新築やリフォーム予定の方、キッチンのゴミ箱の置き場所はすでに決まっていますか?
「他に決めることが多すぎて、全く考えてなかった…」そんな方は必見です。
キッチンに置くゴミ箱は意外と大きく、しかも1つだけではないことが多いですよね。
ここではキッチンのゴミ箱の正しい設置場所について考えていきましょう。
新築前に!キッチンのゴミ箱の位置を考えよう
新築の際、住宅メーカーで間取りやコンセントの位置を決めますよね。
それと同じく、キッチンのゴミ箱の位置を前もって決めることも重要なことなのです。
キッチンはよくゴミが出るので、どのお宅も大きなゴミ箱をキッチンに置くことが多いですよね。
それも、燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミなど、ゴミ箱は1つだけでは済まないことがほとんどです。
しかし、キッチンのプランニングや設計する際、ゴミ箱の設置場所を重要視しない住宅メーカーが多いというのです。
また、実際に家を建てた後に、キッチンにゴミ箱を置く場所がなく悩む人が多いと耳にします。
例えば、ゴミ箱がキッチンの通路に2つも3つも並んでいたら、邪魔で仕方がありません。
それでは料理の効率も悪くなってしまうでしょう。
そのため、使いやすいキッチンにするには、新築前にゴミ箱の設置場所について考えておくことが重要なのです。
ゴミの分別や収集日を知ろう
まず、新築する方はこれから住む町のゴミに関しての情報を頭に入れておきましょう。
ゴミの分別や収集日を知ることで、ゴミ箱の数や置き場所が定まってきます。
各地域によってゴミの分別方法、収集日はまちまちです。
毎日、毎週、大体の自分の家で出るゴミの量は把握していますよね。
収集日を知り、その日までに溜めておける量が入るゴミ箱を置くことが理想です。
そのようにしてゴミ箱の大きさを絞って決めていきましょう。
また、ごみの収集日や分別方法に関して、自分で調べてみてもくわしくはわからないことも考えられます。
その場合は、市役所に問い合わせれば教えてもらえます。
街によっては細かく分別しなければならないため、事前にきちんと知り、頭に入れておきましょう。
このようにゴミの分別方法や収集日を事前調査することで、キッチンのゴミ箱の設置場所のスペースの検討ができるでしょう。
キッチンのゴミ箱の置き場所を決めよう
新築予定の町のゴミの分別方法や取集日を知ったら、次はゴミ箱の設置場所を決めていきましょう。
ゴミを次の収集日までどれだけストックしなければならないか、各家庭で異なります。
そのため、自分の家に合った大きさのゴミ箱を購入しましょう。
ゴミ箱はたくさん入る、ただ大きいものにすれば良いというわけではありません。
自分の家のゴミの量に合った、ちょうど良い大きさのものを必要な数だけ用意することが望ましいのです。
そして、ゴミ箱をキッチンのどの部分に置くかも重要です。
新築の方で間取りを決める前ならば、ゴミ箱を置けるスペースとして少し広めにキッチン通路を確保するのが良いでしょう。
また、よく見かけるのは勝手口付近にゴミ箱を置くお宅です。
ゴミ捨ての日、ゴミをまとめた後に割とすぐ外へ持ち出せること、また勝手口は端にあるので、ゴミ箱スペースとして活用しやすい点からでしょう。
ゴミは臭いの問題もありますので、すぐ外へ出せる勝手口付近がおすすめと言えるでしょう。
新築の人におすすめ!家電収納下のゴミ箱を利用しよう!
新築の際、家電製品を新しく揃える方も多いでしょう。
それらの家電と一緒に、家電が収納できる収納棚の購入もおすすめします。
これは炊飯器や電子レンジ、ポットなどの家電製品の収納棚なのですが、下にキャスター付きの引き出しが備え付けられているものがあります。
その引き出し部分がゴミ箱を入れるスペースになっているのです。
これならキャスターで自由に開け閉めできるので、ゴミを入れるときだけ引き出して入れられます。
そして使わない時は閉じた状態にしておけるので、すっきりと収納できるのです。
また、引き出しにはゴミ箱が数種類入るものが多いので、分別するには十分な数でしょう。
システムキッチンの色に合わせて収納棚を購入すれば、統一感が生まれ、さらにすっきり見せることができますよ。
ゴミ箱が見えていると生活感が出ますから、部屋のインテリアを重視する方におすすめです。
新築するなら!オーダーキッチンがおすすめ
新築の特権ですが、キッチンをオーダーで注文することができます。
オーダーキッチンであれば、自分好みにキッチンを作れるので、ゴミ箱の収納を作ることもできますよ。
ここでゴミ箱の置き場を考えるのならば、台所収納を1つ減らして、その部分にゴミ箱を設置するのが理想でしょう。
例えばシンクの下をオープンにして、その場所にちょうどすっぽりはまるサイズのゴミ箱を並んで設置させます。
これなら見た目もきれいですし、シンク回りは1番ゴミが出る場所なので、すぐに捨てることが可能なのでおすすめできます。
もう1つおすすめは、先ほどの家電収納棚のようにキャスターをつけて引き出しにゴミ箱を収納する方法です。
この収納の良いところは「掃除が楽」な点でしょう。
キャスターを転がすだけで重たいゴミ箱が移動でき、ほこりやゴミを取り除けます。
通常であれば、設置しているゴミ箱は自分で持ち上げてどかさなければなりません。
しかし、これならその苦労はないわけです。
このようにオーダーキッチンですと、自分の好きなようにゴミ箱の位置を決めることができるのです。
ただ、住宅メーカーでは、注文できる会社とできない会社があるので、事前に確認してきましょう。
キッチンにおすすめ!蓋つきゴミ箱
新築するならキッチンもお洒落に見せたいですよね。
ここではおすすめのお洒落なゴミ箱をご紹介していきます。
ちなみに、すべて蓋つきゴミ箱なので、においも気になりませんよ。
【KEYUCA:arrots ダストボックス】
真っ白で清潔感のある、四角いゴミ箱です。
両開きで開く蓋は口が広いためゴミを捨てやすく、ゴミ袋の替えも楽に行える造りをしています。
中でたくさんの袋を引っ掛けて分別することも可能です。
【山崎実業:分別ゴミ袋ホルダー ルーチェ】
ゴミ箱の概念を覆す、箱のないゴミ箱です。
蓋とホルダーのみなので、中身が見えるゴミ箱となります。
見た目もスッキリとしたスタイリッシュなデザインで、汚れても丸洗いが可能です。
【天馬:多段分別】
3段の蓋つきカラーボックスのようなキャスター付きのゴミ箱です。
見た目はお洒落な家具のため、まったくゴミ箱に見えません。
上部の天板は耐荷重5㎏となっていて、ちょっとしたキッチン道具を置くことも可能です。
【ottostyle.jp:センサー全自動開閉式ごみ箱】
センサーに近づくと自動で蓋を開閉してくれます。
重たいものを捨てるときや、水を触って濡れた手でも安心してゴミ捨てができますよ。
ただ、電池式なので(単三電池4本使用)長期間使用しない場合は放電を防ぐため、電源を切っておきましょう。
キッチンのゴミ箱の位置は重要!
キッチンに置くゴミ箱は家庭によってさまざまです。
「家を建ててから考えればいいかな…」など考えがちですが、キッチンに置くゴミ箱は思ったよりも大きく、存在感があるのです。
例えば、料理の途中にぶつかってしまうことも考えられます。
これから新築する方は、間取りだけでなく、ぜひゴミ箱の位置も意識してください。
使いやすいキッチンは生活を快適なものにしてくれるでしょう。