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窓に防犯グッズをつけても換気ができる?おすすめをご紹介

2019.11.16

空き巣などによる侵入経路として選ばれる場所として、窓が最も多いことをご存知でしょうか。

アパートなどの賃貸住宅だけではなく、立地によっては戸建ての住宅でも、窓の防犯対策を施したいとお考えのご家庭も多くあるでしょう。

しかし、いざ防犯対策に防犯グッズを設置したとして、設置前と比べて不便さをなるべく感じないようにしたいですよね。

そこでこちらでは、窓の防犯について、おすすめの防犯と換気を同時にできる防犯グッズ、その使い方、使用時の注意点などについてお伝えしていきます。

窓は思っているよりも無防備かも?空き巣に狙われやすい家とは

外出の際に、きっちりと鍵をかけたか確認している方というのは想像以上に少ないかもしれません。

なぜなら、空き巣などの窃盗被害にあう大きな原因として、意外にも無施錠であったことによる割合が多いのです。

その割合は、戸建ての家やマンションなどの集合住宅に関わらず、無施錠による窃盗被害の割合は4割を超えます。

そのため、ゴミ捨てなどの至近距離への外出でも、換気を目的にした窓や玄関の鍵を、その都度日頃から施錠をしておく習慣をつけておくことが大切です。

また、多くの窓に使われている鍵に「クレセント錠」があります。

このクレセント錠は、実は防犯目的というよりは、音漏れを防ぐための目的でつけられた器具であるということをご存知でしょうか。

そのため、ご自宅の窓にこのクレセント錠しかついていない場合は、防犯としてはほとんど意味をなしていないと言っても過言ではないかもしれません。

そのような場合には、補助錠などの防犯グッズの設置や、防犯対策のされたクレセント錠への付け替えを考慮してみてください。

侵入犯は、事前に侵入しやすい家を狙うものです。

下見では侵入しやすい足場や、壊しやすいシャッターや面格子などの設備、補助錠のない窓などを確認しています。

もしもお住いのご自宅が、通りから見通しが悪かったり、死角が多かったりする場合には、防犯グッズの設置は時間稼ぎになり有効となるでしょう。

換気をしている在宅時でもご用心!防犯グッズを活用しよう

侵入の手口には、無施錠やガラス破りなど、住人が不在の時に被害にあうイメージがありますよね。

しかしながら、深夜住人が寝静まっているときに侵入する「忍び込み」と、日中在宅しているときに侵入する「居空き(いあき)」という手口による被害も、多くあることは意外に知られていないでしょう。

在宅中の忍び込みと居空きは、侵入手段は無施錠であることが7割から8割と高い割合を占めています。

前述した自宅不在時の4割に比べても非常に高いことがわかりますね。

特に忍び込みでは、夜暑いときなどに換気や通風のために、窓を開けたまま就寝しているご家庭では注意が必要です。

もしも、夜窓を開けて寝たい場合には、補助錠やブザーなどの防犯グッズを使用することをおすすめします。

「自分は大丈夫」「うちに限って」などと過信することは禁物です。

次項からはすぐに始められる防犯対策や防犯グッズについて、お話ししていきます。

すぐに設置できる防犯グッズにはどのようなものがある?

すぐにできる防犯対策として、どのような防犯グッズがあるのか見ていきましょう。

先にご紹介したように、補助錠は簡単に取り付けられるため、窓の防犯対策に効果が期待できる防犯グッズです。

補助錠を取り付ける場所は、サッシの上下に取り付けるタイプ、ガラスに直接取り付けるタイプ、窓のレールに取り付けるタイプなどがあります。

また、取り付け方は両面テープを使用するか、レールに取り付けるタイプはレールにはめ込むだけなので簡単にできます。

補助錠は防犯と同時に室内の換気もでき、部屋を常に閉め切りにする必要がないので便利なグッズです。

アパートなどの賃貸住宅で設置を考えている場合は、設置前に管理会社などに取り付け可能か確認しておくと良いでしょう。

また、クレセント錠には最近のタイプですと、警告音が出るタイプのものや、クレセント錠本体に鍵のついているタイプ、暗証番号を使うタイプのものなど、防犯性の高いものが販売されるようになってきました。

そのため、窓の防犯に不安を感じる方は、クレセント錠自体を交換することを考えてみても良いでしょう。

また、鍵を増やすことで直接窓に防犯対策を講じる方法だけでなく、窓に防犯フィルムを貼る、窓の下に踏むと音が出る石を置く、センサーライトを取り付けるなどして、防犯効果を上げる工夫も必要です。

