賃貸住宅の床への傷防止対策と普段から気をつけたいこと

マンションやアパートなどの、賃貸住宅の床に目立つ傷をつけてしまった場合に、修理費用を請求されるのでしょうか?

普段生活をしていて、自然に付いた小さな傷については大丈夫です。

しかし、故意や過失によって付いた傷については修理費用を請求されます。

特に、傷が大きかったり、傷が付いた箇所が多かったりすると、請求される費用も高額になります。

こちらでは、賃貸住宅の床に、できるだけ目立つ傷を付けないように日頃からできること、床に傷ができてしまった場合についてご紹介します。

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賃貸住宅に入居するときには床に傷がないか確認を!

賃貸住宅に入居するときには、必ず床に傷がないかを事前に確認しておくことが必要です。

できれば、自分の荷物が運び込まれる前に、床や壁などを一通り、必ず確認をしておきましょう。

前に住んでいた人が付けた傷が、残っていないとは限らないからです。

前に住んでいた人の退去時には、必ず管理会社などの担当者が床の傷を確認しているでしょう。

しかし、担当者によっては傷に対しての見方が違う場合があります。

また、傷の見落としがないとは言い切れません。

もし、前の人が付けた傷が残っていたら、自分が退去をするときに、自分が付けた傷と判断されることもあります。

この場合は、他人が付けた傷の修理費用を自分が負担しなくてはならなくなりますので、確認をしておきましょう。

では、新築の賃貸住宅に入居する場合は大丈夫でしょうか?

新築の場合は、内装工事のときに床に傷が付いている場合があります。

そして、入居ぎりぎりに完成した新築物件は、床の傷などを管理会社が確認していないこともあります。

そのため、新築物件の場合にも、床の傷がないかを点検しておきましょう。

トラブルを防ぐためにも、必ず入居時に床の隅々までをよく確認しておくことをお勧めします。

賃貸住宅に入居するときに、床に傷が付いているのを発見したらどうする?

賃貸住宅に入居したときに、既に床に傷がついている場合は、どうしたら良いのでしょうか?

まず、入居前から床に傷がついていたことを、賃貸住宅の仲介業者になっている不動産会社に連絡をします。

引っ越しの荷物が運び込まれる前に、連絡をしたほうが良いでしょう。

荷物が運び込まれた後ですと、引っ越しのときにできた傷ではないか?と言われることもあるからです。

引っ越し当日に、床の傷を見つけてしまった場合は、引っ越し荷物が運び込まれるまでに時間がありません。

できれば、前の日に部屋の鍵を受け取ったときに、床などに傷がないかを確認しておきましょう。

床に傷があることを不動産会社に連絡をすると、どのように対処をすれば良いのかを教えてくれます。

それぞれの賃貸住宅によっても変わりますが、床の傷の写真撮影をしておくように言われることが多いです。

このときに気をつけないといけないのは、必ず年月日を入れて床の傷の撮影をするということです。

部屋の中に、まだ引っ越し荷物が運び込まれてないことを証明するためにも、部屋全体の写真も撮影しておくと良いです。

撮影した写真はプリントアウトして、部屋のどの辺りにあった傷なのかを記載して、書類として残しておきます。

そして、床の傷の写真の書類は自分だけでなく、不動産会社にも賃貸契約書と一緒に預かってもらうと良いでしょう。

それは、自分が退去のときに、入居時の担当者の人が転勤や退職などで不在になっても大丈夫なようにしておくためです。

賃貸住宅の床についた傷の修理費用は負担しなくてはいけない?

床に付いた小さな傷であれば、修理費用を請求されることはあまりないと考えて良いです。

しかし、故意や過失によって付いた傷は修理費用を請求されます。

また、目立つような大きな傷や床のへこみについても修理費用を請求されることがあります。

修理費用は敷金を支払っていれば、敷金から引かれますし、敷金ゼロの場合は別途請求されるでしょう。

修理費用は、床のフローリングの1枚分の大きさや材質によっても変わってきます。

1枚分の大きさが小さければ、請求される修理費用も少なくなってきます。

賃貸住宅を借りるときに、床の1枚分の大きさを確認しておくのも良いでしょう。

賃貸住宅の場合は、退去するときに「入居前と同じように元通りにして返す」というルールがあります。

このルールを「原状回復」といいます。

これは、新品にして退去をしなくてはいけないということではありません。

自然消耗や経年劣化をしっかりと考慮して、負担割合を計算して決めるようになっています。

この原状回復をめぐってのトラブルを防ぐために、国土交通省によってルールが定められています。

「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について確認をしておくと良いでしょう。

賃貸住宅の床に傷をつけないように事前にできることは?

