アパートで子供と一緒に暮らしている場合、リビングの使い方は子供の成長と共に変化してくることでしょう。
子供が赤ちゃんの場合には母親の目が届くリビングでの生活がほとんどですし、園児時代も親の目が届くリビングで遊ぶことが多いですよね。
小学校でもまだまだ自分ひとりで勉強するには難しい年頃ですので、リビングで一緒に勉強することもあります。
このように子供と一緒に過ごすことの多いリビング、アパートではどう使えばいいのでしょうか?
子供と一緒に過ごすことが多いアパートのリビング!
アパートに子供と一緒に暮らす場合、子供が小学校に上がる前では特に、リビングで子供と一緒に過ごす時間が多くなります。
赤ちゃんなら目が届く範囲に居てもらいたいですし、幼稚園児なら園から帰ってから一緒に過ごすのがリビングだという方も多いのではないでしょうか。
子供がいない夫婦2人のうちは、自分たちの好きなようなインテリアを揃えられましたが、子供ができるとなかなか思うようにいかないことも多くなりますよね。
子供と一緒に過ごすことの多いリビングを、どうすれば快適に過ごすことができるでしょうか?
子供がいるからと言って、全てを諦める必要はありません。
ポイントを押さえて、部屋を広く見せたり、自分好みのスタイルに仕上げていきましょう。
また、アパートであれば限られた空間でもあるため、有効にリビングを使いたいところです。
自分たちの好みを取り入れつつ、子供とともに過ごせる快適なリビングが作れたら良いですよね。
次項からは、子供がいるリビングを快適に過ごすアイデアをご紹介していきます。
子供が赤ちゃんの場合!アパートのリビングはこうしよう
アパートに住んでいて子供が赤ちゃんの場合、赤ちゃんから目を離すことのないようリビングで一緒に過ごすことがほとんどですよね。
この場合、赤ちゃんがリビングにいるため、赤ちゃんに使う用品は全てリビングで使えるようにする必要があります。
主に必要なものは以下の通りです。
・寝る場所
・オムツセット
・遊ぶスペース
赤ちゃんは日中も寝ていることが多いですので、リビングに寝る場所を作るのが一般的です。
ただし、ベッドにしろお布団にしろ、寝ているときにあまりうるさくない場所がおすすめです。
テレビを見てリラックスしたいと思っても、赤ちゃんがテレビの音で起きてしまう可能性もあります。
リビングの隣に畳敷きのちょっとした小部屋があれば、寝る場所はそこにしても良いですね。
また、寝る場所にはオムツセットを用意しておきましょう。
オムツセットは生活感が出がちですが、入れ物を自分好みの収納ボックスにすればリビングの雰囲気を壊すことが少なく済みます。
ハイハイや伝い歩きができるようになったら、床にコルクマットのようなアパートの階下に音を響かせない防音マットを敷くと良いです。
マットも素材や種類を選べば、自分好みに合ったリビングにできるでしょう。
子供が園児の場合!アパートのリビングで全て済ませる工夫を
子供が幼稚園児や保育園児の場合、まだまだアパートのリビングで過ごす時間は多いですよね。
しかも、園の制服や帽子やかばんなど毎日使う一式のものがあります。
園児などは遊びたい盛りですから、荷物など上手に片づけられずにいつも散らかってしまうことが考えられます。
まして、自分の部屋などはまだ必要ないことも多いですので、まずはリビングで全て済ませられるような工夫をすると良いでしょう。
アパートが狭い場合はあれこれ揃えることはできませんし、その必要もありません。
基本的に、園の道具一式を入れられる棚が一つ、遊ぶものをしまっておく棚が一つあれば十分でしょう。
また、収納は自分でできるよう、簡単な動作で済むことが大切です。
開けたり閉めたりの必要がなく、かばんならここ、帽子はここと場所だけ決めて、後はポンッと置くだけで済むようにしましょう。
おもちゃに関しても、ざっくりとしたボックスを用意して、遊び終われば全てそこに入れるだけで済むようにすると、子供自身が片づけやすくなります。
細々としたものはそれ専用のボックスも用意すると、ごちゃごちゃせずに済みます。
リビングの雰囲気を壊さないためには、棚や収納ボックスの素材をリビングの雰囲気に合わせることで解決するでしょう。
アパートで子供が小学生の場合!基本は園児と一緒の考え方で
