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窓からの冷えにパネルで対策!防寒パネルを設置して温かく!

2019.9.4

寒い冬になると、次第に窓辺の冷えが気になってきます。

そこで、窓辺に防寒パネルを設置して、冷やされた空気が室内に流れ込むことを遮断しましょう。

足元の嫌な冷えが軽減されてQOLの向上が見込めますよ。

この記事では、冬場に役立つ防寒パネルに加えて、様々な防寒対策をお伝えしていきます。

冬の部屋の冷えは窓から!防寒パネルなどのグッズ活用で暖かく!

冬の寒い日には、部屋の冷えに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

部屋が寒いと何事も億劫に感じてしまいますし、かといってあまり暖房に頼ることはしたくない方もいらっしゃると思います。

そこで部屋の防寒のために、窓辺に対策をしてみましょう。

部屋が冷えてしまう原因の多くは、実は窓にあるのです。

部屋の壁の場合、しっかりとした厚みがあるうえに断熱材が入っていて、外気によって室内が冷やされてしまうことを防ぐ作りになっています。

しかし、窓の場合は外気との境界には薄いガラスしかありません。

ガラスは熱伝導率が高い素材ではありませんが、とはいえ外気の冷たさをシャットアウトするには薄すぎますから、ここを通じて室内の熱が逃げてしまうのです。

実際に、窓辺のほうが寒さが厳しく感じたり、時には冷たい風が出ているのではないかと感じたことがある方は多いのではないでしょうか。

そんな窓辺の寒さ対策として、防寒パネルというグッズが販売されています。

次の項からは、手軽に設置できて寒さを防ぐことができる防寒パネルについてご紹介していきます。

窓辺に設置するだけで工事不要!防寒パネルの能力とは?

窓辺の寒さ対策を手軽に行えるグッズということで、先程の項では防寒パネルをご紹介させていただきました。

この項では、防寒パネルとは一体どういったものなのかについて簡単にご説明していきます。

「防寒パネル」という名前からはどういったアイテムなのか想像しにくいかもしれませんが、その実、特にひねりはなく、断熱素材でできた平板状のアイテムです。

パネルを窓辺に立てかけやすいように、下部をブックエンドのようにL字に曲げることができるものもありますが、非常にシンプルなアイテムです。

それだけのものなのかとがっかりした方もいらっしゃるかもしれませんが、この防寒パネルをお住まいの窓に立てかけることで、寒気が室内に流れ込んでくることをシャットアウトできます。

室内から逃げてしまう熱のうち、4割は窓を通じて逃げてしまうという調査データがあります。

このように寒さ対策におけるウィークポイントになっている窓ですから、防寒パネルを設置するだけで体感温度の改善が期待できるでしょう。

防寒パネルで暖かくなる仕組み!断熱のキモは空気の層!

なぜ防寒パネルを窓に立てかけるだけで、窓からの熱の出入りを遮断できるのでしょうか。

その理由は、窓とカーテンの間で発生する「逆の煙突効果」を停止させて、「断熱層」を形成できるからです。

【逆の煙突効果】

窓にただカーテンを垂らしているだけだと、カーテンの上下には隙間が空いていますよね。

この隙間を通じて、窓で冷やされた空気が室内に流れ込んできてしまうのです。

また、特にカーテンの上下ともに隙間が空いている状態だと、いわゆる煙突効果が逆に発生して、暖かい空気を冷やして室内に流し込むという対流が顕著に発生してしまいます。

足元に冷たい風を感じるのは、この効果によるものです。

そこで窓辺の足元に防寒パネルを設置すると、カーテンの隙間が埋まって煙突効果は発生しなくなりますから、足元の冷風はなくなります。

【断熱層】

冷たい空気にお悩みのところかと思いますが、実は空気は非常に優秀な断熱材です。

意外かもしれませんが、空気そのものは熱を伝えにくい性質を持っているんですよ。

大切なのは、空気をしっかりと閉じ込めて層にすることです。

ダウンジャケットや羽毛布団を想像していただければわかると思いますが、空気の層を閉じ込めたものを身につけると暖かく感じますよね。

そこで、防寒パネルを使ってカーテンと窓の間の空気をしっかりと閉じ込めておくと断熱層として働くため、窓の外の寒さを遮断して室内の暖かさをキープすることができるのです。

