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風雨から車を守る!木造などの車庫の値段はどれくらい?

2019.9.3

車をお持ちの人は、いつもどのように車を駐車していますか。

車庫やカーポート、もしくはそのまま庭に駐車しているという人もいるでしょう。

大切な車を風雨やホコリなどから守るためにも、車庫などの設置は考えておきたいものですよね。

車庫といっても木造や合金製などさまざまなタイプのものがあり、値段にも差があります。

どのような車庫があるのか見てみましょう。

値段も形状も異なる車庫とカーポート

公共交通網が発達した都市部以外では、車は大切な生活の足です。

車がないと買い物にも行けない、という場所に住んでいる人もいるのではないでしょうか。

車を保有しているということは、その車を駐車しておくスペースも保有しているということです。

多くの人は自宅やアパートの敷地内に駐車スペースがあります。

大切な車ですから、車庫やカーポートを設置している人も多いですよね。

建物と一体型になっているビルトインガレージなどもときどき見かけますが、別棟で車庫を設置するのが一般的ですね。

ところで、車庫とカーポートの違いをご存知ですか。

車庫とは、屋根・壁で囲まれている車を収納するための建物です。

シャッターがついているものもあります。

木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造などで建築されますが、既製品もあります。

一方、カーポートは屋根と柱で構築された車を収納するための建築物です。

壁がないことが特徴です。

そして、アルミニウム合金造が一般的です。

車庫の方が車を保護できますし防犯性も高いのですが、その分値段も高くなります。

本当は車庫にしたいけれど、予算の関係でカーポートにした、という人もいるかもしれませんね。

車庫やカーポートを作るなら建築確認申請が必要!

車庫やカーポートは住宅の新築時に一緒に作られることが多いですが、車が増えたという理由でのちに増築されることも多いです。

車庫やガレージは建築基準法により、建築物という扱いになります。

車庫を建築するとなると、普通車1台で間口3m×奥行き6mほどの大きさになり、平米にすると18平米の面積になります。

そして、車庫やカーポートは建築物のため、10平米以上であれば建築確認申請が必要になるのです。

防火地域や準防火地域であれば、10平米以下でも建築確認申請が必要です。

木造でも鉄骨でも、建ぺい率や容積率、採光、仕様規定などをクリアしなければ建築することはできません。

駐車する車種によっては、さらに大きな車庫が必要になることもあるでしょう。

例えば、トヨタのプリウスは「全長4.48m・全幅1.745m」です。

余裕をもって駐車したいとなると、もう少し大きな車庫が良いという人もいるかもしれません。

もちろん、大きくなればそれだけ車庫の値段も上がります。

しっかりした車庫なら木造!だけど値段も高め

車庫を作るとなると、いくつか方法があります。

値段は外壁材や内装材などによってそれぞれ異なってきますので、よく検討することが大切です。

もっとも一般的なのが、業者に依頼して車庫を作ってもらう方法です。

車庫といっても建築物です。

木造で普通車1台の車庫を作るとなると、建築確認申請も必要ですし木造住宅と同様の工程で進めることになります。

手間や人件費は住宅と同じですから、小さい車庫だから値段が安いということにはなりません。

およそ100万円から150万円程を目安にしておくと良いでしょう。

そして、2台分の車庫の場合、坪当たりの値段が安くなりそうな気がしますが、一般住宅の車庫程度の大きさではあまり期待できません。

単純に値段は2倍になると考えておいた方が良さそうです。

既製品ならすぐに車庫が手に入る?!基礎の手間は木造と同じ

車庫を作る方法として、既製品の車庫を設置するという方法もあります。

・イナバ物置
・ヨドコウ
・タクボ物置

などが既製車庫の大手メーカーです。

CMなどでもご存知かと思いますが家庭用物置のメーカーでもあり、物置で培ったスキルをそのまま車庫にも生かしています。

ただ、既製品といっても記載されている商品の値段だけで済むわけではありません。

車庫本体以外に、組み立て費・基礎工事費・土間コン工事費・残土処分費などがかかります。

車庫自体は既製品ですが、それを設置する場所にはコンクリートの基礎を作る必要があるのです。

この部分は木造の車庫と同じです。

結局ある程度の工事は必要になるということです。

1台分の車庫であれば、90万円から120万円ほどを目安にしましょう。

2台分になると160万円から220万円ほどになります。

セルフビルドで憧れの木造ログハウス風車庫

車に特別の思い入れがあるという人も多いと思います。

こだわりがある方におすすめの車庫は、セルフビルドタイプの車庫です。

セルフビルドなので、自分で車庫を組み立てるということになります。

セルフビルドのキットを販売しているメーカーがありますので、自分で作りたい人やDIYが好きな人にはおすすめです。

キットになっているため、組み立てるだけで完成するという手軽さも良いですね。

ただ、やはりコンクリート基礎の部分は別の工事が必要になります。

こちらは大切な基礎の部分ですので、できれば業者に任せるのがおすすめです。

また、建築確認申請についても業者に相談すると良いでしょう。

前項でご紹介した既製品の車庫はアルミニウム合金などの建材で作られているため、シンプルで頑丈ではありますが味気ない感じがするかもしれません。

しかし、セルフビルドタイプの車庫であればさまざまなタイプのものが選べます。

金属製のものだけでなく、木造ログハウスのような雰囲気の造りのものもあり、お庭にあってもおしゃれです。

木造といってもツーバイフォー工法の枠組み壁がキットになっているため、組み立てるだけで素敵な車庫が完成しますよ。

値段はメーカーによってさまざまで、車1台分のセルフビルドキット単体で80万円~200万円程度の幅があります。

また、工事費込みになるとプラスで50万円~100万円程度かかることもあるようです。

もっと安い値段で車庫を手に入れたい!

ここまで車庫や車庫の値段についてご紹介してきました。

車庫は欲しいけれど、もう少し安い値段のものはないのか気になりますよね。

それであれば、もう少し安い値段で作れる車庫をご紹介します。

それは「パイプ車庫」です。

車庫の中では、最も安く設置できるといっても良いかもしれません。

パイプの骨組みとそれを覆う幕で構成されており、設置は自分で行うのが一般的です。

農業用ビニールハウスのようなイメージです。

パイプでアーチ状の骨組みを通リ、その骨組みに幕をかぶせて取り付けていきます。

木造や鋼造の車庫よりは強度に劣りますが、最低限の雨や風、ホコリから車を守ってくれますので、値段が安いものを探しているのであればおすすめです。

値段は4万円~9万円程度です。

ほかにも、車庫ではなくカーポートにするという手もあります。

カーポートであれば、1台用で30万円程度が一般的です。

ただ、やはりコンクリート基礎工事が必要になりますので、カーポートと基礎工事で100万円程度は必要になってしまうことが多いようです。

車を守りたいという気持ちと、出せる金額との折り合いが必要になってきますね。

長く使うものだからこそしっかりしたものを

しっかりした車庫を作るとそれなりに高額にはなりますが、大切な車をしっかりと守ってくれるという点では安心ですよね。

車庫やカーポートは一度作ると、長期間使用することになります。

長く使うものだからこそ、高くても良いものを作るという考えもあります。

作ってから「やっぱり車庫にすれば良かった」「カーポートでも良かった」ということにならないように、事前にホームセンターや業者にしっかりと相談してみることが大切です。

 - エクステリア, 建物