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住所には正式な書き方がある!必ずマンション名まで書こう!

2019.2.20

突然ですが、皆さんは、自宅の住所を書くとき、どのように書いていますか?

マンション名などが入ると住所が長くなりますが、記入欄にスペースがあまりない場合は、省略してしまうこともありますよね。

しかし、色々なサービスを使う場合には、トラブルを防ぐためにもマンション名まできちんと書くことが理想的です。

では、住所の「正式な書き方」とはどんなものなのか、一緒に見ていきましょう。

住所の正式な書き方とは?

人の氏名に正しい表記があるのと同じように、住所にも「正式な書き方」があるのはご存知の方も多いと思います。

しかし、自宅の住所になると、普段はあまり意識せずに書いていることが多いのではないでしょうか。

もちろん、普段の生活では、「○○県○○市○○1-1」といったような書き方をしても問題なく届きます。

しかし、普段の書き方が正式な書き方ではなかった場合、書類によっては受理されず書き直して再提出になる場合もあるので、自宅住所の正式な書き方は、やはり知っておいた方が良いでしょう。

では、住所の正式な書き方は、何を見ればわかるのでしょうか。

それは、住民票です。

住民票に載っている書き方が、その住所の正しい書き方ということになるからです。

そのため、住んでいる地域によって「正式な書き方」は異なります。

例えば同じ「1-1」という住所でも、「1-1」を正式としている自治体もあれば、「1丁目1番地」を正式な書き方として住民票に記載している自治体もあるからです。

また、マンション名や部屋番号(101のみなのか101号室なのか)も、住民票の通りに書けば大丈夫です。

引っ越しなどで住む地域が変わる予定のある方は、役所での転入手続きの際に、正式な書き方を一度確認しておくことをおすすめします。

住所を正式な書き方で書くべき書類とその理由

では、自宅の住所を正式な書き方で書くべき書類には、どんなものがあるか見てみましょう。

まず考えられるのが、役所に提出する書類です。

これらは、少しでも書き方が違うと、それを理由に受理されないということが起こるので、注意が必要です。

次が、履歴書です。

履歴書は、就職活動や転職活動の際に必ず書いて志望先の企業に提出するものですね。

採用担当者にとっては、こうした書類の書き方1つでも、応募者の印象を左右すると言われています。

また、採用連絡が電話ではなく、封書などで届くこともあるので、住所を正式な書き方で記入しておくことはとても重要です。

特に、マンションに住んでいる場合は、マンション名まで書くのが基本です。

普段、マンション名を省略している場合は、その書き方で書いてしまいがちですが、重要な書類でそれをしてしまうと、重要な知らせが届かない(または遅れて届く)リスクがあるからです。

そんな理由でチャンスを逃したくないですよね。

そして、意外かもしれませんが、宅配便や年賀状などに書く住所も、正式な書き方をすることが望ましいとされています。

その理由については、後ほどご説明しましょう。

では次は、住所の正式な書き方の一例をご紹介します。

マンションの場合の住所の正式な書き方をご紹介!

正式な住所とその書き方は、各自治体によっても認識が異なるので、一概には言えませんが、正式な書き方には一定の傾向があります。

また、番地やマンション名、部屋番号以外の住所の書き方は大体同じであることが多いので、一般常識として知っておきましょう。

住所を細かく見ていくと、

1、郵便番号
2、都道府県名
3、市町村名
4、番地
5、マンション名
6、部屋番号

に分けることができます。

郵便番号は、スマホなどで住所から簡単に調べられます。

封筒などに入れて出す場合、封筒に郵便番号のマークがないことがありますが、その場合は自分で「〒」と書き、その隣に7桁の番号を書けば大丈夫です。

そして、都道府県名から書くのが正式な書き方です。

重要な書類では、特に、都道府県名から書きましょう。

市町村名の中に「大字(おおあざ)、字(あざ)」などと入っている場合は、それも省略せずに書きます。

そして、最後が番地やマンション名、部屋番号ですが、これらの正しい書き方については住民票を確認して下さい。

先ほども少し触れましたが、一般的には

「1丁目1番(地) ○○マンション101」
「1-1 ○○マンション101号」

などと書く自治体が多いようです。

また、同じマンションが複数(A棟、B棟など)ある場合には、それも忘れずに書きましょう。

マンション名まで書かないと荷物が届かないことがある!