窓の防犯と換気を同時にできる!おすすめの防犯グッズ

防犯も大事ですが、やはり部屋や家の中の換気はしたいですよね。

在宅時でも、使っていない部屋の窓を開けておきたい場合ももちろんあるでしょう。

そのようなときに、防犯対策をしつつ換気もできる、窓の防犯グッズについてご紹介します。

〇日中製作所:通気戸じまりくん

換気をしながら戸締りもできる、サッシ用クレセント受け金具です。

この受け金具をご自宅の既存の受け金具に取り付け、さらに延長して使用でき、3段階にクレセント錠をかけられます。

ドライバーがあれば取り付けられるので簡単ですね。

〇伊藤製作所:ワンタッチ・シマリ

押すだけで施錠と開錠ができるサッシ引き戸用補助錠です。

警察防犯協会推薦の防犯器具製品なので、サッシの上下に取り付ければかなりの防犯効果が期待できます。

両面テープでの取り付けのため簡単で、換気をしたいときにも適しています。

両方とも安価で手に入れられますので試してみてはいかがでしょうか。

他にもおすすめ!換気もできる窓の防犯グッズはこれ

こちらでもさらに窓に簡単に取り付けられて、換気もできる防犯グッズをご紹介します。

〇ノムラテック:ロータリーウィンドロック

窓ガラスに強力両面テープでプレートをつけ、そのプレートに引っ掛けて使用する構造です。

ダイヤルの鍵を外しておけば、仮にガラス破りをされても窓が開かないので、1階の集合住宅にお住まいの方や女性の方におすすめです。

〇綜合警備保障:アルソックロック

ガラス面に直接粘着シールで貼るタイプで、簡単に補助錠が取り付けられます。

2枚あるロック板の上げ下げで窓の開け幅を調節するので、換気も可能です。

また、取り付けた外側から「ALSOK」とマークが見えるので、実際にアルソックのホームセキュリティを設置していなくても、犯行抑止効果が期待できます。

これまでご紹介した補助錠は、不在時の侵入を防ぐ対策には効果があるでしょう。

しかし、在宅時を狙う忍び込みや居空きにとっては、補助錠でロックしていても窓を開けている家であることには変わりはないので、ターゲットにはなりやすいかもしれません。

そのため、換気が必要な時にだけ窓を開けるようにし、不必要なときには極力施錠するようにしてください。

また、寝るときに補助錠を使用して窓を開けておくと、防犯面では万全とは言えませんので注意して使用することが肝心です。

窓だけじゃない!換気に便利な網戸にも防犯グッズを

在宅時に窓を開ける際に、換気ももちろんのこと、外から虫などの侵入を防ぐためにも網戸を使わない方はいないでしょう。

そこで、サッシだけではなく、網戸にも使える防犯グッズを取り入れてみてはいかがでしょうか。

探してみると網戸とサッシで共用できるものも多数あるのでおすすめですよ。

〇ノムラテック:防犯センサー&Wサッシロックセット

網戸やサッシを上下でロックできるだけでなく、防犯ブザーがついているので、在宅時に窓を開けていて外からの侵入者があった場合にブザーが知らせてくれます。

夜に窓を開けて寝たい場合にも効果を発揮してくれそうですね。

その他にも、ご自宅の網戸のメーカーが分かる場合には、そのメーカー網戸専用の網戸ロックをオプションで取り扱っている場合があるので、一度探してみても良いかもしれません。

代表的な例をあげると、川口技研、YKK、三協アルミ、立川アルミなどのメーカーです。

また、網戸は樹脂が素材であるため簡単に破損してしまうもので、網戸の枠自体もサッシに比べたら弱い造りであることは否定できません。

そこで、網戸自体を換気の機能を損なわず、防犯対策にもなる頑丈なタイプのステンレス網戸に入れ替えるのも1つの方法です。

既存の網戸と簡単に入れ替えられますが、ステンレス製であることでコストがかかっていて値段が高いという難点があります。

しかし防犯グッズの予算に余裕がある方には、ステンレス網戸はおすすめです。

防犯と換気を両方できる防犯グッズを試してみよう!

防犯と換気はいわば両極にあるもので、どちらか一方を重視すればもう一方はおろそかになってしまいます。

こちらで、その悩みを一気に解消できる防犯グッズをご紹介したので、試してみてはいかがでしょうか。

ただし、防犯グッズを使っているからといって、完全に犯罪が防げるものではないということは頭に置いておいてください。

いくつかの防犯対策を同時に取ることで、よりご自宅の守りが強化されますよ。

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