子供が小学生になると、ランドセルから学校の教科書・ノート、その他色々なお道具セットなどで荷物はいっぱいになります。
しかし、基本的には園児のときと一緒の考え方でOKです。
小学校で必要なものを入れる棚一つ、遊ぶものをしまっておく棚を一つ用意しましょう。
アパートのリビングが狭い場合、収納場所が決まっていないとあっという間に散らかってしまうはずです。
収納場所を作ったら、きちんとしまう習慣を着けさせることも大切です。
小学生で気になる机ですが、アパートならまだ必要ないかもしれません。
低学年では親の目が必要なことが多いですから、リビングでの勉強は必要となるでしょう。
勉強用の机を用意してもいいのですが、ダイニングテーブルは食事時以外は基本的に空いてますので、ダイニングテーブルでの勉強で十分かと思います。
親としても、学校からのお便りや宿題の確認がすぐできるため、リビングに子供のものがあるのは便利であることが多いのです。
アパートのリビングが狭い場合は、子供の全てのものをリビングに置こうとせず、使う頻度の高いものだけリビングに置き、それ以外のものは別の収納場所にまとめておいても良いでしょう。
子供が低年齢限定リビング!子供中心の配置に
こちらでは、子供がいるアパートのリビング活用法として、低年齢限定型のリビングのご紹介をします。
夫婦二人きりであれば、こだわりのあるインテリアを目指すことは容易でしょうが、子供がいてはそれも難しいのが現実です。
となれば、子供が低年齢の間だけの限定と決め、リビングを子供中心の配置にしてしまうという方法があります。
子供が複数になると子供の荷物は倍にもなり、遊ぶパワーもアップすることでしょう。
それを無理に抑えようと思ってもなかなか難しいものがあります。
そのため、まずは自分たちの好みのリビングは後回しにし、子供中心のリビングにしてしまおうというわけです。
とあるご家庭のお話では、リビングと子供スペースを併設したところ、子供たちはわざわざリビングにおもちゃなどを持ってきて遊ぶとのことでした。
せっかく設けた子供スペースではなくリビングで遊ぶということは、子供スペースが無駄になってしまうということです。
その時このご家族はリビングと子供スペースを入れ替えたところ、どちらも快適に過ごすことができる空間となったそうです。
固定概念にとらわれず、子供が小さいうちはリビングを子供のために開放するのも良いかもしれません。
やはり自分の好みは外したくない方!子供がいるリビングで押さえるポイント
前項では、アパートのリビングを子供に開放する子供中心での考え方をご紹介しました。
しかし、リビングは皆が集まる場所です。
子供が寝静まれば、大人の時間を過ごす大切な場所でもありますよね。
そのような時間を大切にするような方は、リビングが子供中心では少し物足りなく感じるかもしれません。
そのような方のために、リビングで気を付けるべきポイントをご紹介します。
〇リビング全体に統一感を持たせる
リビングに統一感があれば、部屋としてのまとまりは感じられるようになります。
シンプルが好みであれば、色数をあまり増やさないようにしましょう。
子供の持ち物の色が気になる場合は、棚の前にカーテンなどを付けても良いかもしれません。
〇家具は低めのものを選ぶ
子供の棚などが増えると、圧迫感を感じるかもしれません。
それを防ぐには、背の低い棚などで揃えると荷物の多さは気にならなくなるでしょう。
〇自分のお気に入りコーナーを作る
子供のもので占められたリビングでは占領された気分になってしまう大人もいますよね。
そのような方は、リビングに自分のお気に入りコーナーを作ると気分が満たされることでしょう。
アパートのリビングは低年齢であれば子供中心でも!
アパートのリビングは一軒家と違い、あまり広くないこともあります。
そのため、子供がいる場合にはリビングをどう使うかが大事なポイントになるでしょう。
子供が小さいうちは特にリビングで一緒に過ごす時間も多いでしょうから、必ず必要な子供のものだけをリビングで共有するようにすると良いですね。
自分らしさを失わないためには、リビングの統一感を持たせる、家具は低めを選ぶ、自分のお気に入りのコーナーを作るなどで工夫していきましょう。