マンションの騒音問題!下の階・上の階の両者が困っている?

マンションに住んでいると騒音に困ることがあります。

上の階から聞こえているのか下の階から聞こえているのか、わからない場合もあるでしょう。

また、悪気はなくても知らないあいだに自分自身が騒音の発生源になっていることもあります。

自分が被害者にも加害者にもなる可能性があるのです。

ここでは、マンションに住んでいるときの騒音の注意点について解説していきます。

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マンションの下の階からの騒音に困る

マンションに住んでいる限り、必ず上の階または下の階に住人がいます。

住人がいる限りどうしても音が発生してしまい、迷惑をかけるつもりがなくても、気づかないうちに誰でも音を発生させてしまうことがあります。

一般的に騒音は上の階から聞こえる場合が多いと思われがちですが、実際はそうとは限りません。

下の階からの騒音に困っている人が予想以上に多いのです。

下の階からの騒音でよくある例は、以下の通りです。

①玄関扉、窓、ふすまの開け閉めの音

②人やペットが歩いたときの音

③人の話し声

④モーターなどの機械音

⑤音楽の特に重低音

玄関扉は重いので時に閉めたときに「バタン」という音が響き、この音は上の階にもかなり伝わります。

ベランダ側の窓に網戸が付いていることも多いのですが、網戸の建てつけが悪いと、網戸の開閉時に「キーッ」という嫌な音が発生します。

人がゆっくりと歩いただけでは騒音になりにくいですが、子供がはしゃいで走り回ると「ドタドタ」という騒音が発生してしまいます。

下の階からの話し声は、昼間は聞こえにくいですが、夜になると下の階の天井(上の階の床)を伝わって聞こえる場合もあるでしょう。

洗濯機といったモーターを内蔵する機械類からは、「ブーン」といった音が発生していますよね。

また、音楽の重低音は聞いている本人にとって騒音にならないですが、下の階から伝わってしまうと騒音になります。

以上のように、騒音にはいろいろな種類がああります。

また、自分が騒音を出していないか不安な人もいることでしょう。

しかし、時間帯によっては騒音が気にならない場合もありますので、神経質になりすぎなくても大丈夫かもしれません。

ただし、夜中に騒音を発してしまいそうなときは特に気を付けましょう。

寝ようとしているときに、気にさわる騒音が聞こえてくるとだれでもイライラしますよね。

次に、上の階からの騒音についてご説明します。

マンションの上の階からの騒音に困ったら?

