ウォシュレットの水漏れで困ったことはありませんか?
近年、日本の家庭の半数以上が、ウォシュレット付きのトイレを使用していると言われています。
そのウォシュレットのトラブルで1番多いのが水漏れです。
とても困る水漏れですが、ストレーナーの詰まりが原因になっている可能性があります。
今回はウォシュレットの水漏れの原因と、その解決方法をご紹介致します。
ウォシュレットの水漏れ!原因はストレーナー?
水漏れ個所と症状によって原因がわかりますので、まずはどこからの水漏れかよく確認しましょう。
ウォシュレットの水漏れ原因でよくあるのが、本体給水口や給水ホースのつなぎ目などにあるストレーナーの詰まりです。
今回は、このストレーナーが詰まる原因や、交換、その後の予防までをお伝えしたいと思います。
ウォシュレット横からの水漏れは、ウォシュレット本体と給水ホース・配管・等の結合部分が緩んで、水漏れしている可能性があります。
つなぎ目部分を手で触って緩みが確認できるほど緩んでいる場合は、レンチで軽く締めなおしてください。
締める時にはあまりきつく締めすぎないように注意してくださいね。
給水ホース・配管・パイプ・ストレーナーからの水漏れの場合も自分で直せる場合がありますので、後程お伝えしますね。
ウォシュレットの水漏れをそのまま放置するとどうなる?
ウォシュレットが水漏れしているからといって、トイレがすぐに使えなくなるわけではありませんよね。
水漏れの量もポタポタと落ちるくらいなら、バケツでも置いておけばいいのではないかと考えている方も居るかもしれません。
しかし、水漏れを放置するのは絶対におすすめできません。
なぜなら、水漏れを発見したときすぐに対処していれば起こらなかった被害が出てくる可能性があるからです。
漏れた水が床を濡らすと腐食してクロスの張り替えになるかもしれません。
ただでさえ、トイレは水気のある場所です。
水漏れによりカビが発生する可能性は十分にあります。
一度発生したカビを取り除くのは思っているよりも大変です。
さらに、水漏れが起こっているということは水道料金がかかっているということです。
1日の量はわずかでも、何週間、何ヶ月と放置することで本来払わなくてもいい水道料金を支払うことになります。
前日まではポタポタと落ちているだけだったのが、寝ている間やでかけている間に状況がひどくなり、「気づいた時にはトイレは水浸しに!」ということになったら大変です。
ウォシュレットの修理費用だけでなく、その他の修理費用がかかってしまうのは避けたいですよね。
そうなる前に、水漏れは見つけたときにすぐ対処しましょう。
ストレーナーの詰まりが原因であれば、簡単に直る場合があります。
ストレーナーとは?自分で交換できるの?
ストレーナと聞いても、すぐにどんなものか思い浮かぶ人は多くないと思います。
ストレーナーとは、ウォシュレットの本体給水口や、給水ホースのつなぎ目などにあるフィルターのようなものです。
これはウォシュレット内部に水道管からの砂やごみが入るのを防いでくれています。
このストレーナーが緩んでいたり詰まっていると、水が通り抜けることができずに溢れでて、水漏れが起こっている可能性があります。
ストレーナーの詰まりだけでなく、パッキンの劣化も水漏れの原因になります。
パッキンというのはホースなどのつなぎ目に挟まっていて、つなぎ目からの水漏れを防止してくれるゴムのようなものです。
このパッキンは年数が経つとどうしても堅くなったりひび割れたりと、劣化してしまうので仕方ありません。
原因がストレーナーやパッキンのような消耗品でしたら、自分で交換して直せますので、修理費用を抑えられます。
一般的な工具があれば比較的簡単にできますので、専門の業者に頼む前に一度自分で修理に挑戦してみてもいいですね。
長く住む家ですから、自分で修理していくと愛着がわいて、これからはより丁寧に使用するかもしれません。
ドライバーやレンチを手にしたことが無いというような方は無理をせず、業者に依頼しましょう。
これでウォシュレットの水漏れを解消!DIYで直してみよう!
