新しい住まいを探すとき、お風呂が好きなら、ゆったりとしたユニットバス。
お料理が趣味なら広めのキッチンなど、自分のライフスタイルに合った物件を探していきますよね。
テレビが好きで、なかでもBSが見れることが必須だというかたもいらっしゃることでしょう。
しかし、引っ越しやテレビを買い替えたことでBSが見れなくなってしまったらどうでしょうか。
そんなことが起らないように、アパートやテレビの選びかた、そして見れないときにチェックしていただきたいことをまとめました。
共同アンテナがBSに対応しているアパートならスムーズ
さまざまなジャンルの番組が楽しめるBS。
スポーツやアニメ、海外ドラマなど、テレビが好きなかたからしたら、外せない専門チャンネルですよね。
BSを見ることが毎日のルーティーンになっていれば、なおさらです。
そんなBSが、引っ越し先のアパートで見れない状態になってしまっては困りますよね。
今までのように見るためには、アパートを契約する前に確認しておきたいことがあります。
それは、BSに対応している壁面テレビ端子であるかどうかです。
多くの場合、地上デジタル放送に対応していますが、BSやCSに対応しているかどうかは、アパートによって変わります。
もしも、共同アンテナがBS/CSに対応しているアパートであれば、BSアンテナを個人で設置する手間がなくなり、スムーズです。
あなたがBSを見たいのであれば、BSやCSに対応しているかどうか、不動産会社や管理会社、大家さんなどに一度問い合わせてみましょう。
アパートの内見で調べたい端子のタイプと用意するもの
次に、壁面テレビ端子についてお話しします。
地上デジタル放送と一緒にBSやCSを見るためには、地上波を受信するアンテナケーブルの他に、揃えたいものがあります。
アパートを内見した際に、どのような端子なのか確認しておくと、BSが見れないといったトラブルにならないですよ。
▼F型のアンテナ端子(2つ)
丸い端子が2つある場合、1つは地上波、2つめは、BSの端子になります。
BSを見るためには、BS端子とテレビ端子に接続するためのアンテナケーブルが1本必要になり、それぞれ接続していきます。
▼F型のアンテナ端子(1つ)
BSやCSが受診できる端子であれば、BS端子とテレビ端子に接続するためのアンテナケーブルが1本と、分波器が必要です。
端子が1つであっても、分波器によって枝分かれし、テレビ端子の地上波とBS/CS、それぞれに接続できるようになります。
分波器がないと、地上波またはBS/CSのどちらかしか見れません。
もしもBSやCSが非対応である場合は屋外にBSアンテナを設置し、そこからアンテナケーブルを使ってテレビ端子に直接つないでいく必要があります。
古いアパートはBSが見れないの?
築年数が経過している物件は、場合によっては周辺のアパートの家賃よりも安い設定になっているかもしれません。
毎月の出費を抑えるべく、今よりも古いアパートに引っ越すこともあるかもしれませんよね。
6万円の家賃から4.5万円になれば、年間で18万円の節約になります。
しかし、築年数の経過したアパートではBSが見れないと、遠ざけていませんか?
実は、古いアパートでもBSを見ることはできます。
ただし、前項でお話ししたような端子ではない場合があります。
以下のような端子である場合は、必要になってくるものが変わりますので、チェックしてみてください。
▼直付端子
地上波とBS/CSを見たい場合は、屋外にBSアンテナを設置します。
直付端子用未加工アンテナケーブルが必要で、テレビ端子と直付端子をつなげるにはテレビプラグが必要です。
▼フィーダー端子
屋外にBSアンテナを設置し、アンテナケーブルで直接テレビにつなぎます。
テレビ端子とフィーダー端子を接続させるためには、整合器が必要です。
BSが見れないテレビはチューナーの購入を検討してみよう
アパートの部屋の端子がどのようなタイプで、BSを見るために必要なものが分かれば、あとは接続をしていくだけです。
しかし、接続してもなお、BSが見れないといった事態が起こってしまったら、一体何が原因として考えられるのでしょうか。
考えられることとしては、テレビ側です。
そもそも、BSが見れる製品かということです。
今までBSを見てきたテレビであれば、このようなことは起きませんが、新しくテレビを購入したり、引っ越しをしてから初めてBSの契約をするというかたは注意してください。
新しいテレビも、今まで使っていたテレビも、BSが見れるテレビでなければ、当然ながら見ることはできませんよね。
BSが見れるテレビなのかどうかは、リモコンを見れば一目瞭然です。
リモコンにBSやCSと書かれているボタンがあれば、BSを見ることができます。
もしも、BSやCSのボタンが見当たらない場合、専用のチューナーを購入すれば見れるようになりますよ。
今まで住んでいたアパートでBSが見れるか確認
ここまでは、引っ越し先のアパートにBS対応の端子があるかどうか、BSが見れるテレビなのかをお伝えしてきました。
では、引っ越しをして数年が経過し、これからBSが見たいという場合には、何を確認していけばいいのでしょうか。
簡単に確認できる方法をお話しします。
まず、テレビ裏側にある、テレビ端子のアンテナ入力をみてみましょう。
今まで地上波を見て生活をしていれば、地上デジタルアンテナ入力に、ケーブルが差し込まれているはずです。
そのケーブルを一度外して、今度はBS・110度CSのアンテナ入力に差し込んでみてください。
そして、テレビの電源を入れてから、CSのボタンを押します。
「CS161のQVC」が見れていれば、あなたの住んでいるアパートはBS契約ができる状態にあります。
もし見れない場合は、チャンネルを「BS103」に合わせてみましょう。
ここで見ることができれば、BSも見ることができますよ。
もうひとつ、「この番組をご覧いただくにはご加入が必要です。お申し込みは…」との表示がテレビ画面に現れたら、BSの契約をすれば見れるという意味になります。
CSは見れないけれどBSが見れれば契約できるチャンネルがある
古いアパートによっては、BSは見ることができても、CSが映らない場合もあります。
2000年に衛生が打ち上げられ、2002年から110度CSデジタル放送がスタートしたため、これよりも前に建てられたアパートでは、改修工事をする必要があるからです。
改装工事が行われていないアパートだと、110度CS放送を見ることができません。
CSはチャンネルも多く、BSと共に見たいというかたもいらっしゃるかもしれませんが、BSでも様々なチャンネルが見れるものもありますよ。
それは、WOWOWやスターチャンネル、NHKです。
これらは受信契約は必要になりますが、たくさんのチャンネルを見ることができます。
また、BSスカパーであれば、無料で見れるものから有料で見れるものまで数多くチャンネルがありますので検討してみてください。
ただし、環境によっては見ることができないチャンネルもあります。
契約してから見れないといった状態になってしまうと大変ですから、見たいチャンネルに合わせて確認しましょう。
それから、契約してくださいね。
BSを楽しむために確認すること
家でBSを見るためには、アパートの環境やテレビの製品などで接続方法が変わります。
BSが見れないときは、アパートがBSを受信できる環境なのか、端末やテレビの状態を確認してみてください。
そしてBSが見れることを確認してから契約に進みましょう。
これから新居を探すというかたは、BS対応の物件なのか、大家さんや管理会社に問い合わせてみるといいですよ。