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サイディングの張り方・塗装は難しい!DIY上級者でもご注意

2019.9.25

外壁リフォームは、業者に依頼するのが一番安心ですが、長年DIYを趣味にされている方は挑戦してみたいと思うこともあるかもしれません。

ここでは、サイディングの張り方や外壁の塗装方法をご紹介していきますが、長い期間がかかる作業だということは覚悟しておきましょう。

必要なものがそろっていて、丁寧な作業に自信がある方であれば、リフォーム代の大きな節約になるかもしれませんね。

サイディングの種類を確認しておこう

DIYの張り方などについてご紹介していく前に、サイディングの基本的な知識を得ておきましょう。

サイディングは、大きく分けて窯業系、金属系、木質系、樹脂系の4種類があります。

「窯業系サイディング」は、セメントなどを原料に作られたもので、一枚あたりの重さがあり、家に対しての負荷が大きいサイディングです。

また、防火性に優れているという利点があります。

次に「金属系サイディング」の特徴ですが、アルミなどで作られているため湿度を調整する機能を持たず、下地とサイディングとの間に空気や水が逃げるような工夫が必要です。

そして、「木質系サイディング」は木目ならではの風情がありますが、燃えやすく水にも弱く、腐りやすいというデメリットがあります。

「樹脂系サイディング」は、塩化ビニル樹脂で作られたサイディングで、海外では多くの家に使われています。

割れにくく、温度変化にも強いタイプです。

DIYのサイディングの張り方が知りたい!必要なものは何?

外壁の塗装が剥がれていたり、ひび割れていたり、イメージチェンジしたい場合などにサイディングへの外壁リフォームをされる方もいらっしゃると思います。

外壁にカビやコケが生えたり、粉を吹いたようになってしまうと、家がみすぼらしく見えてしまいます。

家全体の外壁に行うとなると、DIYの張り方は難易度が高いと考えられます。

しかし、今ではDIYで家のリフォームをする方も増えています。

費用を節約することもできますし、手間のかかる作業をすることで、家に愛着がわきますよね。

DIYでサイディングを張るために必要なものがありますので、はじめにご確認ください。

・電動カッター

サイディングカッターという専用のカッターがあります。

こちらはホームセンターで、2万円弱で購入できます。

カッターには替刃も販売されていて、切れ味が悪くなったら交換することも可能です。

・ディスクグラインダー

金属のカット、コンクリートの面取りなど幅広い用途に使えます。

値段は、大きさや機能によって1万円~20万円以上のものがあります。

上記のものの他に、作業台や水平器、トンカチ、定規、さらに軍手などがあるといいでしょう。

DIYに挑戦!?サイディングの張り方

それでは、サイディングの張り方を簡単にご説明します。

1.外壁を目視してから、腐食やひび、カビなどの問題点がどこにあるか確認

全体的に軽く洗浄しておきます。

2.サイディングを張りたいと思っている場所のサイズを正確に測り、それに合わせてサイディングを切る

3.サイディングを張る場所に、「透湿防水シート」を張っておく

4.窓のまわりに防水対策を行うため、窓の耳にあたる部分に防水テープを貼りつつ、水切り金物の設置をする

5.断熱材を壁に貼る

6.サイディングを、専用の釘で打ち付ける

隙間がないようにぴったりと付けるようにしましょう。

7.コーキング材を、壁とサイディングの間に流し込む

8.必要であれば塗装する

このような流れでサイディングを張ることができますが、経験と腕がないと難しい作業です。

大きさを考えると、一人で行うことはできない場合が多いでしょう。

DIYが得意な方でも、時間がかかる作業です。

DIYで外壁塗装!①

サイディングの張り方の次に、外壁の塗装をDIYで行う方法についてもご紹介します。

【必要なもの】

・ハケ
・ローラー
・エアーブラシ
・マスキングテープ
・下塗り材
・仕上げの塗料
・防毒マスク
・作業服もしくは合羽
・(必要に応じて)シンナーや下げ缶

【塗装の手順】

1.外壁のひび割れなどの確認をして、脚立(できれば足場)を準備する

業者によっては、足場の設置と撤去だけを依頼できる場合もあるようです。

脚立だと作業が大変ですし、危険なので、足場があるといいでしょう。

2.外壁を洗う

洗浄力が高い高圧洗浄機は大きな音が発生しますので、それで汚れを落とす際は、夜間など迷惑になる時間は避けましょう。

事前にご近所の方々に声をかけることも重要です。

3.外壁のひび割れを修理し、施工部分を養生する

外壁のひび、コーキングの剥がれを充填材などで修理します。

大きなひびの場合には、業者に頼んだほうがキレイに修理してもらえるかもしれません。

そして、マスキングテープで施工するところを囲み、邪魔なものは片付け、塗料が付かないようにしておきましょう。

(次項に続く)

DIYで外壁塗装!②

引き続き、DIYで塗装する手順をお伝えします。

4.下塗りする

下塗りしてから塗料を塗らないと、塗料が剥がれやすくなってしまいます。

下塗りには、シーラーを使います。

5.塗料を塗っていく(2回にわけて)

下塗りが乾いたら、いよいよ塗装していきます。

2度塗りすることで、ムラが見えずにキレイに塗ることが可能になります。

また、一番最後に塗った塗料が剥がれても、下に塗った塗料が出てくるので、美しさを保ちやすいといえるでしょう。

最後に養生や足場、脚立など使ったものを片付けて終了です。

塗装を今までにしたことがある方でも、「最初に外壁の確認をする」ということを忘れないでください。

小さなひびだからいいか、と思って塗装してしまうと、取り返しのつかない事態になるおそれがあります。

また、風の強い日に作業すると、近隣の方に迷惑をかけてしまうかもしれませんのでご注意ください。

いろいろな注意点がありますが、上記の方法で塗装を行うことができますので、サイディングの張り方とあわせて参考にしてください。

サイディングの張り方・塗装は難しい!DIYで行う際の注意点を確認

サイディングの種類や張り方、塗装方法などをご紹介しました。

繰り返しますが、DIYでこうした外壁リフォームを行うことはかなり難しく、理想通りの仕上がりにならないことがあります。

丁寧に、細部までこだわって行わないと美しく仕上げることはできません。

すぐに剥がれてきてしまいます。

また、外壁の様子を見極めるのも難しいでしょう。

パッと見ただけでは分からないような、わずかなひび、カビ、腐食などを見逃す可能性もあります。

専門知識がある業者でも、壁の中の腐食を発見するのは難しいようです。

さらには、塗料の選択にも注意しなければなりません。

DIY上級者の方ならご存知だと思いますが、塗料には相性があります。

水性塗料と油性塗料を間違えて買ったなんてことがないように、購入時はよく確認をしてください。

そして、一番重要なことですが、怪我をしないように気を付けてください。

高いところにのぼって作業することに慣れていないと、落下する危険性は高くなります。

ヘルメットや安全帯が必要になる場合もあるでしょう。

慣れた工具の取り扱いにも細心の注意を払い、慎重に行うことをおすすめします。

外壁リフォームはDIYの超上級者向け

外壁の塗装やサイディング張りに挑戦したいなら、下準備、情報集め、練習が必要かもしれません。

たとえプロであっても、外壁のリフォームには腕の良し悪しが現れ、やり直しをしなければいけない仕上がりになってしまうことがあります。

この記事では上級者の方向けにおおまかな手順をご紹介しましたが、実際に行う前には計画を練り、長期戦を覚悟してはじめましょう。

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