アパートの郵便受けが小さいときはどうすればいいの?

アパートには、それぞれの部屋ごとに郵便受けが付いていることが多いでしょう。

郵便受けに郵便物を入れてもらいますが、その郵便受けが小さいことで不便になることがあるかもしれません。

そのような場合は、どうすればいいのかをご紹介します。

アパートの郵便受けが小さいと不便!

アパートに住んでいる方は、自分宛てに届いた郵便物や荷物を、備え付けの郵便受けに入れてもらいます。

備え付けの郵便受けに十分な大きさがあれば、郵便受けに入れておいてもらえるので、帰宅したときに荷物を受け取ることができます。

しかし、郵便受けが小さいと大きな荷物は入らないため、配達業者は一旦持って帰ってしまいます。

そのため、再配達をしてもらうか自分で指定の場所に取りに行かなくてはなりません。

自分が留守のときに受け取れず、手間も増えてしまうので不便です。

また、出張等で自宅を留守にする期間が長いという人にとっては、郵便受けが小さいと特に大変です。

留守の間に郵便物がたくさん届いた場合、郵便受けに入りきらなくなってしまうこともあるでしょう。

そうなると、やはり入りきらない郵便物は配達業者が一旦持って帰ってしまうので、帰宅後に自分で取りに行くなどの対応が必要となります。

このように、アパートの郵便受けが小さいと不便な思いをすることがあるのです。

なぜアパートの郵便受けが小さいのか

アパートの郵便受けが小さい理由として考えられるのは、スペースの問題です。

郵便受けは出入口のドアや外壁に設置してあることが多いですが、玄関が狭く、ドアが小さい場合などは郵便受けが小さくなることがあります。

また、エントランスに集合ポストが設置されているような場合では、やはりスペースが限られるので必然的に郵便受けが小さくなってしまうのです。

郵便受けが小さい理由として、次に考えられるのが予算の問題です。

アパート建設時に潤沢な予算がなく、郵便受けの設置工事にあまり費用をかけられなかったことにより、郵便受けが小さくなってしまうことがあります。

アパートの建設工事全体の中では、郵便受けの設置工事に対する予算の優先順位が低いのです。

そのため、予算に余裕がないと、郵便受けが小さくなってしまいます。

アパートの郵便受けにはどのようなタイプがあるの?

ここまでアパートの郵便受けが小さいと不便だとご説明しました。

では、アパートの郵便受けにはどのようなタイプのものがあるのでしょうか。

郵便受けのタイプで一番多いのは、A4サイズの郵便物が入るタイプのものです。

このタイプの郵便受けは標準タイプとも呼ばれており、ポストの投函口が30cm~35cm程の大きさです。

この標準的タイプの郵便受けでは、レターパックといった大きい郵便物は入らないかもしれませんが、回覧板や書類などは問題なく入ります。

また宅配ボックスを郵便受けとして使用している人もいます。

宅配ボックスは郵便物だけでなく、箱型の宅配便も収容することができます。

宅配ボックスを設置することで、不在時に郵便物だけでなく宅配便も入れてもらうことができます。

こうすることで、再配達をしてもらったり、自分で荷物を取りに行ったりする手間が省けます。

ただし宅配ボックスは、設置するスペースが必要となります。

設置できるスペースもないのに宅配ボックスを設置すると、周囲の住民にとって迷惑となる可能性もありますので、ご注意ください。

アパートの郵便受けが小さいときは管理会社に連絡を!

では、アパートの郵便受けが小さいときはどうすればいいのでしょうか。

まず考えられる対処方法は、アパートの管理会社に連絡することです。

アパートの管理会社に、備え付けられている郵便受けが小さくて困っていることをお伝えください。

そうすると、アパートの管理会社が調査に来て、実際の郵便受けがどれくらいの大きさなのかを調べてくれるでしょう。

場合によっては、住民に事情を聴くかもしれません。

もし聴かれたときは、具体的に困っていることを詳細に伝え、どのくらいの大きさの郵便受けであればいいかを伝えてみてください。

その後アパートの管理会社は検討し、郵便受けをもう少し大きいものに交換してくれるかもしれません。

もし管理会社がなかなか動いてくれない場合は、アパートの住民何人かで嘆願するのも方法の1つです。

アパートの他の住民も同じように、郵便受けが小さいことに頭を悩ませているかもしれません。

そんな悩みを共有した住民と一緒になって管理会社にお願いすることで、単独でお願いするよりも効果があるかもしれません。

郵便受けを購入するのも方法の1つ

アパートの郵便受けが小さいことで不便な場合、市販の郵便受けを購入する方法もあります。

市販ではどのようなタイプの郵便受けがあるのでしょうか。

先ほど標準タイプは受け取り口のサイズが30cm~35cm程だとご説明しましたが、当然市販でも標準タイプの郵便受けはあります。

さらに、それよりも大きいサイズとして、受け取り口のサイズが40cm程の郵便受けも販売されています。

この大きさだと、標準タイプでは入りきらなかったレターパックサイズの郵便物も入れることができます。

また、郵便物が多い人や自宅を何日間か留守にすることが多い人にとっては、より多い郵便物を入れることができるので便利です。

郵便受けは塀や外壁に取り付けてある郵便受けが一般的ですが、新たに塀や外壁に郵便受けを取り付けるとなると、追加で工事が必要となります。

アパートでは原状回復が原則であるので、その点から考えると工事は難しいです。

そのため、自立式スタンドタイプの郵便受けの購入がおすすめです。

自立式スタンドタイプの郵便受けは購入して置くだけで、すぐに郵便受けとして使用できます。

値段は、物にもよりますが、スタンドタイプの郵便受けで安いものだと1万円以内で購入できるものもあるようです。

ぜひ自分に合った郵便受けを探してみてください。

自分で郵便受けを作ろう!

アパートの郵便受けが小さい場合の対処方法として、購入する以外にも自分で作るという方法もあります。

近年はDIYが流行しています。

DIYとは、「Do It Yourself」の略で、昔でいうところの日曜大工に当たります。

木工材料を入手することができれば、自宅で郵便受けを作ることができます。

ここでは簡単な作り方をご紹介します。

木材で箱型の郵便受けを作る方法です。

まず木材を入手し、パーツごとに切断してください。

郵便受けの底に当たる部分や周りの壁に当たる部分、屋根に当たる部分について、それぞれサイズを測定し、ノコギリ等を使って切断してください。

次にそれらに色を塗ります。

色はお好みで、ペンキ等を使って着色するのがいいと思います。

例えば屋根の部分は赤色にして、周囲の壁は白色にすると、お洒落な雰囲気の郵便受けになると思います。

そして、パーツ1つ1つに色を塗ることができたら、最後にそれらを組み立てます。

パーツの周囲にネジで留める用の穴を開け、それができたら1つずつネジで留め、木材を組み立てていきましょう。

こうしてオリジナルの郵便受けを作ることができます。

日曜大工が好きな方は、ぜひ自分だけの郵便受けを作成してみてはいかがでしょうか。

自分だけの郵便受けを日常で使う生活はいいですよね。

自分に合った郵便受けを!

ここまでアパートの郵便受けが小さい場合の対処方法をご紹介してきました。

アパートの郵便受けが小さい原因としては、スペースの問題や予算の問題がありますが、とにかく郵便受けが小さいのは不便です。

そんなときは、市販のものを購入したり、自分で作ってみるのがいいかもしれません。

世の中にはいろいろなタイプの郵便受けがあります。

ぜひ自分に合った郵便受けを使ってみてください。