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コーポとアパートに違いはあるの?定義や呼び方の違いを解説

2019.10.29

不動産物件には、いろいろな呼び方があります。

アパートやマンションがよく使われますが、他にもコーポやハイツといった呼び方も耳にしますよね。

これらの呼び方にはどのような違いがあるかご存知ですか。

こちらでは、コーポやアパートなどの不動産物件の定義や、呼び方の違いについて解説していきます。

アパートとマンションの違いから確認していこう

不動産物件と言ってもいろいろあり、呼び方にも違いがあります。

中でも、マンションとアパートはよく使われるものですが、この2つの違いはご存知でしょうか。

実は、マンションにもアパートにも、決められた定義はありません。

一般的にどのように分けられているかというと、以下の通りになります。

〇マンション

・3階建て以上
・RC(鉄筋コンクリート)造、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造、重量鉄骨造

〇アパート

・2階建て
・木造や軽量鉄骨造

以上の定義で見ていくと、単純な判断基準として、3階建てであればマンション、2階建てであればアパートと分けられます。

構造の違いは外観からは見分けがつかないことが多いでしょうから、階数によっての見分け方がひとつの重要な判断材料となることでしょう。

それではコーポというのは、どういった定義になっているのでしょうか。

イメージからはマンションではなさそうですので、どちらかと言えばアパート寄りだと考えればいいのかもしれません。

次項で確認していきましょう。

コーポって何?アパートとの違いは?

前項では、マンションとアパートの一般的な定義について解説してきました。

どちらも詳しい構造までは分からないにしても、マンションとアパートの違いは何となく理解している方も多いことでしょう。

それでは、コーポに関してはどうでしょうか。

コーポと呼ばれるような不動産物件を見かけることも多いのですが、イメージとしてはアパートとあまり違いがないように感じます。

実際、コーポもマンションやアパートと同様、定義を明確にしているものは何もありません。

一般的な定義としては、2階建てであり、木造や軽量鉄骨造ということですから、アパートと何ら変わりがないということになるでしょう。

また、コーポと似たようなものに、ハイツというものがあります。

ハイツというのも特に決まった定義はありませんが、一般的にはプレハブ軽量鉄骨造などを指すことが多いようです。

マンションは別にするとしても、アパート・コーポ・ハイツはどれも定義は同じようなものですが、それぞれ違う呼び方をしています。

なぜこのような呼び方の違いが生じているのでしょうか。

コーポやハイツの名前!なぜ呼び方に違いがあるの?

コーポやハイツなど2階建ての不動産物件では、同じような定義にもかかわらず呼び方に違いがあります。

このような違いはなぜ起きているのでしょうか。

これは、貸主の意向が反映された結果と言えるようです。

どういうことかというと、不動産物件に名前を付ける場合、どういうものにコーポと付けて、どういうものにハイツと付けるという決まりはありません。

貸主が「コーポ○○」と付けたければ、それが物件の名前として決まってしまうのです。

また、読み方の違いとしては、その時代の流行もあるのでしょう。

コーポ・ハイツなどといった呼び方の印象としては、ひと昔のイメージを持たれる方も多いかもしれません。

以前に流行ったコーポやハイツという名前がまだ継続して使われているということでしょう。

マンションにしてもアパートにしても、カタカナ表記のほうが新しくて素敵な物件であるとイメージされやすいということもあるようです。

不動産物件自体に定義がないように、物件の名前の付け方にも定義はないということになります。

コーポなどの名前に惑わされないで!物件の構造と名前は別物

前項のお話で、コーポやハイツなどと呼び方の違いがあるのには、貸主側が物件のイメージを上げるよう工夫して名付けられた結果であることをお伝えしました。

不動産物件で、アパートはこういうもの、コーポはこういうものという定義がないように、名前自体にも定義はありません。

そのため、物件の構造と名前のイメージが合わないようなことがあります。

物件の名前にコーポと入っていても、新しいアパートということだってあるのです。

また、逆もあり得ることで、フランス語のようなカタカナ表記の名前の物件を実際に見に行ったら、とても古い物件でビックリしてしまったということもあるようです。

貸主が物件のイメージを上げるために、実際の物件とは似つかわしくない名前が付けられていることもありますので、その点には注意していただけるといいでしょう。

ただし、不動産物件を扱っている不動産会社のほうで、物件の定義に関してはある程度しっかり区分けされていることも多いですので、構造などにもこだわって選びたい方は、その確認も行っておきたいところです。

アパートやコーポなどの呼び方!元々の意味は?

不動産物件は、マンションやアパートなど、呼び方に違いがあります。

それでは、その呼び方の元々の意味はご存知でしょうか。

それぞれの言葉の意味を確認してみると、なるほどと思うかもしれません。

こちらで元々の意味を確認していきましょう。

〇マンション(mansion)

・英語
・意味 豪邸・邸宅

〇アパート(apartment)

・和製英語
・意味 共同住宅

〇コーポ(cooperative house)

・和製英語
・意味 共同住宅

〇ハイツ(heights)

・英語
・意味 高台(にある家)

〇メゾン(maison)

・フランス語
・意味 家

〇ハイム(heim)

・ドイツ語
・意味 家

呼び方はいろいろありますが、共通しているのは人が住むための家である、ということです。

イメージを大事にする貸主側の意向によっていくつもの呼び方に分かれていった過程を思うと、興味深い気がします。

その他にも、英語で大豪邸を意味するレジデンス(residence)という言葉を使ったり、庭に囲まれた大豪邸という意味のコート(court)などもマンションに使われているところを見かけます。

英語で宮殿という意味があるパレス(palace)という言葉も使われていますが、かなり高級感のあるマンションがイメージできますね。

こちらの違いも確認しよう!メゾネットとテラスハウス

アパートやコーポなど呼び方に違いはありますが、家という意味合いでは繋がっています。

ただし、名前の付け方に定義はないため、イメージが先行しがちということがあります。

名前と違ったイメージの物件もありますので、実際には内覧で確認することが大切でしょう。

こちらでは、確認しておいてもらいたいその他の不動産物件として、メゾネットとテラスハウスを解説します。

住居の選択肢として覚えておきましょう。

〇メゾネット

メゾネットは、住空間が2層以上に分かれているものを意味します。

違う階同士が階段などによって室内で繋がっています。

マンションでは全体がメゾネットになっていることは少なく、最上階など限られた階のみのことが多いでしょう。

2階建ての賃貸物件などで、上下階が繋がっているような場合もあります。

〇テラスハウス

一般的に2階建ての連続式住宅のことを意味します。

住宅が壁を通して繋がっていますが、個別のテラスと庭を持っていることが特徴です。

どちらも普通の物件とは違うため、興味があればこちらの物件を探してみてはいかがでしょうか。

アパート・コーポ・ハイツの定義は同じ

不動産物件では読み方に違いがありますが、定義が決まっているわけではありません。

一般的にマンションやアパートは、階数や構造の違いで分けられています。

ところが、アパート・コーポ・ハイツなどは、一般的な定義がほぼ同じになっています。

なぜコーポ・ハイツなど名前の違いが生まれたのかは、貸主側の物件のイメージを上げるための意向が含まれているようです。

名前と物件でイメージが違うこともありますので、その点にはご注意ください。

 - アパート, 住宅