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アパートのベランダにある仕切り板の役割!破り方のコツ

2019.12.4

アパートのベランダの中には、「仕切り板」といった板で隣戸との境界が仕切られていることがあります。

仕切り板は、火災などの災害に見舞われた際、ベランダから繋がる隣戸へ避難できるためにあります。

今回は、仕切り板の役割をはじめ、破るときのコツや注意点、破損した際の費用負担についても解説していきます。

アパートのベランダにある仕切り板の役割

アパートのベランダには、仕切り板が設置されていることがあります。

この仕切り板は、「隔て板(へだていた)」「隔板(かくはん)」「パーテーション」などと呼ばれることもあります。

仕切り板は一般的に、「ケイカル板(ケイ酸カルシウム)」「フレキシブル板」という素材でできており、どちらも法定不燃材料です。

この仕切り板を見ると、「非常の際はここを破って燐へ避難してください」「この付近に物を置かないでください」等の注意書きが書かれていることがあります。

冒頭でもお伝えしましたが、仕切り板は「災害時の避難経路」としての役割を持ちます。

ほかにも、隣戸とのプライバシーを守る意味もあります。

何か災害が起こった際は、この仕切り板を破ることで、隣戸へ避難することができます。

しかし、仕切り板を破る機会はそうそう起こらないものです。

そのため、本当に破ることができるのか不安に感じてしまう方もいるでしょう。

特に、力の弱い女性やお年寄りの場合は、仕切り板を破るのに手間取り、避難が遅れてしまう可能性も考えられます。

そのため、もしものときに備え、仕切り板の破り方のコツや、用意しておくべき物を頭に入れておくと安心です。

まずは、仕切り板の破り方のコツからご説明していきます。

仕切り板は本当に破れる?破り方のコツ

アパートのベランダにある仕切り板は、災害時に破って隣戸へ避難するために設けられた物ですから、破りやすくなっています。

しかし、力の弱い女性やお年寄りでは仕切り板を破ることが難しいことも考えられますし、怪我をしてしまう恐れもあります。

そのためにもまずは、仕切り板の破り方のコツを見ていきましょう。

●仕切り板の破り方

仕切り板は、見かけほど簡単に破れる物ではありません。

そのため、想像よりもはるかに頑丈な物だと思って蹴破りましょう。

破るコツとしては、足裏全体が垂直に仕切り板に当たるようにし、同じ箇所を何度も蹴り続けることです。

また、蹴ったときにバランスを崩さないように、ベランダの手すりなどにしっかりとつかまり、両手で体を支えてください。

両手でしっかりと体を支えることで、足に力が入りやすく、破りやすくなります。

そのとき、間違っても仕切り板をつま先で蹴らないように注意してください。

つま先で蹴ると、足の指の骨折および怪我に繋がる可能性があります。

ベランダの仕切り板が破れない!事前に道具を用意しておこう

先ほどご紹介したように、体を支え、足の裏全体で仕切り板を蹴り続ければ破ることができます。

それでも、お年寄りや力の弱い女性の場合、蹴破るのが困難なことも考えられます。

そのようなときは、道具を活用しましょう。

仕切り板を破るのに便利なのが、金属製のバッドやかなづちです。

もしこれらの物がなければ、鍋などの頑丈な物でしたらなんでもかまいません。

また、仕切り板を蹴り破った際に、仕切り板の割れた部分で怪我をしてしまう恐れも考えられます。

スカートや半ズボンのように肌を露出した服装ですと、怪我をする可能性も高くなります。

できれば、長ズボンなど脚全体を覆う服装がよいでしょう。

もし、着替える時間がない場合は、長めの靴下を履いたり、タオルなどを脚に巻いたりして保護することをおすすめします。

また、仕切り板を破る際は、スニーカーや革靴など底の厚い靴を履いておくと安心です。

ベランダには、脱ぎ履きがしやすいサンダルやクロックスなどを置いておく方も多いと思いますが、踵までしっかりとホールドされていない靴で蹴破ろうとすると、途中で靴が脱げて怪我をする恐れがあります。

これらの物をアパートのベランダ付近に置いて用意しておけば、いざというときに安心です。

アパートのベランダの仕切り板の前には物を置かないこと

アパートのベランダにある仕切り板は、普段から意識しているでしょうか。

多くの方が「意識していない」のではないでしょうか。

その理由に、仕切り板を破る機会が少ないことが挙げられます。

ある調査では、約97%の方が「仕切り板を破ったことがない」と答えています。

この調査から分かるように、仕切り板はそうそう破る機会はありません。

そのため、仕切り板の前に掃除道具や棚、植木などの物をついつい置いてしまうことも多いのです。

しかし、これまでお伝えしてきたように仕切り板は何かあった際の避難経路になります。

火災が発生して「いざ避難!」というときに仕切り板の前に物が置いてあると、避難が遅れてしまう危険性があります。

安全のためにも、仕切り板の前には物を置かないようにしましょう。

もし、現在仕切り板の前が物で塞がれているという方は、速やかに片付けることをおすすめします。

ベランダの仕切り板が破れたら?誰が負担するの?

アパートのベランダは、共有部分であることをご存知でしょうか。

そのため、仕切り板が破損したときは、基本的には貸主が負担することになります。

ただし、貸主が負担するのは「故意の過失でないもの」に限定されます。

これは、台風などの自然災害による破損などが当てはまります。

しかし、「故意の過失」の場合は基本的に借主が費用を負担することになります。

例えば「物をぶつけての破損してしまった」、「子供がいたずらをして破損してしまった」などが当てはまります。

もし、仕切り板が破損してしまった場合、物事をスムーズに進めるためにも破損当時の写真をスマホなどに収めておきましょう。

写真に記録としてとっておくことで、説明だけでは分かりにくい部分も伝えやすいですし、証拠として残すことができます。

特に、自然災害等で破損した場合は、できるだけ早めに写真に撮っておくことで、「故意の過失」とみなされずに済むでしょう。

アパートの仕切り板の交換費用ってどのくらい?

仮に、アパートのベランダに設けられている仕切り板に、物をぶつけて破損したり、子供がいたずらをしたりして破損してしまった場合、借主が費用を負担する必要があります。

では、仕切り板の交換費用はどのくらいかかるのでしょうか。

一般的に、交換費用は15,000円~30,000円が相場となっています。

ただし、この金額はあくまでも相場です。

仕切り板1枚を全て交換なのか、下半分または上半分のみの交換なのか、状況によって額は異なります。

また、施工業者によっても金額はまちまちですし、サイズによっても値段は変わってくるでしょう。

仕切り板の交換には、施工業者にお願いする形になると思いますが、その際、なるべく複数の施工業者から見積もりを取ることをおすすめします。

なぜなら、施工業者の中には高額な費用を請求してくる悪質な業者もいるからです。

高額な費用を支払うことのないよう、複数の業者から見積もりを取り、一番安くできるところで交換を行ってもらえば安心です。

また、仕切り板の交換を業者に頼む場合は、必ず貸主の大家か管理会社に事前に連絡を入れましょう。

仕切り板は避難経路として重要な役割がある

普段から仕切り板を意識している方は少ないように思います。

しかし、仕切り板はいざとうときの避難経路としての役割があります。

そのため、仕切り板の前に物を置いて塞いだりすることのないようにしましょう。

また、力の弱い方ですと、仕切り板をなかなか破ることができないといった事態になる可能性もあります。

もしものときに備え、バッドやかなづちなどの頑丈な物や、サンダルではなくスニーカーなどを用意しておくと安心です。

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