賃貸住宅を借りたときに、洗濯機置き場がベランダにある場合は、常に外気にさらされている状態になります。
外気にさらされることで、風雨による洗濯機の傷みや汚れが気になりますよね?
せっかく買った洗濯機、決して安いものではないので、できれば長持ちさせたいものです。
ベランダに置いた洗濯機の劣化を防ぐためにも、雨よけを設置するなどの何かの対策をしなくてはいけません。
そこで、ベランダに置いた洗濯機の劣化を防止するための対策方法を考えてみます。
ベランダに洗濯機を置くときの問題点とは?
まず、ベランダに洗濯機を置く場合の問題点を考えてみます。
洗濯機をベランダに設置する場合に1番気になることは、洗濯機が風雨にさらされることによる劣化です。
さらに、洗濯機をベランダに設置した場合には、洗濯機が外気で汚れてしまうことも気になります。
洗濯機は普段、洗濯をしないときはカビ防止のために、蓋を開けておく場合が多いです。
しかし、ベランダに置いた洗濯機の蓋を開けたままにしておくと、洗濯槽の中まで汚れてしまいます。
特に、雨の日や風が強い日には、雨よけがないと、洗濯機はかなりのダメージを受けそうです。
そして、洗濯機本体だけでなく、洗濯機の給水ホースや排水ホースも劣化が早くなってしまうということも考えられます。
これらのことから、洗濯機をベランダに置く場合には、雨よけなどの対策をしておかないと、劣化も早くなりそうです。
では、どのような対策をしたら、洗濯機が風雨で汚れたり劣化をしたりするのを防ぐことができるでしょうか?
ベランダに洗濯機を置いたときに考えられる雨よけ対策
ベランダに洗濯機を置いた場合の雨よけ対策としては、
・洗濯機本体に雨よけを取り付ける方法
・ベランダに雨よけを取り付ける方法
の2つの方法が考えられます。
そこで、それぞれの雨よけ対策について、どのようなものがあるのかを調べてみました。
最初に、洗濯機本体に雨よけを取り付ける方法としては、
・洗濯機に雨よけカバーをかける方法
・スノコやラティスなどで洗濯機の周りを囲む方法
などがあります。
まず、洗濯機に雨よけカバーをかける方法について考えてみます。
洗濯機用の雨よけカバーは、通信販売やホームセンターなどで販売されています。
価格も高くなく、入手しやすいです。
雨よけカバーは、防水になっているので、洗濯機を雨や風による影響から防ぐことができます。
また、洗濯機の雨よけカバーには、洗濯機の蓋の部分が開くようになっているものもあります。
洗濯の度にカバーを外さなくてよいので、便利に使えそうです。
次に、スノコやラティスで洗濯機の周りを囲む方法について考えてみます。
スノコやラティスを使う場合には、自分で作ったり、組み立てたりしないといけません。
DIYが得意で、おしゃれな感じの囲いを取り付けたい場合にはオススメです。
価格は雨よけカバーに比べると、高くなりそうです。
自分にあった方法で、洗濯機の雨よけ対策をすると良いでしょう。
ベランダに雨よけを取り付けて、洗濯機を風雨から守る方法は?
ベランダに洗濯機を置いたときに、ベランダに雨よけを取り付けて、洗濯機を風雨から守る方法について考えてみます。
ベランダに雨よけを取り付ける方法としては、
・ベランダ用の雨よけカーテンを取り付ける
・雨よけシートを使って雨よけ対策をする
・ラティスやルーバーラティスを取りつける
などが考えられます。
洗濯機本体に雨よけ対策をする場合に比べて、大掛かりな感じにはなりますが、防犯対策にもなるのがメリットです。
また、ベランダ全体の風雨を防ぐことができるのも特徴です。
ベランダに雨よけ対策をした場合には、洗濯機を使用していないときに、蓋を開けておくことも可能です。
洗濯機の蓋を開けておくことで、風通しが良くなり、洗濯槽のカビ防止にもなるでしょう。
そして、給水ホースや排水ホースに、直接風雨が当たるのも防ぐことができます。
しかし、ベランダに雨よけ対策をする場合には、少し手間がかかるのでは?と思いますよね?
