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賃貸アパートやマンションで水漏れが発生した場合の対応とは

2019.1.31

「初めての一人暮らし、水道のことなんて何も知らないのに、水漏れが起きてしまった…」

そんな方でも分かりやすいように、アパートの水漏れの発生から連絡、修理までの対応について順を追って説明していきます。

適切な対応を頭に入れて、被害を最小限にしましょう。

アパートで水漏れが起きた!初期対応の方法

アパートで水漏れが起きた場合は、下の階にも被害が広がる可能性があるので、速やかな対応が求められます。

基本的な対応としては、以下のような流れになります。

1、状況確認をする

2、アパート管理会社へ連絡する

3、水道業者の到着を待つ

4、水道業者による原因の特定

5、修理をしてもらう
軽度であればここまでで終了です。

6、保険会社へ連絡

入居者に過失があり重度の場合は、保険会社の利用も視野に入れましょう。

状況によって多少順番は前後しますが、大事なのは出来る限り管理会社と水道業者の方に任せることです。

自分で修理しようとした結果、被害が広がるケースもよくあります。

また、気になる費用ですが、借りている家である以上貸主と入居者のどちらに非があるかで変わってきます。

まずは自分で状況確認をしていきましょう。

アパートの水漏れの状況確認の方法

【状況確認】

まずは、被害状況の確認です。

「どの場所の、どの部分から、どの程度」の水漏れが発生しているのかを確認します。

(例1)キッチンの、流し台の下から、ぽたぽたと水が漏れてきている。

(例2)洗濯機の、排水管が外れており、洗面所が水浸しになっている。

(例3)トイレの、タンクから、水が流れ続けている。

などです。

そして、自分の分かる範囲内で良いのでどの部分から水漏れしているのか、出来るだけ細かく確認しましょう。

例えばトイレやキッチンだったら、製造メーカーや型番を確認するなどですね。

後々、管理会社や修理業者に電話する際に正確な状況を報告することで、適切な準備をして対応出来るので解決が早くなります。

後は、写真を忘れずに撮っておきましょう。

賃貸アパートでは、後々トラブルが起こることも少なくありません。

もしもの時に役立つ事があるので、たくさん撮っておきましょう。

アパートの水漏れの応急処置

当然ですが、水漏れをそのままにしておくと被害が広がっていきます。

出来る限りの応急処置をしましょう。

◆排水管からの水漏れ
使った水を排水する管の事ですね。

排水管から水漏れを起こしている場合は、水を使用した時だけ水が漏れてくるので、分かりやすいと思います。

また、基本的には汚水が漏れてくるので、業者が到着するまで出来るだけ使わないようにしましょう。

◆給水管からの水漏れ
使用する前の綺麗な水が入っている管です。

高圧状態なので水漏れを起こした場合は被害が大きくなりがちです。

水漏れ箇所が確認できている場合は、バケツや使用済みペットボトルなどで水を受け止めて、床を濡らさないようにしましょう。

そして、水漏れ箇所をタオルなどできつく巻くなどの対応をしましょう。

また、どうしても水が出続けて止まらない場合などは、元栓を閉めて水の供給を止めてしまいましょう。

◆元栓の場所が分からない場合は?
水道局の方が検針に来るのでアパートの外に設置されています。

主にアパートの共有廊下やベランダ、通路、ガスメーターの近くなどにある場合が多いです。

また、忘れがちですが、床のフローリングが木材の場合は、水を吸い易いです。

水を吸い込む事で反りやすくなるので、数日後剥がれてきたという事もあります。

丹念に拭いておき、数日様子を見ましょう。

アパート管理会社への連絡対応

【管理会社へ連絡する】

この時よく間違えやすいのですが、街の水道屋さんなどを呼ばないようにしましょう。

アパート、マンションなど賃貸物件の場合は、必ず管理会社に連絡して指定の業者を呼んでもらう必要があります。

なぜなら、大家様や管理会社によっても違いますが、指定の水道業者と提携している場合があるからです。

水道業者を自分で手配してしまうと、請求先が自分になってしまうので後々の対応が面倒なことになりかねません。

場合によっては、全額自分で負担することになったり、提携業者との差額分の請求をされることも考えられます。

また、管理会社、水道業者との連絡の際は、出来るだけ水漏れの正確な状況を報告することを心がけましょう。

◆連絡先が分からない場合は?

管理会社とは、有事の際しか連絡を取ることがないので、連絡先が分からない場合もあるかもしれません。

連絡先は入居時の資料にまとまっていることが多いです。

備え付けの設備の説明書に挟まっているもありますね。

また、営業時間内であれば仲介業者に聞けば、担当の管理会社の連絡先を教えていただけるかと思います。

水道業者を呼んで水漏れ原因の特定

【水道業者の到着を待つ】

水道業者の方がアパートに到着すると、水漏れ確認の後、その場で対応可能であれば修理を開始すると思います。

【水道業者による原因の特定】

そのときに必ず、原因はなんだったのか業者の方に確認しておきましょう。

原因を特定することで、責任の所在がはっきりするので、誰に修繕の義務があるかが分かります。

賃貸物件であれば、基本的には入居者の方の使い方に問題が無ければ請求されることはありません。

なぜなら、引越し前から備え付けられていた設備は、大家様の所有物になるからです。

しかし、原因といっても色々あるので、業者の方に明らかにしておいていただかないと、後々修理代を自分持ちということにもなりかねません。

管理会社や大家様はプロの修理業者の方の証言で判断するので、後々自分に過失が無いと主張しても通らないこともあります。

水道業者の方に、経年劣化によるもの等の証言をいただけると心強いですね。

下階へ被害があった場合の対応と保険について

アパートで起こる水漏れでは、程度にもよりますが、下の階の部屋にも被害が広がる可能性があります。

そのときの対応としては出来るだけ管理会社の方から、下の階の方へ連絡をしてもらうようにしましょう。

管理会社の方に一度連絡をしていただき、ワンクッション入れることで、下の階へお詫びに伺う際にも円滑に話が進みます。

【保険会社へ連絡】

賃貸アパートにお住まいの方は、必ず保険に加入しておきましょう。

以下の例のように、入居者に過失があった場合は、費用が高額になる事も考えられます。

(例)
お風呂の水を出したまま外出した結果お風呂から水が溢れ出し、家中の床の張替えと下の階の天井の修繕が必要になった。

このような場合ですと入居者の方の過失が考えられるので、費用を負担することになる可能性が高いです。

最近では賃貸の契約時に保険への加入を義務付けている物件もあります。

しかし、中には加入したものの更新をしないという方も居ますので、いざという時のためにも保険は必ず更新しておくと良いでしょう。

アパートで水漏れはつきもの、その後の対応が大事

賃貸アパートで起こるトラブルの中でも水漏れはよく起こることであり、尚且つ対応が難しいものの一つです。

普段から設備の正しい使い方を心がけたり、管理会社の連絡先の確認をしておくのも大事ですね。

急なハプニングで焦ってしまうと思いますが、その後の対応で被害を最小限に抑えることが出来ます。

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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