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アパートの隣人も気になる!男女や世代で異なる住宅ニーズ

2019.2.8

アパートには、年齢や職業は問わず、さまざまな人が住んでいます。

一人暮らしの女性ですと特に、隣人がどんな人なのか気になるものです。

そこで今回は、学生や社会人、男女それぞれが求める物件の条件についてお話します。

求めるアパートの条件は男女や世代によりさまざま

はじめに、どんな入居者が存在するのかを細かく分析してみましょう。

まず、単身者世帯なのかファミリー世帯なのかで大きくわけて見てみましょう。

単身者の場合、男性か女性かはもちもんのこと、学生、社会人、高齢者かなどにもよります。

そして、性別や年齢によって、生活スタイルが異なるのです。

ファミリー世帯の場合、ひとくくりとして見てしまいがちですが、新婚、子育て世代、ペットと共に過ごす家族、高齢者夫婦なのかにわけることができます。

まず、単身者の学生が気になるところは家賃です。

多少通学の面が希望通りでなくても、毎月支払っていけるだけの家賃である物件を好む傾向があります。

ただし、医大生や女子学生、音大性となると、また違った観点で物件を選びます。

医大生であれば、資料を保管するために広い間取りを選んだり、女子学生であればセキュリティがしっかりしたところを好むでしょう。

音大性であれば、隣人を気にして防音性を重視したアパートを選ぶかもしれませんね。

30代が好むアパートは?女性は隣人との距離感も大事?

性別や年代、経済力によって、希望するアパートの条件は異なるでしょう。

今回は30代に注目してお話しします。

人口の研究をしている推計では、単身世帯は増加傾向にあり、特に30代単身世帯はファミリー世帯と比べると割合が上昇していく予想です。

大半は30代になると経済的にも余裕があり、アパートでの暮らしも慣れてきています。

多くの経験から、住まいにもこだわりが生まれるといった特徴もあります。

そのような層には以下のような設備が整っている物件が人気です。

・TVモニター付インターフォン
・オートロック
・システムキッチン
・水洗浄便座
・浴室乾燥機
・ウォークインクローゼット
・宅配ボックス

そして、30代でも女性となると、重要視すべき設備はセキュリティです。

上記のような設備に加えて、防犯カメラなどのセキュリティが求められます。

さらに安心感のある住まいであることが大切なのです。

例えば、隣人と出会ったときに挨拶をする程度のコミュニティがあることで、ちょうどいいコミュニティが生まれます。

隣人がどのような人なのか、顔がわかるだけでも、安心感は得られるのです。

同じような生活スタイルの入居者であれば、自然とコミュニケーションがとれる物件になりますね。

女性専用のアパートとは?

文字どおり、女性しか借りることのできない賃貸物件です。

女性専用のアパートの特徴としては、オートロックやTVモニター付インターフォンなどのセキュリティ面はもちろん、外観や内装を女性の好みにしている物件もあります。

管理体制は大家さんが近くに住んでいたり、管理人を雇っていたりとさまざまです。

家賃はセキュリティ設備などがあるため、やや高めではありますが、「隣人は女性であって欲しい」「セキュリティ設備の充実」などを求める場合は、需要のある物件となることでしょう。

女性専用のアパートは、入居者だけでなく、実は大家さんにも良い点があります。

それは、男性と比べると、比較的女性のほうが部屋を綺麗に保つ傾向があるということです。

すべての住人が綺麗好きとは限りませんが、こまめに掃除してくれそうといった期待も膨らみますね。

隣人の目も気になる!女性に喜ばれる設備は?

セキュリティ以外で、女性に好まれる設備はどういったところなのでしょうか。

子育て世代であれ、新婚層であれ、物件選びの決定権は女性であることが多いです。

そのため、女性が求める設備を取り入れているアパートは、人気物件になりやすいでしょう。

例えば、ユニットバスの場合、浴槽と洗面台が一緒であるがゆえ、洗面台を使うときに足元が濡れていたりと、なにかと不便に感じます。

女性目線で考えると、独立洗面台は魅力的です。

独立洗面台であれば、身支度をするにもスムーズに行えます。

また、女性であれば隣人など、人目につくベランダに下着を干すことは、避けたいことです。

これを解決してくれるのは、浴室乾燥機です。

浴室内のカビ防止にもなりますし、人目についてほしくない洗濯物を浴室で乾かすことができます。

ファミリー世帯が求める条件は?

こちらでは、ファミリー世帯が求めるアパートの条件を見てみましょう。

新婚世帯なのか、子育て世帯なのかで、部屋に求められる広さは違います。

もし、新婚層をターゲットとするならば、広めの1LDKが好まれます。

さらに、新婚というと、お互いの持ちものがあります。

女性は洋服や鞄、男性であればスーツや趣味のものなどです。

これらが収まるウォークインクローゼットなど、豊富な収納がある物件が人気です。

間取りは1LDKが好まれますが、2人で住んでも窮屈に感じない十分な広さを確保しましょう。

続いてファミリー層で注目すべきは、子育て世帯です。

乳幼児のいる子育て世帯では、母親同士のコミュニケーションが取りやすいアパートが人気です。

隣人にも子供がいる家庭だと、安心感が生まれます。

気軽に集まれる空間を設けたり、イベントを行ったりと、子育て世帯に配慮のある物件が好まれるのです。

周辺環境では、公園が近いことなども、住まいを決めるポイントになります。

子育て世代が集まり、コミュニティができるといったところに重きを置くかたも、いらっしゃるかもしれませんね。

ペット可のアパートは隣人同士のコミュニケーションも大事

ファミリー層には、ペットと暮らせるアパートも高い需要があります。

管理をする手間などから、大家さんは敬遠しがちですが、どの地域であってもペット可物件は需要があるのです。

しかし、供給数が少ないため、優良物件は退去待ちが出るほどです。

中にはドッグランやトリミングルーム、足洗い場など、ペットのための設備が充実している物件もあります。

ペット中心の生活スタイルとなるため、室内の設備だけでなく、近隣に公園などの散歩コースがあるアパートはより魅力的です。

ペット共生型の物件は、入居者がペットを飼うことを前提としています。

そのため、男女や年代問わず「ペットを飼う」という同じ目的を持った人が入居するので、コミュニティが形成されやすいといえるでしょう。

分譲マンションなどでは、必ずしも隣人がペットと一緒に住んでいるということはなく、何かと気を使います。

しかし、ペット可のアパートであれば、お互いにペットとの暮らしを理解しているため、トラブルに発展しにくいといえるでしょう。

より快適に過ごすためには、日頃から近隣の人とコミュニケーションをとっておくことも大切です。

ターゲットをしぼってニーズ答える

アパートを経営するときは、どの世代に向けての物件なのかを明確にすることにより、需要に結びつきます。

そして、隣人が同じような生活スタイルであることだけでも、住みやすい環境といえるのです。

大家さんとしても、長期間住んでもらいたいものですよね。

ターゲットをしぼり、求められるニーズを満たしたアパートにしましょう。

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