Real Estate And Living Library│不動産と住まいの図書館

Real Estate And Living Library

窓の防犯はルーバーに任せて大丈夫?DIYで窓周辺の防犯強化

2019.12.27

お住まいの住宅にルーバー窓が設置されているところはあるでしょうか。

このルーバー窓は、メリットもある反面、デメリットも抱えています。

そのデメリットの一つが「防犯性の低さ」です。

今回は、その防犯性の低さを補うための、DIYでできるルーバー窓周辺の防犯対策についてご紹介します。

賃貸住宅にお住まいの方に向けた注意点についてもお話ししますので、そちらも参考にしてみてください。

ルーバー窓とは?そのメリットについて

窓にもさまざまなタイプがありますが、その中でもルーバー窓とはどのような形状のことを指すのでしょうか。

ルーバー窓は、何枚ものガラス板が連なった形状をしています。

ブラインドのガラスバージョンと言えば、分かりやすいでしょうか。

ハンドルを回すことで一枚一枚のガラスが動き、その角度を調節することで換気を行います。

ルーバー窓のメリットには、次のようなものが挙げられます。

〇天気による影響を受けにくい

ガラス板の開閉の角度を調節すれば、ルーバー窓を開けていても室内に雨が入り込んでくることがありません。

〇プライバシーを守れる

ガラス板が斜めになるように開けることで、換気をしながらも人の視線を遮ることができます。

このことから、ルーバー窓は風呂場やトイレなどに設置されることが多いようです。

〇破損被害を最小限に抑えられる

ルーバー窓は、ガラス板1枚の破損であれば、DIYで交換することが可能です。

破損したガラス板だけの交換だけで済むので、費用を抑えられるところもメリットと言えるでしょう。

DIYでのガラス板の交換方法については後述します。

デメリットも抱えるルーバー窓

たくさんのメリットがあるルーバー窓ですが、デメリットを抱えるのも事実です。

そのデメリットについてご紹介していきます。

●初期費用が高い

一般的な住宅で用いられる引き違い窓に比べると、形状が複雑なルーバー窓は費用がかさむことが多いようです。

●気密性が低い

換気を大きな目的としてつくられたルーバー窓は、隙間が空きやすく空気の通り道ができやすい窓です。

もし、トイレなどの狭い空間にルーバー窓が使われている場合、夏は暑く、冬は寒くなりやすいという環境になってしまうことが考えられます。

●防犯性が低い

ルーバー窓は、破損時にDIYで交換が可能なほど取り外しが簡単です。

これは、自分以外の第三者にとっても簡単に取り外せる窓であるということを意味します。

このことから、ルーバー窓は防犯面において不安な部分があると言えるでしょう。

この記事では、このデメリットの中でも低い防犯性の強化に焦点をあててお話しを進めていきます。

ルーバー窓の防犯性を上げるためにDIYで面格子を設置しよう!

ルーバー窓の防犯性の低さは前述したとおりです。

ただ、窓周辺に防犯対策を施すことで、そのデメリットを補うことができるでしょう。

今回は、窓周辺の防犯対策としてDIYでも行えるものを中心にお話ししていきます。

まず、面格子のご紹介です。

面格子とは、窓枠の外側に木や金属が格子状にはめられたものを指します。

デザイン性があるものを選べば、家の雰囲気を損なわずに設置できるでしょう。

とはいえ、防犯面を意識するのであれば、ステンレス製のものが望ましいです。

DIYでの設置におすすめなのが、枠付面格子です。

サッシに取り付けるだけなので、建物自体に傷を付けることがありません。

この方法であれば、建物に傷を付けられない賃貸住宅にお住まいの方でも、挑戦しやすいでしょう。

ただ、建物の外観にかかわることなので、事前に大家さんや不動産会社の許可は取っておきましょう。

もし、許可をもらえないようでしたら、窓の内側につける面格子もありますので、そちらを試してみてください。

光と音による威嚇もルーバー窓の防犯に有効!DIYでできることは?

ルーバー窓周辺の防犯対策としては、光と音による対策も有効です。

光での防犯対策として挙げられるのが、センサーライトです。

人に反応して光を発するタイプであれば、侵入者への抑止力として大きな働きをしてくれるでしょう。

センサーライトは、ホームセンターなどでも簡単に手に入れられ、設置自体もそれほど難しいものではありません。

ものによってはクリップで留めるだけということもありますので、DIYと呼べるほどでもないかもしれません。

電気代の節約を意識するのであれば、ソーラータイプのセンサーライトがおすすめです。

次は、音による防犯対策として、振動感知型の防犯ブザーのご紹介です。

ルーバー窓に衝撃が加わった場合、それを感知して大きな音が鳴り響きます。

ただ、日常的な開閉にも反応してしまいますので、家を留守にするタイミングで電源を入れるようにしましょう。

また、防犯ブザーにもさまざまな種類がありますので、ルーバー窓の形状に適したものを選ぶようにしてください。

ガラス板1枚であればDIYで交換ができる!

ルーバー窓の良いところは、窓ガラスの取り外しが簡単だということです。

そのため、もし窓ガラス1枚が破損してしまった場合、DIYでの交換が可能になります。

もし、窓ガラスが割れたまま放置していれば、外観を損なうだけでなく、防犯の面からも心配が残ります。

できれば、ルーバー窓に破損個所を見つけたら、早急に対処を行いましょう。

それでは、ルーバー窓のガラスを交換する作業工程をご紹介します。

【用意するもの】

・軍手
・ドライバー

【作業工程】

1.ガラスで手を切ることのないように、軍手をはめてください。

2.作業をやりやすくするために、ガラスの角度を調節しましょう。

3.ガラスの両サイドについている固定金具を、ドライバーを使って外します。

4.ガラスを手前にスライドさせ取り外し、新しいガラスに交換してください。

5.固定金具を元の状態に戻します。

窓ガラス1枚の交換であれば、それほど難しい作業ではないでしょう。

ただ、ガラスで手を切ることのないよう、注意は怠らないようにしてください。

賃貸住宅ではルーバー窓をDIYする前に管理者に確認を!

ここまで、ルーバー窓の防犯強化として、DIYでも行える対策をいくつかご紹介してきました。

ただ、面格子の設置のときにも少し触れましたが、賃貸住宅にお住まいの方は、対策を行う前にいくつか確認作業が必要になります。

なぜなら、賃貸住宅では原状回復の義務があるためです。

原状回復とは、部屋を退居する際に、入居したときと同じ状態に戻すことです。

つまり、ルーバー窓のDIYで釘などを打ち付けてしまった場合、その部分の修繕に掛かる費用を負担しなければならなくなってしまうのです。

また、しっかりとした規約が定められているマンションなどの場合は、そもそも窓周辺のDIYが認められていないケースもあります。

このことから、賃貸住宅でルーバー窓周辺の防犯対策を行う場合や、ルーバー窓の破損を見つけた場合は、まず大家さんや不動産会社などの管理者に連絡・相談を行いましょう。

対策や交換を行った後に注意を受けないためにも、事前に確認を取ることを忘れないでください。

DIYで簡単チャレンジ!ルーバー窓の防犯対策

ルーバー窓の防犯面を強化するための対策をご紹介しました。

DIYでもできる方法を中心にお話ししましたので、比較的簡単にチャレンジできるのではないでしょうか。

ガラスの交換も難しいものではありませんので、ぜひ作業工程を覚えてみてください。

ただ、賃貸住宅にあるルーバー窓は、勝手に対処をしてしまうと後になってトラブルが起きてしまうことがありますので、事前に管理者に相談をして許可を取っておきましょう。

 - 住まい, 快適