窓やクーラーの隙間から虫が侵入!?それぞれの対処法は?

きちんと塞がれていると感じていても窓やクーラーにはごくわずかな隙間が存在しているのです。

そんな隙間を虫に発見されれば、簡単に部屋に侵入できてしまうという恐ろしい事実が。

虫が大の苦手という人にとっては一大事のはずです。

このような事態を予防するためにはどのような方法があるのか当記事で考えていきましょう。

窓やクーラーの隙間から侵入してくる虫がいる!?

このタイトルを見ただけで虫が大の苦手だという人はゾッとしたはずです。

一見塞がれているように感じてしまうのが窓ですが、思ったよりも小さな隙間があるのです。

ですから、その隙間を通り抜けて部屋に蚊やコバエなどの虫が侵入してしまいかねないのですね。

「最近窓サッシや窓周辺に虫がいるな…」なんて思っている方はこれが原因かもしれませんよ。

また、窓の隙間だけではなく、なんとクーラーからの虫の侵入率が高いとのこと。

クーラーから通り抜けてきやすい代表的な虫は蚊・羽虫・チャタテムシ・ゴキブリなども含まれています。

クーラーをつけると虫が出てくる・落ちてくる・最悪の場合部屋にたくさんの虫が発生するという事態に陥ってしまうかもしれません。

クーラーが虫の住みかとなってしまうというわけですね。

みんなが嫌なイメージを持つことが多い見た目にも不快なゴキブリはクーラーのフィルターに卵を産み付けてしまうことが分かっているため、そんなことは回避したいものです。

また、チャタテムシはクーラーのカビが原因で、温床となってしまいがちです。

虫嫌いの人は、同じく虫嫌いの筆者と一緒に解決策を考えてみましょう!

まずは窓の隙間からくる虫をガードしたい場合

先ほどは窓やクーラーの隙間からいろいろな虫が侵入してしまう恐れがあることをお伝えしました。

虫の侵入を許したくないという人はこれから順にご紹介する虫予防の方法を試してみましょう。

まずは窓の隙間からくる虫をガードしたいとお考えの方に向けてお話を進めていきます。

◆市販の防虫グッズを利用する方法

市販されている防虫グッズには、窓に付着させて使うものもあれば吊るすもの、スプレーのものなど幅広く存在しています。

どんなものを使用したいのか考えて、自分に合った防虫グッズを入手しましょう。

どれも気軽に使用できるものばかりですが、防虫スプレーは使用上の注意点があります。

重要なポイントは、窓を閉めて外側から窓や網戸にスプレーしていくという点ですから、意識して扱ってくださいね。

部屋のなかから行うのはNG行為ですから止めておきましょう。

事前に窓の隙間からくる虫をガード!照明やカーテンに注目

他にも、窓の隙間からくる虫をガードしたい場合には以下のことを行ってみてください。

◆遮光カーテンを利用する方法

光に集まる習性のある虫もたくさんいますから、そんなときに推奨したいのが遮光カーテンです。

光を遮断する効果が期待できるので、通常のカーテンにはない機能を持ち合わせています。

虫予防にも役立つこと間違いなしのアイテムなのではないでしょうか。

◆LED照明にシフトする方法

嫌な虫が集まりにくい環境にするためには打ってつけなのですが、費用面が少し痛手となってしまうのです。

また、アパートやマンションなどの賃貸物件では大家さんに許可をもらう必要性があります。

一軒家の場合には検討の余地もありますし、引っ越しをお考えの人であれば、最初からLED照明を採用している物件を探すのが手っ取り早く済むでしょう。

窓の隙間からくる虫をガードするための効果的な方法をいくつか挙げましたので、次回からはクーラーの虫予防についてふれていきましょう。

クーラーに入り込む虫を完全カードしたい場合

さて、窓の隙間と同じくらい虫予防を行ってほしいのがクーラーです。

ここからはクーラーに入り込む虫をガードしたい人に向けて予防法をお伝えしていきます。

◆ドレインホースの入り口を市販のアイテムで塞ぐ方法

まず着目したいのがドレインホースです。

これはクーラーを作動して生じた水分を逃がすためには必要不可欠な存在です。

ドレインホースの先端部分の直径はおよそ14mmから16mm程度ですから虫が通り抜けるには十分な広さの隙間とも捉えられますよね。

クーラーの機能を考えると必要なものですから完全に先端部分を塞ぐのではなく、虫が通り抜けにくいように工夫してみましょう。

市販のドレインホースに装着できるキャップなどを入手するのが得策でしょう。

また、ドレインホースの先端部分と地面との距離をなるべくとることも重要なポイントでしょう。

目安は最低でも5cmは距離を確保するのがおすすめの虫予防法です。

エアコンパテは経年劣化する!隙間を埋めて虫を完全カード!

さて、窓の隙間と同じようにクーラーにも思わぬ隙間があるので、前項でご紹介した場所以外の他の場所の虫予防法もみてみましょう。

◆貫通穴のごくわずかな隙間を塞ぐ方法

前項で挙げたドレインホースなどとクーラーをつなげるというのを目的として、貫通穴を作るのが通常です。

当然、ドレインホースなどを入れるときには多少なりとも余裕をもって貫通穴が作られる傾向にあるため、何もしなければごくわずかな隙間が存在するというわけです。

ですから、施工時にはエアコンパテと呼ばれるものでこの隙間を塞いでいるのですが、年月を追うごとに状態が劣化する可能性が出てくるのは予想できますよね。

その結果、貫通穴にわずかな隙間が発生してしまう恐れがあるというわけです。

実際に貫通穴の状態を目で確認してみて、隙間を塞ぐ必要性があれば市販のエアコンパテをゲットしましょう。

そのエアコンパテで貫通穴に生じてしまった隙間を塞ぐことで虫予防効果が蘇るでしょう。

クーラーから虫が落ちてきた!?対処法について

ここまで窓にある隙間から虫が入り込むパターンについてと、クーラーに虫が入り込むパターンについて予防法を考えてみましたね。

しかし、もう既に虫の温床となってしまっているという怖いパターンも否定できません。

特に危険なのがクーラーが何かしらの虫の温床となってしまっているという場合です。

窓から侵入してきた虫は撃退しやすいのですが、クーラーのなかが虫の住み家となってしまってはそこで増殖をしてしまっているというリスクがつきものなのです。

そのサインが「クーラーをつけたら虫が落ちてきた!」という事態ですから、落ちてきた虫を退治するだけではなく他の対処法も施す必要性があります。

このような事態に陥ってしまったらまずは「クーラーのなかの換気」が重要です。

およそ1時間を目安に送風を行うのが理想的ですよ。

また、「ミントの香りを利用して虫予防する」というのもゴキブリなどの場合には効果的です。

ミントのアロマなどを紙につけてクーラーの吹き出し口付近にセットするという方法のことでとても簡単に行える対処法のひとつですね。

しかしながら、安全性の面から考えるとペットがいる場合には避けたほうが良いといわれています。

やはり、最も優先的に行いたい虫予防法としてはクーラーの洗浄作業でしょう。

こまめに行うことが後々虫に悩まない生活を送ることに直結しますよ。

窓やクーラーからやってくる虫を撃退しよう!

窓の隙間から虫が入り込んでしまうというのは想像しやすいことかもしれませんが、虫はクーラーからも侵入できるというのは驚きですよね。

虫が嫌いな人や虫対策を施したいという人は、今回ご紹介した対処法を窓とクーラーの両方に施して虫を撃退してみてはいかがでしょうか。

盲点となりがちな虫の通り道をガードして、より快適な暮らしに近づけていきましょう。