オートロックのなかには暗証番号が設定されているものもあれば、そうではないものもあります。
今回は暗証番号が設定されているオートロックについてスポットを当ててお話を進めていきますが、何か注意することはあるのでしょうか。
オートロックの機能を最大限に発揮させるためにも配慮できることはしておきましょう。
オートロックには暗証番号が設定されているタイプも
オートロックの開け方にはいろいろあるのですが、暗証番号が設定されているタイプのオートロックも多く存在しています。
決まっている数字をおして、オートロックを解除できる仕組みを持っているのが特徴です。
暗証番号を賃貸物件に住む人みんなで統一している場合や、反対にそうではない場合があります。
ひとりひとり好きな暗証番号を決めている場合も存在するとのことです。
しっかりと入力を誤らないように暗証番号を記憶しておくことが重要になります。
番号の管理も徹底的に行わなければなりませんよね。
暗証番号を忘れてしまうからとメモを持参しているならば、それを落としてしまうなどのことがないように注意を払いましょう。
さらに、何度も入力ミスをしているとなかなかオートロックの解除が進まないなんて事態にもなり得ますので、そのようなことは避けたいものです。
そんな暗証番号が設定されているオートロックは、鍵などを持参しなくても良いというのが嬉しいポイントになります。
出先で鍵をなくすという心配もしなくて済むのです。
暗証番号以外のオートロックの例について
先ほどはオートロックのなかでも、今回着目していきたい暗証番号が設定されたタイプについてみていきました。
もちろん暗証番号以外のオートロックも存在していますので、こちらの項ではオートロックの種類についてお伝えしていきます。
まず、その他のオートロックとして挙げたいのが集合キータイプです。
それぞれのお部屋の玄関を開けるためのカギを使用して、共有玄関も開けていくという仕組みが特徴的です。
オートロックの賃貸物件といえば暗証番号タイプか、こちらのタイプが思い浮かびやすいのではないでしょうか。
そのくらい集合キータイプのオートロックは多い傾向にあるのが現状です。
また、数は少ない傾向にありますが指紋認証タイプのオートロックも出てきているとのことです。
名前の通りオートロックを解除するために指紋を利用する仕組みが特徴的です。
他にも、カードキータイプのオートロックも見受けられます。
もしかしたら暗証番号以外のオートロックでも設定されているかも?
ここまでオートロックのタイプについてみていきましたが、暗証番号以外のオートロックもいろいろと存在していましたね。
カギで開けるものもあれば指紋やカードで開けるものまで幅広いです。
暗証番号タイプのオートロックである場合には、暗証番号を利用してのロック解除でしたね。
その他のタイプのオートロックである場合には、手段が違うので暗証番号は利用できない気がしませんか。
たしかにその賃貸物件の住民たちは暗証番号でのロック解除はできないのが現状です。
しかし、管理用の暗証番号が設定されている可能性が考えられ、管理者は暗証番号でのロック解除ができることもありますよ。
賃貸物件の住民の立場からすると「カギやカードを取り出すのが面倒」「暗証番号のほうが好ましい」というように、現行のオートロックに不満の意見をお持ちになった方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、管理者側からすると内密にしておきたいとの思いが強いです。
なぜなら、オートロックのメリットである「関係のない人物をなかに入れない」という効果が薄まってしまうと考えられるからです。
暗証番号の情報が関係のない人にまで広まってしまってはリスクがあります。
しっかりと設定されている開け方に沿って、オートロックの解除を行うことが大事になります。
暗証番号が設定されたオートロック!どうやって解除するの?
前項では、暗証番号が設定されているタイプのオートロック以外にも、管理用として管理する人が使用するための暗証番号が決められている可能性が考えられることをお伝えしました。
管理用の暗証番号を知りたいと思っても、それは無理な話なので覚えておきましょう。
さて、こちらの項では再び暗証番号タイプのオートロックに関するお話をしていきます。
暗証番号タイプのオートロックの解除方法が気になるという方もいるでしょう。
まず最初のパターンとして挙げたいのが「*」を入力し、「暗証番号」を入力し、「呼」を押すことです。
次のパターンとして挙げたいのが「呼」を押し、「暗証番号」を入力することです。
以上の2つどちらかの方法でオートロックは解除できるので、番号は覚えていても解除手順をド忘れしてしまった場合は試してみましょう。
設定されている暗証番号を知られないように注意する
オートロック機能があるマンションにお住いの方は、部外者がなかに入り込まないでほしいという防犯意識がある方が多いかと思います。
番号さえ知らなければ、入ることすらできませんから、オートロックを条件に物件選びをなされているのでしょう。
しかしながら、設定されている暗証番号を知らなければなかに入り込めないからと油断しきってしまうのは望ましくありません。
もしかしたら暗証番号を押す瞬間を目撃している人がいるかもしれませんし、侵入を試みる人は手の皮脂がついているボタンの位置をみて判断してしまうかもしれません。
そのほかに、暗証番号を声に出して押すのも好ましいことではありません。
例えばスマホでの何らかの決済で暗号入力する際、声に出して入力する心当たりがある方は、間違いがないようにと癖づいてしまっているかもしれません。
すでにお伝えしたことではありますが、暗証番号が書かれたメモを落とすことのないように注意を払うことが求められます。
また、「1234」「1111」などの簡易的な数字は、想像しやすい暗証番号です。
管理会社や大家さんの連絡先や誕生日、住民の誕生日などもやはり不向きだといえます。
このように、設定されている暗証番号を知られないように注意したり、工夫を施したりする必要性があると考えられます。
特に、ひとりひとり任意の暗証番号を設定するケースにおいては、暗証番号のつけ方にも配慮することが大切になります。
帰宅時は疲労がたまっていることもあり注意が散漫になりがちです。
自分の身を守ることにもつながるので、オートロックとたかを括らず、意識をしておきましょう。
防犯効果が高い物件を選ぶポイントとは?
前項では、暗証番号が設定されているオートロックの物件の注意点を挙げてみました。
オートロックの防犯効果を最大限に発揮させるためには、暗証番号のつけ方に工夫することが求められます。
そもそもオートロックつきの物件を選択する方は防犯意識が高い傾向にあるかと思いますが、他にも防犯効果が得られやすい物件を選ぶ際のポイントを確認してみましょう。
まず最初に挙げたいのは「防犯カメラがある」という点です。
侵入への抑制力が上手く働くのが防犯カメラです。
抑制力としても、何か起きたときの証拠としても貢献してくれます。
次に挙げたいのが「管理人が存在している」という点ですのでこちらも考慮してみましょう。
共有玄関に管理人の方が存在してくれることは、「信用できる人が見てくれている」と高い安心感をもたらしてくれそうです。
いくつかあるなかから抜粋しましたが、この2点もチェック項目に入れてみてはどうでしょう。
設定された暗証番号は知られないように注意を払うこと
暗証番号が設定されたオートロックであると、鍵などを持参しなくても良いというのが嬉しいポイントでした。
もちろん設定された暗証番号は記憶しておく必要がありますが、暗証番号を部外者に知られないように注意を払いましょう。
例えば、簡易的な数字に設定したり、管理会社や大家さんの連絡先や誕生日、住民の誕生日に設定するのは不向きです。
ひとりひとり任意の番号を決められるのであれば、不規則な数字にしましょう。