守るためには、窓の防犯対策をしっかりと行う必要があります。

今回は、窓に貼る防犯フィルムに着目してその種類や効果、選び方などについてまとめました。

防犯フィルムを取り入れて、被害を最小限に抑えましょう。

泥棒は窓からの侵入が約60%!

家の中の金品を狙い侵入してくる泥棒ですが、実は一戸建ての場合、全体の約60%が窓から侵入していると言われています。

ちなみに、泥棒が窓からどうやって侵入してくるのかと言いますと、主に3つの方法があります。

1.こじ破り

こじ破りは、ドライバーなどの鋭利なものを使い、引き違い窓の鍵前の部分のサッシのガラス溝に差し込み、こじるようにして静かに窓を割り、開錠してしまう手口です。

2.打ち破り

これは、硬いものを投げ込んだり、バールやハンマーなどの道具を使用して叩きつけるように破損し、侵入する手口です。

3.焼き破り

ガスバーナーを使用して、窓ガラスを割り侵入する手口です。

上記のように、窓から侵入する方法としては主に3つの方法があります。

この中でも泥棒の多くは、比較的音をたてずに5分以内に解錠することができる「こじ破り」を選ぶと言われています。

ですから、5分以上侵入するのに時間がかかると分かった場合、大半の泥棒は諦めることが多いようです。

その意味でも、開錠に5分以上の時間を要する防犯フィルムを選ぶことは、対策として非常に効果的なのです。

窓に貼る防犯フィルムはどれが効果的?

いざ、防犯フィルムを購入しようと思っても、種類がたくさんありすぎてどれを選んだらいいのか分からないという方も多いかと思います。

また、見た目で強度を判断することも困難です。

ちなみに防犯フィルムには、大きく分けて以下の2つの種類があります。

・CPマーク認定品
・認定外のもの

このCPマーク認定品は、警視庁、国土交通省、経済産業省の3省庁が性能検査を行い、泥棒が建物の内部に侵入可能になるまで、5分以上の時間がかかることを認定されたものです。

さらに専用の資格を持った技術者のみが施工でき、施工して初めてCPマークを貼ることができます。

通常、CPマーク認定品は市販で販売しておらず基本的には購入することができません。

認定外のものは、市販品と考えてよいでしょう。

CPマーク認定の防犯フィルムを貼った窓は、バッドで打撃しても割れないほどの強度があります。

ここまでして割れないとなると、ほとんどの泥棒が窓からの侵入を諦めると言います。

防犯対策として考えるのなら、やはり防犯効果の高いCPマーク認定品のものを、プロの技術者に施工してもらうと安心です。

CPマーク認定品の防犯フィルムと防犯ガラスとの違い!その相場は?

防犯に効果的なCPマーク認定品の防犯フィルムですが、その気になる相場についてご紹介します。

防犯フィルムの施工を技術者に依頼した場合、1平方メートルあたり18,000~25,000円が相場とされています。

また、耐用年数は約10年です。

施工者の技術によって性能が変化するため、信頼できて腕のいい業者を選んで頼みましょう。

また、防犯フィルムのほかに防犯ガラスがありますが、こちらの料金の相場は1平方メートルあたり40,000~60,000円と言われています。

ガラスですので耐用年数は20~50年と長いですが、その分高額になります。

防犯フィルムは「こじ破り」「焼き破り」には強いと言われていますが、「打ち破り」ですとフィルムが剥がれる恐れがあります。

一方で、防犯ガラスは全てに対して、十分な効果を発揮すると言われています。

しかし防犯フィルムは、災害時のときに窓を破って脱出できるというメリットがあります。

防犯フィルムは、内側からなら比較的簡単に破れるようになっており、割ったとしてもガラスの破片が飛び散りにくいのも特徴です。

その点、防犯ガラスは窓を破って建物から脱出するのは困難です。

また、割るとガラスが飛び散るため、ケガの恐れもあります。

もしもの災害があった際、脱出しやすい点では防犯フィルムが勝っていると言えるでしょう。

窓に貼る防犯フィルム、認定外のものはどんな種類がある?

