窓の寸法や形状を知りたい!図面から読み取る方法を解説

新築やリフォームの図面を見ていると新たな生活のイメージが膨らみますね。

そんなとき、窓の形状に疑問を感じたことはありませんか。

窓の位置は分かっても、どのような窓が設置されるのか、高さはどれくらいなのか、図面から理解できないという方も多いはずです。

この記事では、窓の寸法と形状を把握するための、図面の読み取り方を解説します。

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窓の寸法や計上はどの図面を見れば分かる?

新築やリフォームの際、ハウスメーカーや工務店、設計事務所などからいくつかの建築図面を渡されることでしょう。

主に、意匠・構造・設備という分野で図面の種類が変わり、膨大な枚数があります。

窓の寸法や形をしっかり読み取るためには、まずは意匠図面の中の「平面図」と「立面図」に注目してみましょう。

平面図からは、間取りや収納、階段、窓の位置などを把握することができます。

そして、建物の外観を表した立面図からは、東西南北から見た外壁デザイン、つまり窓や玄関の位置、屋根の形状などが分かるはずです。

また、図面の中には、分かりやすいように数字や記号で表した表示がたくさんあります。

これらの数字や記号の意味を解説しながら、図面から窓の情報を読み取る方法をご紹介します。

次項では、基本的な窓の種類から理解していきましょう。

一般家庭でよく使われる基本的な窓の種類

窓の種類は多岐にわたりますが、ここでは、一般家庭でよく使われる基本的な窓の種類をご紹介します。

■引き違い窓:左右2枚のサッシを横に動かして開閉するタイプ

■横すべり出し窓:窓が水平に開閉し、角度が自由に変えられるタイプ

■縦すべり出し窓:窓が垂直に空き、角度が90度まで開くタイプ

■開き窓:片開きや両開きがあるタイプ

■FIX窓:はめ殺しとも言われる窓で、開閉はできず光を取り入れるだけのタイプ

■天窓:トップライトと言われる窓で、開閉はできず光を取り入れるだけのタイプ

また、窓の設置位置によって名称が変わるものもあります。

●掃き出し窓:床面に接した窓

●高窓:天井付近などに設置する窓

●腰高窓:大人が立っているときの腰の高さに設けた窓

また、窓のサイズは、窓の内寸と外枠のサッシの両方でサイズが決まります。

窓の内寸に幅4cm、高さ7cmを足したものが窓の規格サイズとなり、窓枠も含めたサイズになります。

窓のサイズを知ることは、これから住む家の快適さを知ることに繋がります。

また、カーテンを購入するときや遮光フィルムを貼るときなど、正しい窓の寸法を知っておけばスムーズに行うことができるでしょう。

防犯面を意識した窓やデザインに凝った窓は、サッシ枠が広くなる例外もありますが、一般的な住宅の窓はこのような規格サイズがほとんどです。

次項では、窓の寸法や形を図面から読み取る方法を解説します。

図面に書かれた数字から窓の寸法を読み取る

建築図面の平面図を見れば、窓があることは把握できるでしょう。

しかし、それがどんな寸法でどんな形状の窓なのかということは分からない方も少なくないはずです。

平面図に書かれた窓の近くに「16520」などという数字を見かけたことはありませんか。

実は、これがサッシ(窓)の呼称であり、これがあるおかげで平面図から窓の位置、幅、高さを把握することができるのです。

「16520」という5桁の数字を「165-20」と、前3桁、後2桁に分けて考えてみてください。

前3桁の「165」が窓の横幅内寸を指し、後2桁の「20」が高さの内寸を表しています。

ちなみに、横幅は1cm、高さは10cm単位での表記です。

これをふまえれば、窓の横幅が165cm、高さが200cmの掃き出し窓であるということが理解できます。

もうひとつ例を挙げてみましょう。

「02607」という窓の場合はどうでしょうか。

この場合も、前3桁、後2桁に分けて考えます。

すると、横幅が26cm、高さが70cmの窓であることが図面の数字から読み取ることができます。

図面に書かれた表示記号から分かる窓の種類

窓の寸法を表す数字の読み取り方が分かったところで、次に表示記号に注目してみましょう。

建築図面では、窓の種類によってその特徴をとらえた表示記号が使われます。

例えば、引き違い窓では、2枚のガラスが線で交互に表現されています。

片引き窓は、サッシが引かれる方が点々で表現されています。

開き窓は、ドアと同じような開き勝手で表現されています。

さらに、サッシの種別を表すために引き違い窓を「H」、上げ下げ窓を「UD」などと、記号で表すこともあります。

前項で解説した数字と合わせて表示記号を読み取ると、窓の寸法と形状を理解することができます。

しかし、平面図だけに注目してしまうと、思っていた窓と違うということもあるかもしれません。

平面図だけでは、窓の開閉方法、外部からの視線、家具の搬入方法など、なかなか分かりにくい部分があるのも事実です。

立面図や詳細図などと照らし合わせながら図面を読み取り、実際の現場で確かめてみましょう。

三角スケールを使って窓の寸法を測る方法

これまで、図面に書かれた数字や表示記号から、窓の寸法や形状を読み取る方法を解説しました。

しかし、中にはこのような数字や表示記号がない図面もあります。

そんなとき、三角スケールを使って、窓の寸法と形状を確かめてみてはいかがでしょうか。

三角スケールは、語感から学校で使う三角定規のようなものかと想像してしまうかもしれませんが、全く違うものです。

長い三角柱の形状をしていて、それぞれの面に異なった縮尺での目盛りが印字されています。

使い方は、まずは読み取りたい図面の縮尺を確認してください。

図面枠の下、または横の方に記載されているはずです。

もし「縮尺:1/100」と書いてあれば、三角スケールの「1/100」と書いてある面の目盛りを使います。

また「縮尺:1/200」と書いてあれば、三角スケールの「1/200」と書いてある面の目盛りを使います。

あとは普通の定規と同じように使って寸法を測るだけです。

三角スケールは、さまざまな縮尺に対応して寸法を測れる優れものです。

使い方も簡単なので、ぜひ図面の読み取りに活用してみてください。

図面があればカーテンの見積を依頼できる!

新築やリフォームに合わせて、新たにカーテンをしつらえることも多いでしょう。

そんなとき、平面図から概算の見積を依頼することができるカーテン専門店もあります。

図面からは正確な寸法が分かるので、誤差の少ない詳細な費用を明確にしてもらいやすいです。

これまでのお話に出てきたような、平面図に窓の寸法が数字で書かれているもの、さらには、窓の種類を記号で表しているものがあるとベストです。

そして、カーテンが必要な窓にチェックしておきましょう。

大きな掃き出し窓には大抵カーテンは必要になりますが、小さな小窓などは周辺の環境によって不要であるケースもあります。

カーテンの種類はどんなものが良いのか分からない場合には、図面から適当な商品を選定し、一般的な内容で提案してもらえることもあります。

このような方法をとることで、家全体のカーテンの費用を早い段階で把握することができます。

その後、どんなカーテンを使うか決定するときには、現地での採寸が行われるはずです。

図面の読み取り方が分かると、詰まっている情報が把握できます。

ぜひ最大限に活用してください。

図面には詳細な情報が詰まっている!

図面は、ただ間取りを把握するためだけのものではなく、窓の寸法や形状など詳細な情報が読み取れるものです。

一度理解をしてしまえば、難しいものではありません。

どんな大きさのどんな窓が付くのかイメージを膨らませて、設計段階で正確な情報を把握し、引っ越しにも役立ててください。