窓からの冷気、冬場は特につらいものがありますよね。
エアコンやホットカーペットを使っていたとしても、窓からの冷気があると部屋の暖かさは実感しにくくなってしまうことでしょう。
この窓の冷気、どうして発生するのか考えたことはありますか?
この記事では、窓の冷気がどうして発生するのかを解説し、100均グッズを使った手軽な冷気対策をお伝えしていきます。
冬の寒さが少しでも和らぐよう参考になさってください。
100均グッズで解決!?窓の冷気はどうして発生するの?
窓の冷気は冬だけでなく、朝晩が冷える春や秋でも感じることがあります。
冬本番の寒さとなれば、窓からの冷気が相当寒く感じられることでしょう。
窓の冷気がどうして発生してしまうのか、それは窓が冷気の入り口となっているからです。
壁には断熱材が入っているなど対策がされていますが、窓はガラスそのままですので、冷気がダイレクトに伝わってきてしまうのです。
また、窓からは暖かい空気も出ていってしまいます。
冬には5割以上の熱が窓から出ていくとも言われていますので、窓への冷気対策は避けて通れないと言えそうですね。
これから新築を検討しているような方には、窓の冷気対策も大切な検討課題となるでしょう。
それでは、賃貸物件ではどうでしょうか?
賃貸物件は借りているものですので、勝手に窓のサッシを替えたりすることは難しいですよね。
そこで、手軽に冷気対策ができる100均グッズを使ってみることをおすすめします。
100均ならお値段も安いため、ローコストで試すことができることでしょう。
次項からご紹介していきます。
窓からの冷気を感じたら試してほしい!100均の窓用バブルシート
ここからは、窓からの冷気対策に使える100均グッズをご紹介していきます。
まず、試していただきたいのが、「窓用バブルシート」です。
バブルシートというのは、梱包材として使われているプチプチのことで、断熱効果が期待できるということで100均での取り扱いも増えてきています。
プチプチというと透明なものしか思いつかない方も多いと思いますが、需要の多さに応えてか、100均ではいくつかの種類が売り出されているようです。
柄としては、雪の結晶であったり、英字がデザインされたもの、動物柄、ノルディック調のものなどがあるようですので、自分の好みに合ったものを探してみてはいかがでしょう。
違う100均のお店をまわって、どのような種類があるのか見比べてみるのも楽しいかもしれません。
もし今使っているものが飽きてしまっても、100均という手軽さから、違う柄で部屋を簡単にイメージチェンジすることもできます。
プチプチの断熱効果を知っていて今まで無地のバブルシートを使っていたような方は、今後は柄を選んで楽しく冷気対策できるでしょう。
窓の冷気に使う100均のバブルシート!使い方は?
窓の冷気に使ってもらいたい100均のバブルシートですが、使い方は簡単です。
ここでは、使い方をご説明していきます。
①窓を拭き掃除する
バブルシートをしっかり貼り付けるために、まずは窓の拭き掃除から始めましょう。
②バブルシートをカットする
窓の大きさに合わせて、バブルシートをカットします。
窓全体に貼ったほうが効果は大きいですが、窓ガラスのサイズに合わせてカットしてもOKです。
③霧吹きで窓を湿らせる
バブルシートは粘着シールになっているわけではなく、霧吹きなどで湿らせた水分で窓に貼りつかせています。
窓全体にまんべんなく霧吹きしてください。
④バブルシートを貼り付ける
バブルシートを貼る窓の上に合わせたら、空気が入らないよう気を付けながら、ゆっくりと手で押さえて貼り付けていきましょう。
もし失敗したとしても貼り直しができますので、ずれたらやり直ししてください。
剥がれやすいようでしたら、霧吹きをもう一度吹きかけましょう。
100均のバブルシートの優れたところは?
窓の冷気対策として、梱包材のプチプチであるバブルシートを使うことは浸透してきているようです。
100均では流行のものをいち早くキャッチして商品化しているようですので、ホームセンターなどを訪れるよりも前に、まずは100均で目当ての商品がないか探してみると良いでしょう。
100均でバブルシートの種類が豊富があれば、気に入ったものが見つかる可能性もあります。
お値段の安さと手軽さを持ち合わせた100均のバブルシート、試してみる価値はありそうですね。
100均のバブルシートの優れたところは、水だけで窓に貼りつけることができる点です。
一軒家にしても賃貸にしても、窓に何か貼ると「剥がれなくなってしまうのでは」という心配が出てきます。
特に、賃貸の部屋では退去の際に修繕費を請求されることがありますので、なるべく部屋を傷つけずに済ませたいですよね。
そのような方には特に、水だけで窓に貼りつけることができるバブルシートは役立つことでしょう。
他には、結露防止を謳っているバブルシートもあるようです。
カビが発生しやすい賃貸の窓に使ってみてはいかがでしょうか。
100均のバブルシートと同時に使いたい!隙間テープ
100均のバブルシートを貼って窓からの冷気をシャットアウトできたとしても、部屋にはまだ隙間がある場合があります。
窓ガラスの冷気対策にバブルシートを貼ると、その他から入り込んでくる冷気に今度は敏感になってしまうかもしれません。
特に冷気を感じやすいところは、窓やドアの隙間です。
そして、その隙間からの冷気対策として使う100均グッズは、「隙間テープ」です。
隙間テープとは、片面が粘着するスポンジ状の細いテープのことです。
気になる窓やドアの隙間に貼り付けることによって、冷気の入り込みを防ぐことができます。
テープの幅にはいくつか種類がありますので、貼り付ける場所にあったものをお選びください。
なお、ドアの下の隙間には、それ専用の隙間ストッパーがあります。
ドアの下に挟みこむことによって、隙間から入ってくる冷気を防ぎます。
色も選べるようですので、お部屋のイメージに合ったものを選ぶようにしましょう。
新築の方向け窓の冷気対策!樹脂サッシなら暖かい
こちらでは、新築の方向けの窓の冷気対策についてお伝えします。
新築ならどのような窓を設置するのかこれから決められますので、冷気対策も十分にすることができるでしょう。
それでは、新築の方の窓にはどのような窓を設置したらいいと思いますか?
多くの方が、「ペアガラス」と答えるのではないでしょうか。
しかし、ペアガラスだけでは十分とは言えません。
日本の住宅の多くでアルミサッシが使われていますが、アルミサッシは熱伝導率が高く、冷気を強く感じやすい素材になっています。
そのため、多くの海外の住宅ではアルミサッシではなく、樹脂サッシが使われているのです。
樹脂サッシの普及率は、イギリス・ドイツ・中国などでは60~80%とも言いますので、樹脂サッシを使うことは海外では一般的だと言えるでしょう。
樹脂サッシとアルミサッシでは、熱伝導率に大きな違いがあるというデータもあります。
100均のようなお手軽さはなく、お値段も高くなってしまいますが、窓の冷気対策として樹脂サッシの設置を検討されても良いでしょう。
窓の冷気対策には100均のバブルシートはいかが
窓の冷気対策に100均のバブルシートをおすすめします。
100均は手軽に試せるうえに、バブルシートの種類も増えているようですので、自分の好みのものを選べる可能性があるでしょう。
貼り方は、窓に霧吹きで水分を吹きかけて貼り付けるだけという簡単なものです。
好みの柄を選べば、それだけで部屋の中をイメージチェンジできることでしょう。