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不動産事務の仕事内容や給料は?どんな人が向いている?

2019.11.14

事務職への就職・転職を考えている方の中には、不動産業界に興味を持たれている方もいらっしゃると思います。

お客さんとして不動産会社を利用することはあっても、実際にその中で働くとなると、どんな仕事をするのかイメージが沸きづらいかもしれません。

この記事では、不動産事務の仕事内容や給料についてご説明します。

不動産事務の仕事内容は?

不動産事務と一口に言っても、働く不動産会社の規模などによって仕事内容は変わってきます。

ここでは、町の小さな不動産会社で働く場合と、オフィスビルなどに入っている大手不動産会社で働く場合に分けて仕事内容を見ていきましょう。

まず、小さな不動産会社の事務では、以下のような業務を担当します。

・賃貸物件や売り物件の問い合わせ対応
・店頭に貼る物件の広告作成
・Webサイトに掲載している物件情報の登録や削除
・大家さんへの家賃送金
・居住者の入金確認
・管理物件の点検
・Webサイトなどへの掲載写真の撮影
・来客時の対応
・賃貸契約や売買契約の書類確認

一方、大手不動産会社では、会社にもよりますが主に以下のような業務を担当します。

・賃貸物件や売り物件の問い合わせ対応
・専用システムでの入居状況管理
・送金の手続きや確認
・賃貸契約や売買契約の書類作成
・その他社内の事務作業

小さな不動産会社のほうが幅広い業務を任されるのに対して、大手不動産会社はより範囲の狭い業務に特化して仕事をすることが多いようです。

また、大手不動産会社の場合、事務手順がしっかりとマニュアル化されていたり、規定が厳しかったりする分、個人の裁量でできる仕事は減るかもしれません。

不動産会社の規模によって仕事内容が違うことがおわかりいただけたでしょうか。

では次に、小さな不動産会社と大手不動産会社の給料の違いについてご説明しましょう。

不動産会社のタイプによって給料が変わる

町の小さな不動産会社で働くのか、都心のオフィスの大手不動産会社で働くのかによって、不動産事務の給料は変わってきます。

一般的に、大手不動産会社のほうが給料が良く、雇用も安定しています。

近年は「働き方改革」が推進されており、長時間労働の改善に取り組む大手企業であれば、残業時間や残業代についてもしっかりと管理されているところが多いでしょう。

小さな不動産会社は、大手企業に比べると給料が安めの傾向にあります。

前項でお話しした通り、幅広い業務に挑戦するチャンスがあり、個人の裁量が大きくやりがいがあるのは小さな不動産会社で働く魅力でしょう。

しかし、それに見合った給料をもらえないと感じてしまうこともあるかもしれません。

やりがいと給料とのバランスに納得がいくかよく考える必要がありそうです。

正社員・派遣・パートなど働き方によっても給料は違う

不動産会社の規模以外に、働き方のスタイルによっても給料は変わります。

不動産事務として働くには、正社員や派遣社員、パートで働くという方法があるでしょう。

最も給料が良いのは、やはり正社員です。

不動産事務は専門性が求められる仕事であるため、一般事務よりも年収が高いと言われています。

その分、正社員は残業が多くなりやすいというデメリットもあります。

派遣社員やパートの場合、給料は基本的に時給です。

賞与ももらえないため、正社員より年収が下がってしまうものの、大手不動産会社の事務であれば時給1,500円を超えるようなところもあります。

正社員より残業が少なく、一般的なアルバイトなどに比べて時給が高いのが、派遣社員やパートとして働くメリットと言えるでしょう。

なお、大手不動産会社の事務は正社員の募集があまりありません。

初めは派遣社員として働き、しばらくしてから正社員に登用されるというケースがほとんどです。

不動産事務で給料を上げるには資格を取ろう

事務職は営業職などと比べると成果が見えにくいため、給料がなかなか上がりにくいのがネックと言えます。

「不動産事務でも給料を上げたい!」という方は、資格試験を受けてみましょう。

中でもおすすめは「宅建(宅地建物取引士)」という国家資格です。

宅建の資格を持っている人が店舗にいなければ、賃貸や売買の契約を進めることができないため、とても重要な資格なのです。

宅建を持っていると、月給とは別に資格手当を毎月もらえるという企業も多く存在します。

転職の際、応募条件として宅建資格を取得していることを求められることもあるため、持っていると転職にも有利になるかもしれません。

その他には、「賃貸不動産経営管理士」という資格もあります。

賃貸住宅の管理に関する知識を持っていることを証明でき、この資格を所持していることで手当を付けてくれる企業もあります。

未経験からでも不動産事務に転職できる?

ここまで、不動産事務の仕事内容や給料についてご説明しました。

不動産に関する専門的な知識が求められる不動産事務ですが、未経験から転職することは可能なのでしょうか。

インターネット上の求人情報を見てみると、「未経験可」となっているものが多く見受けられます。

専門知識が必要な仕事ですが、研修があったり、仕事をしながら教えてもらったりして覚えていくことができる環境が多いようです。

現在、都心を中心に再開発ブームがあり、不動産業界では多くの人手を必要としています。

未経験だからといって遠慮せず、不動産業界の扉をたたいてみてはいかがでしょうか。

一度この業界で働いて専門知識を身につければ、高い専門性を活かしてキャリアを長く築くことができるでしょう。

不動産事務に向いているのはこんな人!

最後に、不動産事務に向いている人の特徴をご紹介しましょう。

いくら他の事務職と比べて給料が高めであるからといって、向いていない仕事を続けるのはとても大変です。

自分が不動産事務に向いているか、チェックしてみてください。

●電話応対に苦手意識がない

お客さんや他の不動産会社とのやりとりで、電話をかけることが多々あります。

電話に苦手意識を持っている人にはストレスに感じてしまうかもしれません。

●人と接するのが好き

賃貸や売買の契約をしたいお客さんだけでなく、大家さんや業者の方など、様々な人が不動産会社に訪れます。

来客対応を初めに担当するのは事務の役割なので、接客が好きな人のほうが向いていると言えます。

●PCスキルがある

契約書や店頭広告の作成など、書類を作ることが多いのも事務の仕事の特徴です。

Officeの基本的な操作などはできると良いでしょう。

●様々な仕事をてきぱきとこなせる

特に町の小さな不動産会社では、幅広い業務を任されます。

マルチタスクを要領よくこなせる人はこの仕事に向いているでしょう。

●土日休みにこだわらない

会社にもよりますが、土日は物件を探すお客さんが多いため、営業している不動産会社が多いです。

家族や友人に合わせて土日を休みにしたいという人にはあまりおすすめできません。

どんなふうに働きたいかイメージして不動産事務の仕事を探そう

この記事では、不動産事務の仕事内容や給料についてご説明しました。

小さな不動産会社で働くのか、大手不動産会社で働くのかによって給料は変わります。

また、雇用形態によっても給料は様々です。

どのような働き方をしたいのか、事前によく考えた上で、不動産事務の仕事を探すと良いでしょう。

給料を上げたい場合は、資格を取得することも検討してみてください。

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