ここまで、マンションに住んでいる場合の「住所の正式な書き方」をお伝えしました。

しかし、マンション名が長い場合や記入するスペースが狭い場合などは、マンション名まで書くのが面倒なときもありますよね。

それほど重要な荷物でなければ、住所を省略してしまっても届くことがあります。

しかし、省略しても問題ないのは、都道府県名と「大字」くらいです。

住所に「字」と入っている場合は、大字と違って省略できないので注意して下さい。

番地やマンション名、部屋番号が分からないのでは荷物を届けられないので、これらを省略してはいけないのは当たり前のことですね。

ネット通販で購入した商品や旅先で自宅に送ったお土産が届かなかった場合は、サービスの利用者に問題がある場合も多いのです。

「住所はマンション名、部屋番号まで書くように」と宅配業者もお願いをしていますが、なかなか難しく、マンション名がなかったり間違っていたりと、宅配業者と利用者の間でトラブルが起こっています。

TwitterなどのSNSでは、それを嘆いている郵便配達員や宅急便配達員も多く見られます。

そこで、次の章では、「マンション名を書かないと、なぜ配達員が困るのか」について見ていきます。

マンション名を省略するとどうして困るの?

近年では、ネットショッピングをする方が増えて、宅配の荷物が増えています。

また、旅先でのお土産や大きな家具などもかさばるので、宅配サービスを使う方は多いですよね。

しかし、中には、正式な書き方をしない方や、肝心のマンション名を省略してしまう方がいます。

実際に、「マンション名が分からず、配達員が困る」という話をよく聞きますよね。

なぜ、マンション名の記載がないと困ってしまうのでしょうか。

それには、「住居表示プレート」や「番地」の問題が関係しています。

「住居表示プレート」とは、住所を示す青いプレートのことです。

これがあればなんとか届けられますが、マンションなどの場合には、このプレートがない場合が多いので、どの建物か分からず宛先不明で戻すことになるのです。

また、「番地」の問題では、

・同じ番地にマンションが複数建っている
・変則的な番地に翻弄される

といったことがあります。

番地自体(1-1、1-2など)は連続していても、実際の建物は離れた場所に建っていたり、複数の建物がある場合には、どこに届ければ良いのか分からず困ってしまいますよね。

それでも以前は、マンションのドアに個人名が書かれていたので、届くことも多々ありました。

しかし、最近は防犯上、マンションのドアには個人名を書かないことが多いので、さらに分かりにくくなっているのです。

マンション名の省略や書き間違いで起きたトラブル!

先ほどの章で、マンション名を省略せずにきちんと書くことの必要性については、十分お分かりになったことでしょう。

最後に、マンション名の省略や書き間違いで起きたトラブルの事例をご紹介します。

まずは、マンション名を省略した場合です。

年賀状などでマンション名が省略されていた場合、それが無事に届いたとしても、受け取る相手が差出人にマイナスの印象を持つことがあります。

近年では、メールが主流になったため、年賀状を出す方は年々減っています。

しかし、まだ出し続けている方もいますよね。

そういった方は、マナーに厳しい方も多いので、住所やマンション名を省略されたことで、「自分はこの人に大事に思われていない」と感じてしまうかもしれません。

それがきっかけで人間関係が悪化するのは避けたいので、やはり年賀状に書く住所は、正式な書き方をしたいものですね。

また、マンション名を間違えて書いてしまえば、間違った住所に届いてしまう可能性があります。

ネットのフリマサイトの利用者の間でのトラブルが、商品の発送に関わることです。

マンション名を省略したために、出品者が送った商品が購入者に届かないというトラブルが後を絶ちません。

これらは、きちんと住所を書けば(入力すれば)防げることなので、トラブルに遭わないためにも、住所の書き方を見直してみましょう。

住所はマンション名まできちんと書こう!

今回は、住所の正式な書き方とその理由についてお伝えしました。

マンション名の記入や入力をうっかり忘れてしまったり、記入ミスしてしまうことは誰にでもあります。

しかし、配達員さんの苦労を思うと、「書くのが面倒」「届くからいいや」という考えで住所を省略することは避けたいですね。

また、年賀状などでは相手に失礼のないように、自分の住所も相手の住所も、できるだけきちんと書くようにしましょう。

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