ここまでお伝えしたように、CPマーク認定品の防犯フィルムは防犯対策として非常に効果的です。

ただし相場を見て分かるとおり、結構な費用がかかりますので「1階全ての窓にフィルムを貼るのはお金がかかりすぎる」という方もいらっしゃるかもしれません。

前に防犯フィルムには、CPマーク認定品と認定外のものがあるとお伝えしました。

認定外のものは、やはりCPマーク認定品と比べお安く購入することができますし、自分で貼ることも可能です。

しかし、認定外のものの中では防犯の効果が期待できないものもあります。

種類についてまとめました。

・ホワイトフィルム

すりガラスのようになるフィルムで、中を見えにくくすることで防犯効果を狙ったものです。

ガラスの強度を高める効果がないものでも、防犯フィルムとして販売されていることがあります。

・ブラックフィルム

窓が真っ黒になるフィルムのことで、ホワイトフィルム同様、中を見えにくくすることで防犯効果を狙ったものです。

ガラスの強度を高める効果がないものでも、防犯フィルムとして販売されていることがあります。

・200ミクロン前後の防犯フィルム

ある程度の効果は期待できますが、CPマーク認定品のように5分以上の耐久性は保証されていません。

ただし、安価であり自分で貼ることでコストを抑えることができます。

中には100ミクロン以下の厚みでも、防犯フィルムとして販売しているものもあります。

このようなフィルムは、防犯対策としては効果が不十分なこともあるので、注意しましょう。

市販品の中で防犯効果が期待できる防犯フィルム!

基本的に、「CPマーク認定品の防犯フィルムは350ミクロン前後の厚みである」と言われています。

実は、市販品の中でも厚みが300ミクロン以上あるものがあります。

●ノムラテック:保険付透明ガラス専用防犯フィルム360 A3サイズ透明

参考価格:¥4,104

こちらの防犯フィルムは、360ミクロンの厚みがあるA3サイズのフィルムが2枚入っています。

また、お見舞い保険つきなのが特徴的で、万が一の場合一律2万円まで支払ってくれるとのことです。

*保険においては事前に同封のハガキでの登録が必要、および警察署へのお届け、指定の書類の提出が必要です。

表面は擦り傷に強い、ハードコート処理が施され、施工用のヘラが1枚付属しています。

誰でも簡単に貼ることができます。

窓全面とまではいきませんが、手頃に防犯効果を高めたいという方にはおすすめの商品です。

防犯フィルム以外でも防犯対策!効果的なアイテム

防犯フィルムは、窓の解錠を防ぎ泥棒の侵入を阻止するのに効果的です。

ほかにも、侵入させないための様々なアイテムがありますのでご紹介していきます。

●センサーライト

センサーライトは、動く物体の熱量に反応し、自動的に一定の間ライトで照らしてくれるものです。

明かりが点くことで、侵入者の存在を気づかせたり、侵入者に心理的インパクトを与え犯行を断念させる効果が期待できます。

泥棒にとっては、なるべく短時間で解錠を行うことができるかが、大きな分かれ道となります。

そんなとき、センサーライトによって照らされてしまうと犯行を躊躇する気持ちが生じやすいのです。

また、センサーライトによって照らされば、隣人や通行人などにも気づかれやすくなります。

ただし、猫や犬などの動物にも反応しますので、よく考えて設置場所を決めましょう。

●窓用センサー

窓用センサーは、窓を開けた際に警報がなるという防犯グッズです。

両面テープで取り付けるので非常に簡単です。

その上、価格も100円程で購入することができますので、全ての窓に取り付けてもよいですね。

防犯対策をしっかりと行おう

入りやすく周りから見えにくい家は、泥棒にとって格好の標的になります。

特に窓からの侵入は、全体の約60%と言われていますから、防犯フィルムは非常によい対策と言えるでしょう。

防犯フィルム以外でも、センサーや監視カメラなどを設置することでも防犯対策に繋がります。

家の中に侵入させないためにも、防犯意識を高く持って対策を行いましょう。

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