賃貸住宅に入居することが決まったら、床に傷が付かないように、入居時に対策をしておきたいものです。

床に本棚やベッド、テレビ台などの重たい家具を直接置いてしまうと、床に傷が付いたり、床にへこみができたりします。

さらに、椅子や机などは動かして使うこともありますので、床に傷が付きやすくなります。

荷物を運び入れてから、床に傷が付かないように対策をしようとすると、重たい家具を動かさなくてはいけません。

また、引っ越しときに、引っ越し業者の方々も気をつけて荷物を運び入れてくれますが、万が一ということもあります。

できれば、引っ越しの荷物が運び込まれるまでに、床に傷が付かないように対策をしておきましょう。

では、床に傷が付かないようにするには、どうしたら良いのでしょう?

まず考えられるのは、床にカーペットを敷く方法です。

特に、重たい家具や本棚、ベッドそして、机や座るときに動かして使う椅子などの下にはカーペットを敷いた方が良いでしょう。

床一面にカーペットを敷き詰める方法もありますが、カビの原因になることもあります。

カーペットは、必要な箇所に敷いておくと良いでしょう。

また、カーペットの種類によっては、隙間からほこりなどが入って、かえって床に傷を付ける原因になることもあります。

カーペットを選ぶ際には、床との相性を考えて選ぶと良いでしょう。

カーペットの他にも、汚れてしまったときにお手入れをしやすい、ジョイントマットを敷く方法もあります。

ジョイントマットは、お手入れしやすいだけでなく、組み合わせも自由にできます。

さらに、引っ越しをしたときに、どの部屋にも対応できるという利点もあります。

カーペットやマットを敷きたくない場合には、裏面がシールになっているゴムやスポンジなどの緩衝材を使う方法もあります。

緩衝材は、テーブルやイスなど家具の接地面に直接貼りつけて使います。

また、キッチンに食器棚を置く場合は、食器棚の下にもマットを敷いておくと安心です。

自分の生活スタイルに合った方法で、床に傷が付かないように、対策をすると良いでしょう。

床に傷ができやすい箇所を見つけたときと普段から気をつけること

前もって床に傷がつかないように対策をしていても、生活を始めてみて、傷ができやすい箇所を見つけることもあります。

床の材質によっては、キャスターが付いてる家具を直接床に置くことで、傷やへこみになる場合もあります。

この場合は、キャスターの下に保護マットを敷くなどして、早目の対策をすることが必要になってきます。

賃貸住宅で生活を始めたら、しばらくは床に傷がついてないかを、時々確認してみると良いでしょう。

また、普段の生活で気をつけたいこととしては、ものを床に落とさないようにすることです。

カーペットを敷いてないところの床は、特に傷を付けないように注意したいものです。

賃貸住宅では、玄関を入ってすぐの所に廊下兼キッチンがある間取りをよく見かけます。

しかし、この廊下兼キッチンには、カーペットなどは敷かないことが多いです。

キッチンにある鍋やフライパンなどを床に落とすと、床に傷が付く原因にもなりますので気をつけましょう。

心配なら、滑りにくい素材のキッチンマットを敷いてみるのも良いです。

カーペットやマットを敷いてない所では、鍵やハサミなどもを落とさないよう、注意が必要です。

大きさの割には深い傷が床につくこともありますので、普段から気をつけましょう。

もし、床に傷を付けてしまったときは?

もし、賃貸住宅の床に傷が付いてしまった場合は、どうしたら良いでしょう。

退居するまで、傷のついた床で生活するのが嫌だな、と思うこともあるでしょう。

その場合、小さくて浅い傷は自分で修復できる場合があります。

小さい傷用に、ホームセンターでクレヨン型の補修剤が販売されています。

単色から何色かセットになったものもあります。

セットの方は、色を混ぜて使えますので、より床の色に近付けやすいです。

色を確認するために、あらかじめ床の写真を撮影してから買いに行くと良いでしょう。

クレヨン型の補修剤は、床に円を描くように塗り込んで布で拭き上げるだけなので、簡単に補修できます。

しかし、根本的に補修ができるわけではありません。

また、あまりにやりすぎると余計に傷が目立つようになることもあります。

あくまでも、小さい傷が付いた場合の応急処置ということです。

経年劣化や普段の生活で自然に付く傷は仕方がないので、あまり気にする必要はないでしょう。

普段から気をつけて生活を!

賃貸住宅の床に目立つ傷をつけてしまうと、退居のときに補修費用を請求されることがあります。

退居するということは、次に住む所へ引っ越しをするということになります。

引っ越しにはかなりの費用が必要になりますので、できれば退居時の補修費用は抑えたいものです。

普段から、床に目立つ傷を付けないよう気をつけて生活をすることを、心掛けましょう。

また、床に傷が付かないように、臨機応変の対策をすることも必要です。

そして、引っ越しときのトラブルを防ぐために「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について確認をしておきましょう。