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窓に開いた隙間が気になる!ゴムパッキンの劣化が原因かも?

2019.11.25

ご自宅の部屋で過ごしているときに「エアコンの効きが悪い」と感じたことはありませんか?

または、窓から入り込む隙間風に悩んでいる方もいることでしょう。

もしかするとその原因は、窓のゴムパッキンの劣化かもしれません。

この記事では、窓についているゴムパッキンの働きから交換方法まで、具体的な取り扱い方をご紹介していきます。

また、賃貸住宅でのゴムパッキンの劣化への対処方法もご紹介しますので、そちらも参考にしてみてください。

窓は隙間風などのトラブルが起きやすい!?

窓は室内への影響を及ぼしやすい場所と言えます。

その原因は、窓の形状を思い浮かべてもらうと分かりやすいかもしれません。

一枚の薄いガラス板をサッシと呼ばれる枠に取り付け、窓枠に設置された窓は、外部からの影響を受けやすいつくりをしているのです。

それは、熱による影響だけでなく、ガラス板とサッシの隙間から入り込む風によっても、室内の温度は変化します。

また、窓によって起きる温度差は結露も発生させます。

結露とは、窓につく水滴のことです。

ふと窓を見たときに、窓の内側に水滴がついているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。

この結露は、そのままにしておくとカビを発生させ、人体へも悪い影響を与えかねません。

さらに、水分が窓の下に溜まることで、サッシのサビや窓枠の腐食まで進行してしまうこともあるでしょう。

このように、窓はさまざまな要因により不具合が起きることがあります。

窓によるトラブルを防ぐためには、窓に使われているそれぞれの部材の働きが重要になります。

とくに、窓の隙間を防いでくれているゴムパッキンが大切な働きを担っています。

ゴムパッキンが窓の隙間を守っている!

窓についているゴムパッキンは、どのような働きをしているのでしょうか。

窓は一枚のガラス板をサッシが囲んだ形状をしています。

このガラス板とサッシは、それぞれが固い素材でつくられているため、この二つを組み合わせるには間にクッションとなる柔らかい素材が必要になります。

ここで登場するのが、ゴムパッキンです。

ゴムパッキンは、ガラス板とサッシの間で起きる衝撃を吸収してくれます。

また、ガラス板とサッシを隙間なくしっかりと密着させることにより、サッシからガラス板が外れる心配を減らせます。

さらには、部屋の気密性を守るためにもゴムパッキンが重要になります。

もしガラス板とサッシの間にゴムパッキンがついていないと、雨水の侵入や隙間風により室内に多大な影響が出るでしょう。

このように、ゴムパッキンは窓の隙間を塞ぎ、隙間によって生まれる弊害から守ってくれているのです。

窓に隙間が!?ゴムパッキンが劣化したかも…

ゴムパッキンが窓に対して重要な働きを担っているというのは先述したとおりです。

しかし、そのゴムパッキンも使い続けることで劣化が進んでしまいます。

窓のゴムパッキンがおかれている状況や日頃のメンテナンスにもよりますが、一般的なゴムパッキンの耐用年数は10年と言われています。

その年数を過ぎると、ゴムパッキンにも劣化が見られるようになります。

ゴムパッキンの劣化を判断するためには、まず見た目と感触を確かめてみましょう。

ゴムパッキンの周りに隙間が空いていませんか。

もし、隙間が空いているようだったら、ゴムパッキンを触り弾力性を確かめてみてください。

ゴムパッキンは長期にわたり風雨を浴び続けることで、固くなり弾力性を失ってしまいます。

弾力性を失ったゴムパッキンは衝撃を吸収できないだけではなく、表面がひび割れてしまうこともあります。

こうなってしまうと、ゴムパッキンが持つ働きが十分に発揮されることは無くなります。

またそれだけではなく、ガラス板とサッシまでもが傷んでしまうこともあるでしょう。

そのため、寿命を迎えたゴムパッキンは新しく交換する必要が出てきます。

窓のゴムパッキンを交換しよう!