そこで、それぞれの対策方法について、できるだけ簡単に取り付ける方法や特徴などについて考えてみます。
ベランダ用の雨よけカーテンで洗濯機へのダメージを防ぐ
ベランダに置いた洗濯機を風雨による劣化から防ぐために、雨よけベランダカーテンを取り付ける場合について考えてみます。
雨よけベランダカーテンは、通信販売やホームセンターなどで販売されていて、価格も安価で入手しやすいです。
購入するときには、ベランダの大きさをしっかり測っておくことが必要です。
特に、雨よけベランダカーテンの下の部分を欄干に固定するので、欄干までの長さは確認しておかないといけません。
雨よけベランダカーテンには、風を通すものもあり、ベランダの空気の流れを良くしたい場合におすすめです。
また、夏の日差しが強い季節には、少し価格は高くなりますが、遮光素材の雨よけベランダカーテンを使うのも良いでしょう。
雨よけベランダカーテンは、物干しざおに通して使うものもあり、簡単に取り付けることができます。
そして、下部に付いている紐をベランダの欄干にしっかりと固定しておくと、風雨の強い日にも安心です。
さらに、取り外しも簡単なので、汚れたり傷んだりしたときに、新しいベランダカーテンに交換するのにも手間がかかりません。
雨よけシートを使って、ベランダに置いた洗濯機へのダメージを防ぐ場合
ベランダに置いた洗濯機の雨よけ対策に、雨よけシートを使う場合はどうでしょうか?
まず、雨よけシートはホームセンターや通信販売などで販売されているので、簡単に入手できます。
素材や大きさなどを比較して、購入してみると良いでしょう。
雨よけシートには上の部分が防水シートになっていて、下の部分が風を通すメッシュネットになっているものもあります。
シートが半透明のものを使えば、日光も適度に遮ることができて、洗濯機が劣化するのを防ぐこともできます。
雨よけシートは、上部に付いているループを物干しざおに通して取り付けます。
ループの部分を、大きめの洗濯バサミなどで固定しておくと、風が強い場合でも安心して使えるでしょう。
さらに、2本の物干しざおに取り付けることによって、テントのように使うことができるものもあります。
雨よけシートの下の部分は、ベランダの欄干にしっかりと固定しておくことで、シートがめくれるのを防ぐことができます。
ラティスやルーバーラティスをベランダに取り付けて洗濯機の劣化を防止
ベランダに置いた洗濯機の雨よけ対策に、ラティスやルーバーラティスを取り付ける場合について考えてみます。
ラティスやルーバーラティスは、雨よけシートやベランダ用雨よけカーテンに比べると、価格は少し高めになります。
ホームセンターなどで販売されていますが、持ち帰るのが大変なときは、通信販売で購入するのもよいでしょう。
種類も豊富で、建物の雰囲気に合わせたり、自分の好みに合わせることができて、おしゃれに仕上げることもできます。
また、洗濯機を風雨から守ることができるだけでなく、外からの視線もしっかりと防ぐことができます。
そして、ラティスやルーバーラティスを設置することで、防犯対策にもなります。
ラティスやルーバーラティスをベランダに設置する場合には、ベランダのフェンスにしっかりと固定させる必要があります。
結束バンドを使って、できるだけたくさんの個所を固定するようにしたいです。
賃貸住宅の場合は、大きなラティスを設置して、ベランダの避難用通路を塞いでしまわないように気をつけないといけません。
ベランダの大きさや生活スタイルに合わせた雨よけ対策を!
ベランダに洗濯機を設置した場合には、洗濯機の劣化を防ぐためにも、必ずしっかりとした対策をしておきたいです。
ベランダの大きさや自分の生活スタイルに合わせた対策をするとよいでしょう。
また、周りの状況によって必要であれば、ベランダと洗濯機本体の両方に雨よけ対策をしておくことも1つの方法です。
決して安いとは言えない洗濯機、色々と工夫して長く使いたいですね。