部屋の掃除は日課になっていても、窓の掃除は気づいたときに行うという方が多いのではないでしょうか。
年末の大掃除のときにしかやらないという方も、いらっしゃることでしょう。
しかし、思いのほか、窓ガラスや窓のサッシは汚れています。
窓をキレイに掃除して、気分もスッキリしてみませんか?
掃除に必要な道具は、100均で揃います。
100均で揃えたい道具と、掃除方法をご紹介しましょう。
窓を掃除するメリットを考えよう
はじめに、窓を掃除するメリットについて考えてみましょう。
メリットを考えることで、掃除をする活力になるはずです。
何のために掃除をするのか、ゴールが決まっていると、掃除をすることがきっと楽しくなりますよ。
まずメリットとして考えられることは、キレイに掃除することでスッキリとした気持ちになることではないでしょうか。
汚かったところがキレイになると、気持ちが前向きになれますよね。
そして、風水的にいうと、窓は運気の出入りがある場所としています。
運気の出入りがある窓が汚れていたら、いい運気は入ってくるでしょうか。
指紋やホコリのあるところから、いい気が入ってくるとは、考えにくいですよね。
運気を上げたい、いい気を取り込みたいと思うときには、窓を掃除して邪気も払ってしまいましょう。
窓掃除に必要なものは、100均でも揃います。
どこで揃える?100均の種類
100均とは、100円ショップのことで、基本的には、1点100円(税抜き)で販売されていますが、数個で100円、100円以上の商品も販売しています。
100均について知っているという方も、知らないという方も、主な店舗についてみてみましょう。
●DAISO(ダイソー)
圧倒的な店舗数を誇り、株式会社大創産業が展開する100均で、約8割が自社ブランドという強みがあります。
現在では、海外でも多く展開しているようです。
●Seria(セリア)
女性からの人気が強い、株式会社セリアが展開する100均です。
掃除用具も、おしゃれな商品がたくさんありますよ。
●Cando(キャンドゥ)
コラボ商品やSNSでの発信によって、人気が集まっている100均です。
掘り出し物を見つける楽しさがあります。
●meets.(ミーツ)・Watts(ワッツ)・silk(シルク)
どれも、株式会社ワッツが展開する100均です。
ミーツは店舗数が多く、ワッツはワッツセレクトという独自ブランドがあります。
●FLET’S(フレッツ)
株式会社音通が展開する100均です。
自社でおすすめする商品の紹介があるため、窓掃除で活躍する商品が見つかるかもしれません。
●100えんハウスレモン
株式会社ワタナベが展開する100均で、静岡県を中心に、東京、神奈川、愛知、埼玉などに店舗があります。
100均でタオルを買って窓ガラスをキレイにしよう!
100均といっても、数多くのショップがありましたね。
続いて、窓掃除に必要な道具を揃えましょう。
掃除する場所によって必要なもの、あったら便利なものがありますので、掃除方法と共にご紹介します。
まずは、窓ガラスの掃除方法についてです。
窓掃除の基本となる、窓拭きの方法からお伝えします。
【用意するもの】
・タオル 2枚
①1枚のタオルは水に濡らし、固く絞りましょう。
②手のひらサイズにタオルをたたみ、窓の左上の角から右側面に向かって拭いていきます。
横に向かって真っすぐ拭いていきましょう。
側面にきたら真下にタオルをずらして、左側面に向かって拭いていきます。
このように、「コの字」に拭いていくことで、拭きむらができません。
タオルが汚れたら折り返して、再度拭いていきましょう。
③仕上げに、もう1枚の乾いているタオルで、乾拭きしていきます。
コの字に拭いていくのですが、先ほどとは違い、クルクルと円を描くように素早くタオルを動かしてください。
キレイに仕上げるコツは、乾拭きを素早くすることです。
拭き後が残らないよう、仕上げていきましょう。
しっかり窓掃除をするならスクイージーが必見
基本の窓拭きをお伝えしましたが、もっとキレイにしっかり掃除をしたいという方に、スクイージーを使った掃除方法もご紹介します。
どれも、100均で購入できます。
【用意するもの】
・タオル 1枚
・マイクロファイバークロス 1枚
・アルカリ電解水
・スクイージー
①タオルは水に濡らし、固く絞ります。
手のひらサイズにタオルをたたんだら、一面全体に染み込むようにアルカリ電解水を噴霧してください。
②コの字に拭いていきます。
③スクイージーを左角に当てて、真下にスーッと下しましょう。
スクイージーによって、水を切っていきます。
下まできたらスクイージーについた水滴をタオルで拭き取りましょう。
そして、隣の列も、同じように水を切っていきます。
④仕上げに、マイクロファイバークロスを使って、上下左右に残っている水滴を拭き取れば完了です。
仕上げはタオルでもよいですが、マイクロファイバークロスのほうが拭きむらができにくいため、こちらでご紹介しました。
窓ガラスが終わったらサッシも掃除しよう!
これにて、窓ガラスはピカピカですね。
続いて、サッシの掃除方法をみていきましょう。
窓ガラスと同様に、汚れやすい場所です。
【用意するもの】
・サッシ用ブラシ(使い古しの歯ブラシでも可)
・スポンジ
・タオル 1枚
①はじめに、サッシ用のブラシで掃いていきます。
このとき、水や洗剤はまだ使わないでください。
②スポンジをサッシのレール幅に合わせてカットし、水を含ませます。
スポンジで、汚れをこすり落としていきましょう。
③汚れがとれたら、水で汚れを洗い流します。
用意するもののなかでご紹介はしませんでしたが、ペットボトルにブラシを付け替えられる商品があり、サッシ掃除にはとても便利です。
100均などでも販売されていますから、ぜひ探してみてください。
ペットボトルに水を入れて、ブラシ付きのキャップを閉めると、ブラシから水が出てきます。
④仕上げに、タオルで水気を拭き取りましょう。
100均の重曹とクエン酸でカビを除去
これまでご紹介した掃除方法であれば、いい気がたくさん入ってくる窓になることでしょう。
ただし、こうした掃除では取りきれない汚れもあります。
それは、黒カビです。
窓の掃除をきちんとしていても、湿度の高い時季や結露ができる冬場に発生しやすくなります。
こうした黒カビは、中性洗剤を使ってもなかなか落とせない、頑固な汚れです。
しかし、重曹とクエン酸を使えば、頑固な黒カビも除去できます。
重曹やクエン酸は、100均でも販売されています。
【用意するもの】
・重曹
・クエン酸 小さじ1
・スプレーボトル、または霧吹
・水 200ml
・ブラシ(使い古しの歯ブラシでも可)
・タオル 2枚
①スプレーボトルにクエン酸と水を入れて、よく溶かします。
②黒カビに、クエン酸スプレーを噴きかけて、ブラシで擦ってみましょう。
できて間もない黒カビであれば、これだけでもキレイに落とせます。
クエン酸スプレーで取りきれない場合は、再度クエン酸スプレーを噴きかけて、重曹をふりかけてみてください。
すると、シュワシュワと発砲してきます。
20~30分放置して、泡の力で汚れを浮き上がらせましょう。
③水を含ませて固く絞ったタオルで拭き取ったあと、乾いたタオルで乾拭きすれば完了です。
使いやすい道具で窓をピカピカに!
窓掃除は大変というイメージもあるかもしれませんが、コツを掴んでくれば簡単です。
部屋の掃除と共に窓掃除も日課にしてしまえば、気分も運気もアップすることでしょう。
窓掃除に必要なものは、100均でも手に入りますが、100均といってもさまざまな店舗があります。
そのなかでも、掃除用具は、使いやすいものを選んでみてください。