窓のゴムパッキンの交換は手順を覚えてしまえば、ご自分での交換も可能です。

寿命を迎えたゴムパッキンをそのままにしておくと、隙間風が入り込んだり、周辺の部材にも悪い影響を与えたりすることがありますので、新しいものへの交換をおすすめします。

【必要な道具】

・ゴムパッキン
・メジャー
・カッター
・ドライバー
・軍手
・布

【交換の手順】

1.まず、軍手をはめて手が傷つかないように保護してください。

2.サッシの四つ角に留められたネジをドライバーで外します。

3.古くなったゴムパッキンを取り外しましょう。

4.ガラス板とサッシの周囲についた汚れを布できれいに拭き取ってください。

5.ガラス板の周囲をメジャーで計測します。

6.用意した新しいゴムパッキンを、計測したサイズに合わせてカッターで切断します。

7.切断したゴムパッキンをガラス板の周囲に巻き付けてください。

8.サッシを取り付け、角にネジをはめ込み、元の状態に戻せば完成です。

手順だけ見ると、簡単かと思われるかもしれませんが、慣れない方にとっては難しい作業かもしれません。

また、交換作業中にガラス板が割れてしまう可能性もあるでしょう。

もし、ゴムパッキンの交換が少しでも不安だと思うのであれば、無理せず専門の業者に依頼しましょう。

ゴムパッキンは日頃のメンテナンスが大切!

ゴムパッキンには耐用年数があるとはいえ、日頃のメンテナンスを行っていれば、少しでも寿命を延ばすことができるはずです。

まず、窓に結露を見つけたら、こまめに水分を拭き取るようにしてください。

結露の水分が窓の下に溜まると、ゴムパッキンが劣化してしまう恐れがあるので注意が必要です。

また、ゴムパッキンの掃除も定期的に行うと良いでしょう。

ゴムパッキンは隙間にホコリなどが詰まるケースがあります。

そのような細かい部分の汚れには、綿棒を使い、サッシや窓ガラスを傷つけないように優しく拭き取りましょう。

あまりにも汚れが目立つ場合は、専用の洗剤や漂白剤などを使用してください。

もし掃除に水を使ったのであれば、その後ゴムパッキンにカビが発生しないように、よく乾燥させることを忘れないようにしましょう。

賃貸住宅で考える!窓のゴムパッキンの劣化について

賃貸住宅にお住まいの方のなかにも、窓のゴムパッキンの劣化について悩んでいる方がいるでしょう。

そのようなケースの場合は、まず大家さんや不動産会社などの管理会社へ連絡して現状を伝えましょう。

通常の使い方で窓のゴムパッキンが劣化したのであれば、管理会社負担のもと修理をしてくれるはずです。

ただし、ここで注意しなければならないことがあります。

それは、ご自身のメンテナンス不足により窓のゴムパッキンが劣化してしまった場合です。

賃貸住宅における窓などの設備は、機能を維持するために定期的なメンテナンスが必要になります。

たとえば、「お風呂にカビが生えないように掃除をする」「エアコンの効き目を維持するためにフィルター掃除をする」などです。

これは窓にも当てはまります。

設備のメンテナンスは入居者の義務です。

窓のメンテナンスを怠ったがゆえに、ゴムパッキンにカビが生えたり傷んだりしたりした場合は、修理費用は入居者の負担となるので注意しましょう。

とはいえ、「ゴムパッキンの寿命により窓からの隙間風がひどくなった」というような場合は、管理会社が交換をしてくれるはずですので、そこは安心してください。

入居者にできることは、賃貸住宅の設備が傷まないように日頃からのメンテナンスを忘れずに行うことです。

定期的なメンテナンスでゴムパッキンを長持ちさせよう!

窓にはゴムパッキンがなくてはならない存在です。

ゴムパッキンがあることで、ガラス板とサッシの間の隙間が塞がれ、部屋の気密性は保たれるのです。

しかし、ゴムパッキンにも耐用年数があるため、寿命を迎えた場合は交換が必要になります。

ゴムパッキンの交換はご自分でも可能ですが、もし難しいと感じた場合は専門の業者に依頼してください。

賃貸住宅にお住まいの方でゴムパッキンに不具合を感じたのであれば、まずは管理会社へ連絡して判断を仰ぎましょう。

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