新築のオプションは費用がかかる!選ぶポイントを押さえよう

新築する際、間取りやインテリアなど、決めなければならないことはたくさんあります。

ベーシックな家を建てるのなら、基本の状態のままで良いでしょう。

しかし、オプションを追加して新築すると、家のグレードがアップします。

ただ、オプションにはもちろん費用がかかります。

今回は新築住宅に付けるオプションと、その費用に関してのお話をしていきましょう。

新築住宅に付けるオプションとは?費用はかかるの?

新築住宅に付けるオプションとはどのようなものなのでしょうか。

それは、付けることで住宅のグレードをアップさせるものになります。

もちろん別途費用がかかりますが、生活を楽にしてくれる機能的なものが多くあります。

以下で例をご紹介しましょう。

・フロアコーティング

・水回りコーティング

・お風呂系

・ベランダのタイル

・カップボード(食器棚)

・食洗器、浄水器

・壁、扉の変更

・玄関ドアのカギをリモコンやタッチ式に変更

ご紹介したものはほんの1部となります。

注文住宅以外で新築した場合、ベーシックな仕様はすでに決まっていて、それに沿って建築されます。

しかし、こだわりたい部分は人それぞれです。

お風呂にテレビを付けたり、キッチンに食洗器を付けたい人もいらっしゃるでしょう。

そのような時に、オプションという形で後づけや変更できるようになっているのです。

新築でオプションを選ぶポイント!

オプションはさまざまなものがあり、どれも魅力的です。

しかし費用がかかるので、欲しいものをすべて付けるわけにはいきません。

どうしても譲れないものを、優先して付けるようにしましょう。

また、オプション選びにはポイントがあります。

それは「後付け」できるかどうかで判断するのです。

後付けできるものであれば、わざわざ新築する際に付けなくても、必要だと感じたら後日追加で購入すれば良いのです。

例をあげると、フロアコーティングを行いたい場合、家具のない状態で行いますよね。

これを後付けするとなると、家具をすべて移動させなければならないので、骨が折れます。

それに比べ、ベランダのタイルや玄関扉の変更はいつ行っても問題ないでしょう。

そのため、優先順位を立てる必要があるのです。

①絶対に付けるオプション

②後付けが難しいオプション

③後付け可能なオプション

以上のように、オプションに優先準備を付けて選ぶようにしましょう。

オプションは自分で業者を選べる?

どのオプションを付けるかにもよりますが、新築後に自分で業者を選んで手配することもできます。

新築購入時にオプションを付けると、どうしても建築費用が上がってしまいますよね。

そのため、後日自分で値段の安い業者を手配して、費用を抑える方法があるのです。

前述したように、フロアコーティングは家具がない状態で行わなくてはなりませんよね。

しかし、家の引き渡し後、新築に引っ越す前に、前もって業者に依頼しておけば、家具を移動させる手間はありません。

引っ越し前にフロアコーティングを完了することができるのです。

どうしても付けたいオプションが高額な場合、費用を少しでも抑える場合にこのようなことが活用できるでしょう。

また、これらのオプションで発生する費用ですが、どのような支払方法になるのでしょうか。

オプションの支払い方法は業者によってまちまちです。

現金一括払いや、工事2ヶ月後に支払い、などさまざまになります。

しかし、新築工事と一緒の工事ではないので、住宅ローンと一緒に組むことはできません。

数十万円が一気にかかる可能性もあるため、前もって業者に確認しておくことが大事です。

新築のオプション「フロアコーティング」!費用も知りたい

ここからは新築のオプションで人気の高いものをご紹介していきましょう。

まずは、フロアコーティングです。

多くの方が利用されるフロアコーティングですが、床に特殊なコーティングを施すというものになります。

傷の防止、ツヤ出し、きれいさを保つなどの効果が期待できます。

床に飲み物をこぼした際も、汚れの付き方に違いが出るでしょう。

この費用は10~40万円と高額です。

しかし、フロアコーティングの耐用年数は長く、1度かけると10~20年はもつと言われています。

コーティングを施すことでワックスは不要となり、床のお手入れは格段に楽になるでしょう。

もし迷っているのでしたら、やることをおすすめします。

費用を高く感じる方もいるでしょうが、20年近くワックスをかけなくて良い、傷を防止してツヤ出しをするなど、嬉しい効果はたくさんあります。

せっかく新築するのですから、長くきれいに住むためにも、フロアコーティングを行いましょう。

新築のオプション「水回り・食洗器・浄水器」!費用も知りたい

続いても、新築の際に付けることができるオプションについてお話ししていきます。

●水回りコーティング

水回りコーティングとは、キッチンやお風呂、洗面台やトイレにカビ防止のコーティングを行うことです。

カビだけでなく汚れ防止の効果も期待できるので、お手入れがかなり楽になるでしょう。

ちなみに、費用は5~10万円ほどです。

先ほどのフロアコーティングよりも耐用年数が短いため、数年使用するとコーティングが剥がれてしまう可能性があります。

ただし、使用頻度によっても異なるでしょう。

●食洗器・浄水器

こちらはキッチンのオプションになります。

引き出しタイプの食洗器と、シンクの蛇口とは別にもう1つ取り付ける浄水器になります。

新築の場合、これらがベーシックで付いていることも多いです。

食洗器の費用は10~20万円になります。

食洗器は食器洗いが簡略化するだけでなく、水道代の節約にも繋がるため、おすすめです。

また、浄水器の費用は2~3万円です。

ただし、カートリッジでろ過するタイプは、定期的にカートリッジを取り替える必要があるため、別途費用がかかります。

よく確認してから取り付けるようにしましょう。

他にもいろいろ!新築のオプション

さらに、新築の際に付けることのできるさまざまなオプションをご紹介していきましょう。

便利なものから癒し効果のあるものなど、さまざまです。

●お風呂系

お風呂のオプションとして、防水テレビ、ミストサウナ、ジェットバスなど、さまざまなものが選べます。

お風呂が好きで、毎日長く湯舟に浸かる人におすすめです。

費用は種類にもよりますが、10~20万円くらいになります。

●ベランダのタイル

新築すると、ベランダのインテリアをこだわりたい人も多くいらっしゃるでしょう。

ベランダをウッドデッキ調にしたり、タイルを敷いてお洒落に見せることができます。

費用は20万円くらいかかります。

●玄関ドアのカギをリモコンやタッチ式に変更

玄関ドアは通常カギを指して開閉しますよね。

それを車の鍵のように、ポケットに入れた状態で開閉させたり、専用のカード、またはスマートフォンで開閉することができるようになるのです。

両腕に荷物を持っている時や、小さな子供を抱っこしていると、ドアの鍵を開けるのも一苦労です。

より素早く簡単に玄関の鍵が開閉できるようになるため、とても便利です。

費用は10~20万円くらいになります。

新築のオプションは魅力的なものが多い

新築の際に付けるオプションは魅力的なものばかりです。

しかし、あれもこれもとプラスしていくと、高額な建築費用となってしまいます。

迷ったら、どうしても譲れないオプションだけを付けて、残りは他の業者に後付けしてもらうのも一つの手です。

賢く、安くオプションを取り付けて、グレードの高い新築にしましょう。