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アパートの苦情を直接注意するのはNG!相談はどこにする?

2019.2.4

アパートに住んでいれば、誰でも騒音などのトラブルに巻き込まれる可能性は考えられます。

耐え切れないほどの騒音に、直接苦情を伝える人もいるでしょう。

しかし、かえって逆上され暴力を振るわれたり、新たなトラブルを生むことになるかもしれません。

では、苦情は誰に相談すればいいのでしょうか?

アパートトラブルの解決策をお伝えしてきます。

アパートのトラブルで一番多いのは「騒音」

アパートなどの賃貸トラブルの中でも、最も多いのが「騒音」です。
普段の生活で起こる物音や、振動がトラブルの元になることもあります。

中でも、深夜早朝に関わらず騒ぐ声や足音、大音量の音楽やテレビ音、掃除機などの機械音、車やバイクなどのマフラー音、などがトラブルに発展しやすいです。

騒音を起こす方の中には、深夜や早朝だけに留まらず、一日中騒ぐ方もいます。
そして、このような被害に合うというケースも珍しくありません。

騒音を発生させている本人は、他の住人が迷惑しているという意識がありません。
他人に気を遣うことができないわけですから、基本的な常識が無いという方も多いです。

そのため、度重なる騒音に耐え切れなくなり、直接苦情を伝えに行ったりすることもあるかもしれません。
しかし、この行動は、新たなトラブルを生む原因になる可能性があります。

感情的になれば、口論や暴力に発展する可能性もありますし、逆恨みによる嫌がらせが始まってしまうかもしれません。

実際にも、騒音が元となった殺人事件や、殺人未遂事件はいくつか起こっているのです。

アパートで苦情となる騒音はどのくらいなの?

人が生活する上で、音が出るのは避けることができません。

多少の生活音でしたら、お互い様ということで済む場合も多いですが、過剰な音や頻度によっては、トラブルになることも多いです。

騒音について、認められる音量はどのくらいなのか、ご存知でしょうか。

騒音となる音量は、昼間で「55デシベル以上」、夜間で「45デシベル以上」とされています。

55デシベル以上となるのは、普段の会話やお風呂や給排水音にあたります。
また、45デシベル以上となるのは、エアコンの風の音や扇風機にあたります。

皆さんが思っているよりも、騒音の敷居は低いものなのです。

アパートには壁がありますから、この壁を通してうるさいと感じた場合、騒音とみなされるようです。

環境省の定義によりますと「健康上に被害が出ないレベル」となっています。
これは「うるさい」と感じながら生活をしていれば健康に被害が生じる可能性があるということです。

夜間の音がうるさくて眠れない、騒音がする度にイライラする、などこのような状態が続いていれば相当のストレスが溜め込まれている可能性は高いです。

騒音を我慢し続けると、健康にも被害が及ぶ可能性があります。

しかし、直接苦情を伝えたることを避けた方がいいのなら、どうすればいいのでしょうか。

直接苦情は伝えない!誰に相談する?

苦情を伝えるなら、アパート建物の管理人である大家に相談をしてみましょう。

電話で大家に相談する際、騒音があることを伝えます。

その際、どこの部屋から騒音が出ているか分かるのが一番いいのですが、確信がなければそのまま伝えてもらって大丈夫です。

そうすると、大家側から「騒音の苦情がありました」などと書かれた紙をポストに投函してくれるでしょう。

また、直接口頭で注意してくれる場合もあります。

誰が、苦情を出しているか知られたくない場合は、匿名で出すのがおすすめです。

当事者同士が直接口頭で言い合うのではなく、大家が仲介に入ることで大きなトラブルに発展することが防げることになります。

騒音を我慢すると、健康にも被害が及ぶ可能性があります。
無理せず、大家に対処してもらいましょう。

アパートの入居者が快適に住めるようにするのは大家の義務

そもそも、大家というものは、入居者が快適に過ごせるよう物件を賃貸するのが義務とされています。

そのため、入居者から騒音などで苦情があった場合、これを放置するわけにはいきません。

アパートの住居人から騒音の苦情があった場合、大家は対策を行わなければなりません。
しかし、それを放置した場合、大家として果たすべき約束を実行しないこととなります。

そのため、被害者側である入居者から賃貸契約を解除されたり、損害賠償を請求されるなどの責任を問われることにもなりかねません。

当然、大家としては、当事者同士で話し合ってくださいということは通用しないのです。

騒音主に注意して、一度は静かになったものの、再度、騒音が鳴り響くということもありえます。

何度直接注意しても、騒音などの迷惑行為が続くようでしたら、騒音を理由として賃貸借契約を解除するなどの対応も考えなくてはなりません。

普通であれば、直ちに契約解除するのは難しいことだとは思いますが、何度注意したにも関わらず改善されない場合、信頼関係を破壊したとみなされ、解除が認められる可能性は高くなります。

苦情を直接言っても改善されない!警察に通報するという手も

アパートの大家が何度苦情を伝えても、騒音が鳴り止まない場合、警察に相談や通報をするというのも1つの方法です。

まず、近くの交番か110番に通報するかになりますが、110番に通報することをおすすめします。

交番の場合、一度は注意してもらえたものの、2回、3回と繰り返すうちに相手にされなくなる可能性があります。

110番通報は義務が生じるので、必ず出勤命令が出されます。
つまり、何度通報しようが対応をしてくれるのです。

騒音トラブルは、一度のみならず何度も続くことも多いです。
今後のことを考えるのでれば、最初から110番に連絡した方がいいでしょう。

その際、どこから騒音が出ているか、ある程度の情報を警察に伝えましょう。
加えて、今までの騒音被害についても簡単に説明するといいでしょう。

警察に通報することは、即効性があり、すぐに騒音が収まることが多いです。
また、通報されるということは、相手にとっても少なからず騒音に対する意識をするようになるでしょう。

また、直接対応するストレスがないことも、大きなメリットとなります。

とはいっても、やたら警察に頼るのはだけはやめてくださいね。

何度注意しても、住人からの苦情がなくならない、直接伝えても改善されないなど、本当に困ったときの最終手段を考えてください。

本当に困っていれば、警察も親身になって対応してくれます。

入居者が直接苦情を言うのはNG!大家は適切な対応を

アパートなどは、騒音などのトラブルが起こることも多いです。

注意しておきたいのは、当事者同士で直接口頭で言い合うのは避けるということです。

苦情を申しでる場合は、まずは、アパートを管理している大家に頼みましょう。
大家に頼むことで、あらゆるリスクを避けることができます。

そして、騒音問題の中では、被害者側が苦情を出していた部屋とは違う部屋の入居者だったなんてこともあります。

アパートなどの集合住宅では、建物の構造上、音が反響したりして全く違う場所から騒音が聞こえてくることもあります。

そのため、必ずしも音の鳴る方向の部屋から実際に音が出ているとが限らないのです。

騒音主と間違われて、苦情を伝えれば、さらなるトラブルを生む可能性もありますから、苦情を申し出る際は、慎重に行動し適切な対応をしていきましょう。

アパートトラブルの苦情はまずは大家に

いかかでしたか?

アパートのトラブルの中でも、最も多いのが騒音トラブルです。

当事者同士が直接口頭で言い合い、解決する方法は、更なるトラブルを生む原因にもなりかねません。

ですので、まずは大家に相談してみてください。

大家であれば、誰が苦情を出したか分からないので、トラブルに発展する可能性は低くなります。

何度苦情を伝えても、改善しないようでしたら、警察に頼むのも1つの方法です。

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