ウォシュレットの型番で検索をすれば、修理をした人が手順を教えてくれているブログ等が見つかります。
丁寧に紹介してくれているブログを見つけ、自分でもできそうに思ったら修理をしてみましょう。
ウォシュレットの水漏れ修理作業は、必ず水栓を止めてから行ってください。
これを忘れてしまうと作業中にタンクから水か漏れてしまい、さらに水浸しになってしまいます。
漏水が起こると大変ですから、可能なら家自体の水栓を止めてしまいましょう。
まずは水漏れ箇所を探します。
どこから漏れているのかはっきりとわかれば、原因もわかります。
水漏れ個所を見つけたら、ネジやボルトに緩みはないか、パッキンの劣化はないかをチェックしていきます。
原因が消耗部品であれば部品の交換を行います。
ストレーナーやパッキンはホームセンター等で売っています。
自宅のウォシュレットに対応しているものがあればいいのですが、ウォシュレットにっよってはメーカー指定の物もありますので、注意してください。
最後に、水の栓を開けて症状が改善されているかチェックをしてください。
消耗部品で水漏れが改善されない場合は、専門業者に依頼しましょう。
ストレーナーの詰まりを予防するにはどうしたらいい?
ストレーナーという小さなフィルターの詰まりが、ウォシュレットの水漏れにつながる原因の1つになることをお伝えしました。
このストレーナーが詰まらないようにするには、どうしたらよいのでしょうか。
詰まりを予防する方法をご紹介します。
まず、詰まりの原因は砂やホコリだとお伝えしました。
トイレというのは、衣服を脱いだり着たりする場所なので、思っているよりもホコリが溜まりやすい場所なのです。
気付かないうちにmタンクの上や棚の上にホコリがいっぱい積もっていたりしませんか?
床の掃除だけではなく、上のほうからホコリの掃除をしましょう。
ストレーナーの詰まりは掃除で改善できる場合もありますので、定期的に外して歯ブラシなどで優しく水洗い掃除をしてください。
そして、ホコリを溜めないようにするために換気をしましょう。
こまめに換気をすることで、衣服からのホコリを外に排出できます。
換気扇は付けっぱなしにしていても一ヶ月の電気代は数十円程度ですので、積極的に付けておくようにしましょう。
換気扇フィルターのチェックも忘れずに行ってくださいね。
ウォシュレットの水漏れ!ストレーナー以外の時はどうする?
とても困るウォシュレットの水漏れですが、ストレーナー以外のウォシュレットの水漏れ箇所は以下の場合が多いようです。
・ウォシュレット本体
・洗浄ノズル本体からの水漏れ
・温水タンクからの水漏れ
・ウォシュレット操作のパネルからの水漏れ
・洗浄ノズルからの水漏れ
・便器内、便座からの水漏れ
・ウォシュレット横からの水漏れ
ウォシュレットの水漏れ原因で多いのは、ストレーナーの詰まり以外に洗浄ノズルからの水漏れがあります。
ウォシュレットの水が出てくる箇所ですね。
この洗浄ノズルからの水漏れの場合、「バルブユニット」という部品の交換が必要になる可能性があります。
バルブユニットの交換は、本体の解体が必要になる修理ですので、専門的な知識が必要になり個人で行うことは推奨されていません。
また、知識があってもメーカ自体が個人での修理を推奨していないので、部品も手に入りません。
それ以外の個所でも水道業者でないと修理できない場合がありますので、水漏れを発見した時は、できるだけ早くに専門の業者に依頼しましょう。
ウォシュレットの水漏れは放置厳禁!予防もしっかりとしよう!
ウォシュレットからの水漏れは、大したことはないと思わず、早めに対応して、その後はこまめに掃除を心がけましょう。
放置してウォシュレット本体の交換になってしまい、思わぬ出費にならないためにも、面倒がらずきちんと対処してくださいね。
わからないときは無理をせず、専門業者に頼みましょう。
急いでいると高い修理代でもかまわずお願いすることになります。
時間に余裕を持って何社か見積もりを取れば、安く修理できるかもしれません。