待ちに待った念願のマイホーム!
引き渡しのそのときまで、気分はワクワクですよね。
しかし、新築戸建てには必要なものや揃えておきたいものがたくさんあります。
そのなかでもカーテンは、家族が過ごすことの多いリビングや寝室に必要なものです。
こちらでは、マイホームを建てる際に注文したいカーテンの選び方をお伝えします。
カーテンレールにこだわれるマイホーム
夢のマイホームに憧れを抱いている方も多いでしょう。
リビングや寝室の位置など、こだわりをもって設計したという方も珍しくありません。
実家や賃貸では叶えられなかった間取りが実現するのですから、喜ばずにはいられないでしょう。
しかし、じっくり図面を眺めているだけでは、よい新生活のスタートは切れません。
というのも、ハウスメーカーによっては、カーテンレールの施工が組まれている場合があります。
こちらのレールは、ハウスメーカーが指定するものが取り付けられるため、カーテンレールはどんなものでもいいという方以外は、きちんと相談していきましょう。
まずは、カーテンレールが取り付けられている状態での引き渡しなのかを確認します。
取付け済みの引き渡しである場合は、どの窓にどんなレールが付くのかをチェックしてみてください。
レールの種類は、機能に特化した機能性レール、またはデザイン性の高い装飾性レールがあるかと思います。
人目につきにくい場所は節約して、その分人が集まるリビングはおしゃれなレールにするなど、担当者と一緒に打ち合わせをしていきましょう。
カーテンレールにこだわれるのも、マイホームならではですね。
寝室とリビングでカーテンレールを変えるのがおすすめ
それでは、カーテンレールの種類についてご紹介します。
実に様々なレールがありますので、お部屋のイメージに合わせて決めていきましょう。
〇機能性レール
ステンレスやアルミといった軽量素材を使ったものが多く、施工が簡単で、価格もお手軽なカーテンレールです。
シンプルなので、スッキリとした見た目になります。
また、オプションも豊富で、遮光性や省エネ効果を高めるカバーがあるため、寝室におすすめです。
〇装飾性レール
デザイン性が高いことから、おしゃれなレールがたくさんあります。
あえて見せるレールといってもいいでしょう。
リビングにはピッタリですね。
ただし、窓枠よりも高い位置に取り付けるため、下地の強度やスペースに問題がないかを必ず確認してください。
マイホームでの失敗談では、エアコンの取り付け位置と装飾性レール重なってしまって、装飾性レールを諦めたという方がいらっしゃいました。
エアコンの取り付け位置だけでなく、壁に当たらないか、レールの近くの扉は問題なく開け閉めできるかなどを考えてみてください。
マイホームのテイストに合わせてみる
ここからは、リビングのテイストにあわせたカーテンレールの選び方をご紹介します。
〇ナチュラル・モダン・シック
こちらのテイストには、ウッドレールを合わせてみてはいかがでしょうか。
木が与えてくれる温かな温もりは、ゆったりとくつろぐリビングに最適です。
明るいカラーであればナチュラルインテリアにマッチし、暗めのカラーなら、モダンやシックな印象を与えてくれるため、落ち着いた雰囲気になります。
〇アンティーク・クラシック・南欧テイスト
アイアンレールがおすすめです。
スチールや鋼管を素材にした、人目を引くこと間違いなしのカーテンレールになります。
個性的なインテリアにも負けないでしょう。
カーテンレールは、シングルレール(1レーン)と、ダブルレール(2レーン)があります。
ドレープカーテンとレースカーテンを取り付けたい場合は、ダブルレールを選んでください。
レールのカラーについては、マイホームのクロス、窓枠、床、家具のうち、どれかに合わせてみましょう。
統一感を持たせることによって、失敗は少なくなります。
リビングにこそオーダーカーテン
カーテンレールが決まったら、カーテンを選びましょう。
夢のマイホームですから、こだわりのオーダーカーテンにしてみてはいかがでしょうか。
一番目に付くリビングこそ、オーダーカーテンがおすすめです。
オーダーカーテンは、ハウスメーカーのオプションで、購入することができます。
ハウスメーカーでオーダーカーテンを購入すると、新築時の引き渡しのときには、すでにカーテンレールもカーテンも取り付けられている状態です。
また、何か不備があった場合、すぐに対応してもらえる安心感もあります。
ただし、ハウスメーカーのオプションであると、ほとんど割引されないことが難点といえるでしょう。
ハウスメーカーのオプション以外では、カーテン専門店にオーダーカーテンを依頼する方法もあります。
ご自身で交渉していくため、ハウスメーカーのオプションでオーダーカーテンを購入するときよりも、コストを抑えられる傾向にあります。
手間を惜しまず、コストを抑えたいのであれば、カーテン専門店での購入がおすすめです。
マイホームでは欠かせないドレープカーテンの選び方
ドレープ(drape)とは、布の重さによって自然に垂れ下がってできたヒダを意味し、厚地のカーテンを示します。
ヒダがあることで、窓から伝わる外気温からの影響を和らげてくれるのです。
1.5倍ヒダ、2倍ヒダ、箱ヒダなどがありますので、イメージやスタイルに合わせていきましょう。
大きな窓のあるリビングでは、ドレープカーテンを採用しているご家庭が多いように感じます。
ここからは、マイホームでは欠かせないドレープカーテンの生地選びについてお話しします。
主なドレープカーテンの素材を、特徴と共にみていきましょう。
・ポリエステル
耐久性があり摩耗にも強いのですが、手触りがよく、光沢感があります。
カビや虫にも強いため、主流の素材になります。
・アクリル
羊毛に似ていますが、天然の羊毛と違い、耐久力があります。
温かみを感じられる手触りが特徴です。
・レーヨン
吸湿性や放湿性があり、滑らかな手触りが特徴です。
ただし、水に弱い素材のため、ドライクリーニングによるお手入れが必要になります。
・綿
肌触りがいいのが特徴で、丈夫な素材になります。
ただし、洗濯すると色落ちや縮みがみられ、傷みやすい点もあるので注意しましょう。
ドレープカーテンの生地が決まったら、遮光性や、遮熱性・断熱性といった機能性も確認してみましょう。
リビングに使いたいカーテンの色柄
最後に、マイホームをおしゃれに彩るカーテンをコーディネートするうえで押さえておきたいポイントをお伝えします。
場所は、家族で過ごすことの多いリビングにスポットを当てていきます。
カーテン選びで悩むことといえば、色や柄ではないでしょうか。
色や柄に悩んだときは、次のことを参考にしてみてください。
・落ち着いた色
・騒がしくない柄
リビングの場合、家族団欒の場所として設けられることが多いでしょう。
原色や派手めの柄のあるカーテンだと、リラックスできません。
家族が落ち着いて過ごせるカーテンの色柄を選んでみましょう。
色の持つ効果は大きく、広さのないリビングでも、カーテンの色合いで広く見せることができます。
例えば、クロスの色に近い色を取り入れれば、奥行きがあるように感じるため、スッキリと見えます。
逆に、クロスに対して濃色のカーテンを使うと、視覚的に部屋が狭く見えてしまうのです。
ただし、窓が大きく、天井が高い(もしくは吹き抜け)場合は、色柄がはっきりとしたカーテンはおすすめです。
こだわりたいマイホームのカーテン
マイホームには欠かせないカーテンは、素材や色合い、機能性など、実にさまざまです。
おしゃれに、そして家族がリラックスできるカーテンを選んでみましょう。
また、カーテンレールの選び方次第で、より一層すてきな空間になります。
人が集まるリビングでは、カーテンレールやカーテンにこだわってみてはいかがでしょうか。