アパートの大家さんや近隣住民へ挨拶の仕方をご紹介!

お引越しの際、アパートの大家さんや近隣住民へ挨拶をするべきか、迷われる方も多くいます。

挨拶が必要かを誰に聞くのか、もし行くならば失礼のない仕方など悩んだ経験もあるのではないでしょうか。

今回は、そんな悩みごとを解決する方法をご紹介します。

アパートの大家さんへ挨拶は必要?

引っ越しの際、アパートの大家さんへ挨拶は本当に必要なのでしょうか。

最近は、嫌がられる大家さんも多くいるようなので、止めておくべきかなと悩んでしまう人もいるでしょう。

自分は挨拶をしたいと考えても、大家さんが拒むのならばしない方が良いはずです。

この点に注意しながら決めるようにしましょう。

まずは契約内容を確認します。

大家さんが不動産会社や企業の場合は、挨拶に行く必要はありません。

個人が大家さんの場合は、挨拶に行くのが好ましいですが、大家さんの気持ちを知るために、契約を行った不動産会社へ相談するようにしましょう。

自分がまだお会いしたことのない大家さんを知っているのは、アパートの入居者募集の依頼を受けた不動産会社です。

大家さんが挨拶を嫌がられていない方かを確認し行動するようにしましょう。

アパートの管理を大家さん自ら行っている場合は、できるだけ挨拶をしておきたいものです。

もし大家さんが遠方にお住まいならば電話での挨拶をするのが好ましいですが、その点も不動産会社へ相談するようにしましょう。

アパートの大家さんへ挨拶する時のマナー

アパートの大家さんへ挨拶する際は、今後のことも考え恥ずかしくないマナーが必要になります。

誰かに言われたからするというような気持ちではなく、感謝の気持ちを持って行うようにしましょう。

まず気を付けるのはタイミングです。

引っ越し当日が一番好ましく、時間帯も10時から18時までがマナーの範囲内です。

引越し作業でバタバタする可能性も考えられ、もし作業終了が遅くなるようでしたら先に挨拶を行うようにしましょう。

どうしても当日が無理ならば、翌日などできるだけ早く行うことが大切です。

その際、もし入居者が複数いる場合は全員で挨拶に行きましょう。

せっかく挨拶に行くのですから、好印象を持たれたいものです。

挨拶は明るく、言葉遣いに気を付けて話すようにしましょう。

アパートの大家さんへ挨拶するのに手土産は必要?

アパートの大家さんへ挨拶を行う際は、手土産を持っていくことをお勧めします。

「礼金も支払って手土産代まで払うの?」と思われる方もいますが、住めることが当たり前と考えるのも寂しいです。

できれば1,000円から2,000円ぐらいの手土産を持って行くようにしましょう。

あまり高額な品物を持っていくと、かえって余計な気を使わせてしまうこともありますので注意してください。

では、手土産はどのようなものが良いでしょうか?

日持ちのするお菓子や紅茶、コーヒーの詰め合わせなど形に残らないものがお勧めです。

また、遠方からの引っ越しならば、住んでいた場所の日持ちする名産品なども気持よく受け取っていただける手土産の一つです。

事前にしっかりと準備をしておきましょう。

ただ引っ越しで稀ににあることですが、挨拶の手土産をどこに入れたか分からなくなってしまう方もいるようです。

バタバタしていても、焦らないように注意しておきましょう。

大家さん以外に挨拶は必要?

アパートの大家さん以外への挨拶はどうしようかと、悩まれる方もいるはずです。

集合住宅に住むわけですから、できれば住むお部屋の上下階と左右のお部屋には挨拶をしておきたいものです。

しかし、最近は近隣住民への挨拶も行わない方も沢山いるようです。

理由としては、「女性の一人暮らしを周りの方に周知するようで不安になる」との意見もあります。

そのため、引っ越しするアパートが一人暮らし専用の場合、現在は近隣住民への挨拶を行わない方が良いという判断がされているようです。

もし一人暮らしでどうしても挨拶しておきたいと思われる方は、不動産会社へ相談するようにしましょう。

家族で住む場合は、できるだけ挨拶をしておくことをお勧めします。

特にお子さんが保育園や小学校に通っている場合は、お付き合いの幅が広くなる可能性が高くなります。

良好な人間関係を保つためにも、最初に挨拶をしておくようにしましょう。

アパートの近隣住民へ挨拶する時のマナー

アパートの大家さんへ挨拶をする際もマナーがありますが、近隣住民への挨拶にもあります。

大家さんと同様、できるだけ引っ越しの当日に行うようにし時間帯にも注意するようにしましょう。

もちろん手土産の準備も必要です。

予算は500円から1,000円ぐらいのタオルなどがお勧めです。

洗剤などを選ばれる方もいるようですが、香りなど使う方の好みがありますのであまりお勧めできません。

せっかくお渡しするものなので、できれば利用していただけるような品物を考えるようにしましょう。

挨拶を行う際の注意点は、インターホンを押した時の一言目です。

「引っ越しの挨拶にきました」と最初にご説明し、「お忙しいところ恐縮です」などはお会いしてからお話しするようにしましょう

最近は訪問される方に注意しているご家庭も沢山あります。

相手の気持ちを考えれば、まず何のためにインターホンを押したのかを伝えるようにするのがマナーとなりますので、訪問の際は注意するようにしてください。

また、3回ほど訪問しても不在の場合は、ドアノブに簡単な挨拶と一緒に手土産をかけてお渡しするようにしましょう。

もし手土産がお菓子などを選んでいる場合は、ドアノブにかけるのは好ましくありません。

手土産を購入する際は、この点も踏まえたうえで購入するようにしましょう。

退去する時も大家さんへの挨拶を忘れずに

忘れがちなのが、アパートの大家さんへ退去時に挨拶することです。

新生活に夢中になり、今まで住んでいたアパートへの挨拶がおろそかになることがあるようです。

「立つ鳥跡を濁さず」という言葉があるように、今までお世話なった場所への感謝の気持ちを込めて挨拶をするようにしましょう。

もちろん入居時の挨拶を断られた大家さんには遠慮しておく必要もありますが、住んでいるうちに有効な関係が築かれている場合もあります。

挨拶ができる環境にあるのならば、できる限り行うようにしましょう。

退去の挨拶を行う際は、引っ越しの当日ではなく事前に行う必要があります。

その際に、引っ越しの日時を伝え、お世話になった感謝と引っ越しのときに騒がしくなることを伝えるようにしましょう。

手土産は500円から1,000円ぐらい、日持ちのするお菓子や紅茶などを選ぶのがお勧めです。

最近は挨拶をする機会が減っています。

挨拶は、古き良き時代の出来事と思われている方も多く、しないのが当たり前と勘違いされている方も多くいます。

有効な人間関係を築くためにも、できる限りしっかりとした挨拶をするように心がけましょう。

新生活を挨拶で気持ち良くスタート

アパートの大家さんや近隣住民へ、挨拶の仕方をご紹介しました。

挨拶を受ける側が拒んでいるのならば仕方ありませんが、自分からしないという行為は正当な理由がない限りしない方が良いのです。

新生活を気持ちよくスタートさせるためにも、試してみてください。