防寒パネル以外の対策はある?窓辺の断熱対策に試したい方法

ここまで、熱の主な流出経路となる窓への防寒対策として、防寒パネルをご紹介しました。

比較的安価であり、窓辺に置くだけと設置も簡単ですから、お手軽に一度試していただければと思います。

予想以上に部屋が過ごしやすくなって、防寒対策に熱が入ってしまうかもしれませんね。

防寒パネル以外の室内の防寒対策として、他にもいくつかの手段を挙げることができます。

例えば、窓自体に断熱機能を持つフィルムなどを取り付けるのは手軽かつ効果が期待できる方法です。

また、防寒パネルを発展させて、より確実に断熱層を作ることができる二重窓にするのもおすすめです。

これらについて次の項からご紹介していきますので、もし更なる防寒対策を施したいのであれば試してみてください。

断熱シートやフィルムで窓の防寒対策!

窓の防寒パネルと併用して効果を高めることができる防寒グッズが、断熱シートや断熱フィルムと呼ばれるグッズです。

断熱シートは梱包用のプチプチシートのように空気の層を挟み込んだポリエチレンのシートで、ガラスに貼り付けることで断熱性を向上させることができます。

透明度が低いため窓全面に貼ってしまうと外が見えなくなってしまいますが、その分効果は期待できます。

一方、断熱フィルムはスマートフォンの画面に貼るようなフィルムで、断熱性を向上させるだけでなく紫外線や赤外線をカットできる製品もあります。

これらは窓ガラスに直接張り付けて使用します。

近年では自分で貼り付けがしやすい製品も市販されていますので、気軽に試すことができるのではないでしょうか。

また、剥がす時にきれいに剥がれる製品もありますから、もし賃貸物件に住んでいても試せるのが嬉しいポイントです。

ただし注意点として、高層の建物に使われているような網入りガラスにフィルムを貼り付けると、熱のムラによってヒビが入る恐れがあります。

もし網入りガラスに貼り付ける際には自己責任となること、あらかじめご了承ください。

パネルを発展!窓枠すべてを覆う二重窓なら防寒も万全!

最後に、自分でできる窓の防寒に関して最高の効果が期待できるのが、窓の二重化です。

先程お伝えしたとおり、窓に空気の層を作ることで室内に冷たい空気が流れ込むことを防ぐことができます。

先程はカーテンと防寒パネルで空気の層を作りましたが、ここではポリカ中空ボードを使って窓の二重化を行い、しっかりとした空気の層を作りましょう。

ポリカ中空ボードはホームセンターやインターネット通販で購入できるポリカーボネートの板で、ダンボールのように空気の層を含んだ中空構造になっています。

これを戸として、窓の手前にもう一つの窓を作っていきます。

必要となるのは、ポリカ中空ボードと、専用の窓枠レールです。

レールを窓枠ぴったりにカットして両面テープなどで固定したら、そこにポリカ中空ボードをはめ込んで完成です。

ポリカ中空ボードの窓は通常の窓のようにスライドできますので、日常生活でも邪魔になりませんよ。

もし万全の防寒対策がしたい場合には、ぜひお試しください。

冷えの原因「窓」への防寒対策で暖かく過ごそう!

この記事では、冬の冷えの原因となる窓に防寒対策をする方法をお伝えしてきました。

室内から逃げてしまう熱の4割は、窓を経由して出ていきます。

お手軽に試せる防寒パネルだけでなく、断熱フィルムや二重窓など、窓に施せる防寒対策はたくさんあります。

お住まいの状態や予算と相談して、適切な防寒対策をしてみてくださいね。

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