上の階からの騒音の特徴は何でしょうか。

マンションでは、上の階からの騒音は上の階の床(すなわち下の階の天井)を伝わって下の階へ届きます。

上の階の人が歩いたり走ったりしたときの「ドタドタ」という音は、上の階の床(下の階の天井)を伝わり、下の階の人にとって騒音となります。

このような騒音は、上の階からの騒音の中でも特に気になるものです。

また、例えば床に物を落としたときの衝撃音も、下の階の人にとって気になる騒音になります。

上の階でドアを開閉したときも騒音になりますが、ドアの開閉の騒音は上の階からでも下の階からでも、いずれも伝わってしまいます。

そもそも騒音はどのようにして伝わっていくのかについて、以下でご説明いたします。

マンションの騒音の伝わり方

マンションにおいて騒音の伝わり方は大きく分けて2つあります。

床などの固体を通る伝わり方と、部屋の空間(空気)を通る伝わり方です。

上の階から下の階へ騒音が直接伝わるのは床などの固体を通った場合です。

床などの固体を通る騒音のなかにも、軽い物が「コツコツ」と当たる騒音と、重い物(例えば人)が「ドスン」と当たる騒音があります。

それぞれ軽量床衝撃音、重量床衝撃音ともいいます。

衝撃があるという点では「コツコツ」という騒音よりも「ドスン」という騒音が相手にとって、より迷惑になるといえます。

子供が走り回って「ドスン」という騒音をいつまでも発生し続けると、トラブルの元になります。

このように、勢いよく床を走り回るような騒音は下の階へ伝わりやすいため、特に避けるべき騒音の1つといえます。

マンションの下の階や上の階へ騒音を出してしまう時間帯について

騒音の種類や伝わり方についてご説明しましたが、これに加えてマンションにおいて注意すべき点はその時間帯です。

仮に、昼間であれば何の苦情も出ない騒音であっても、同じ騒音を夜に発生させてしまうと苦情になってしまう可能性もあります。

たとえ大きな騒音でなくても、だれもが寝静まる時間帯に音を発生させてしまうと苦情になりやすいです。

発声させた音がたとえ小さな「話し声」であっても苦情になる場合があります。

例えば寝ようとしたときに下の階から話し声が聞こえると、内容がわからなくても聞き耳をたててしまいます。

けんかのような声であれば、なおさら気になってしまい寝るどころではなくなります。

大きな騒音はもちろん気をつけるべきですが、夜中に音を発生させないことも重要なポイントです。

マンションの上の階および下の階へ騒音を出さない工夫

騒音がマンションにおいて苦情とならないために気を付けるべき点は以下の通りです。

①時間帯に気を付ける

②防音グッズを利用する

③日常的に大きな音が出るものをプチ改造する

小さな音でも夜中であれば騒音になる点については、ご説明した通りです。

カーテンの開け閉めや換気扇を動かす音であっても、夜中であれば騒音になります。

時間帯に気をつけることが最も重要です。

また、特に下の階へ騒音を伝わらないようにするために防音グッズを利用することも考えられます。

防音グッズの具体例は、防音用マット(防音用カーペット)、衝撃吸収材、防振ゴムなどです。

防音用マットは、ペットや子供が走り回ることによって発生する騒音を防ぐために有効です。

1つの大きな防音用マットをまるごと購入するのではなく、小さいシートを互いにつないで使うジョイントタイプを購入することも考えられます。

また、防音グッズとして、日常的な玄関扉の開け閉めで大きな音を発生させない衝撃吸収材を使ってもよいです。

衝撃吸収材によって「バタン」という音を和らげることができます。

また、冷蔵庫や洗濯機が騒音の発生源になっている場合、防振ゴムを下に敷くことでプチ改造して騒音を防ぐことができます。

マンションで騒音に困ったときの対処法

ご説明しましたように、騒音は上の階へも下の階へも関係なく伝わっていきます。

見方を変えますと、上の階の人も下の階の人もどちらもお互いに被害者だと思っている可能性があります。

このような状況で、騒音トラブルをお互いが直接話し合って解決するのは困難かもしれません。

そこで、マンションの管理会社に相談すること、マンションの管理組合(自治会)に相談することも対処法の1つです。

大型の分譲マンションに住んでいるのであれば、管理会社や管理組合によってマンションがきちんと管理されている場合もあるため、有効な方法と思われます。

しかし、賃貸マンションに住んでいると、管理会社や管理組合が機能していない場合もあります。

引っ越しをするならともかく、住み続けるのであれば住民同士でのトラブルはできるだけ避けたいのですが、どうしても解決できない場合、法的措置に出て弁護士の力を借りることも考えられます。

万が一、上の階と下の階の間で自助努力での関係改善が困難な場合は、法的措置が必要になる可能性も考えられるかもしれませんね。

マンションで暮らすには騒音に気を付けるべき

共同住宅であるマンションに住んでいる限り、悪気がなくても騒音問題は発生しがちです。

上の階と下の階の間で互いに面識がない状況で騒音問題が発生してしまい、問題がこじれることもあります。

特に夜中には騒音を発生させないように工夫して、また、防音グッズをうまく利用して、まずは自分自身が騒音を発生させないように、ほんの少しの気配りが必要です。

共同住宅に住んでいる以上、できるだけ騒音を出さない生活をするように心がけるべきです。