みなさんは、マイホームを手に入れることを検討していますか?
マイホームを選ぶ上で、日当たりはとても重要なものとなります。
今回は、一生で一度の大きな買い物で、後悔しないために日当たり以外にも知っておくべき重要なことをご紹介します。
マイホーム選びで後悔したくない!どんなマイホームにする?
マイホームを夢見ている方はたくさんいますよね。
しかし、住んでいる内にトラブルや問題が出てきて、購入を後悔しているという方が意外と多いのが現実です。
一口にマイホームと言っても、さまざまな種類があり、ライフスタイルや何を重視するかでマンションを購入するのか、一戸建てを購入するのか、などが変わってきます。
セキュリティー面や構造、メンテンスの面、駅の近郊などを優先するという場合は、マンションがいいかもしれませんね。
しかし、管理費や駐車場代が毎月かかってきたり、共同の建物に住む上での規則などが決まっているという点は難点と言えるでしょう。
一方で、一戸建ては土地・建物共に自分の資産になるという点が大きな利点です。
また、駐車スペースが確保出来れば、駐車場代もかかりませんね。
土地を好きに活用することが出来るので、庭周りやリフォームはもちろん、建て替えも自由にすることが出来ます。
しかし、その反面、庭周りなどは自身でのメンテナンスが必要になります。
さらに、マンションなどと比べて冷暖房費などが多めにかかってくる場合があったり、平屋でない場合は、階段の上り下りが出来なくなってしまった時に、負担になることがあります。
このようなデメリットがあることを覚えておきましょう。
では、どちらを購入するにしても、選ぶ条件として共通して言える重要なポイントとは何なのでしょうか?
それは、「日当たり」です。
次からは、日当たりの重要性と、マイホーム選びでのポイントをご紹介します。
マイホームとしてマンションを購入!日当たりで後悔しないように!
マイホームとして、マンションを選択したという場合は、「まずは気になる物件を内見!」と思うかもしれませんね。
しかし、日当たりは、もちろん時間によって違うので、まずは、だいたいどの方角が自分のライフスタイルに向いているかを把握しておくことが大切です。
東は、朝方の日当たりがとても良いです。
朝早く起きて、日中家にいないことが多い共働きの家庭の場合は、向いているでしょう。
午後になると、日が入らないので、夏場は涼しいという利点もあります。
西は、朝が比較的ゆっくりな方に向いています。
午後には、日が入るので、のんびり洗濯物を干しても大丈夫です。
また、夜まで暖かさが残るという点が利点でしょう。
冬は助かりますね。
南は、日が入る時間が長いので、1日中明るいでしょう。
日中、家で過ごす家族がいるという場合は南向きがおすすめです。
しかし、他の方角と比べて価格が高いことがあります。
暑がりな方には、北がおすすめです。
高層階は、間接光を取り入れることが出来ます。
夏になると、他の方角と比べて涼しいということが利点です。
これらのことを踏まえながら、後悔のない物件選びをしましょう。
マイホームで後悔しない!土地選びのポイントは日当たりだけではない?
次は、マイホームとして一戸建てを選択した場合です。
一戸建てと言っても、注文住宅や中古住宅がありますね。
今回は、注文住宅で、土地の購入から行うケースをご紹介します。
土地の選びのポイントも、やはり日当たりが重要なポイントになってきます。
しかし、それ以外にもいくつか理解しておくべきことがあります。
まず、土地に面している道路がどの方角にあるかを見ましょう。
南側に道路がある場合、「日差しを遮るものがないのでそこで決まり!」と思うかもしれませんね。
でも、よく考えましょう。
道路があるということは、人通りがあるということです。
常に、人からの目線を感じることもあります。
そのため、1日中カーテンを開けることも出来ない場合があることです。
また、将来、道路の向こう側に大きな建物が建ってしまった時にはどうでしょうか。
日当たりが悪くなるだけでなく、「2階の寝室が丸見え…」なんてこともありえるでしょう。
このような点も加味しつつ、後悔のない土地選びをしましょう。
マイホームで後悔しない!日当たりを考慮して間取りを考えよう!
マイホームの土地を決めたら次は、間取り作りになります。
注文住宅の場合は、メーカーにある基本の間取りをアレンジして作る、営業の方が住み手の要望を聞き取り、1から間取りを作って相談して仕上げるという場合があります。
人によっては、このような感じがいいと図面を作成して持参していく方もいるようですね。
このように図面を作成する際もそうでない場合も、後悔しないためにも日当たりのことを考えましょう。
日中、家族が過ごす部屋を南側に配置するといいです。
だいたいの家族で過ごす部屋といったら、リビングという家庭が多いですね。
リビング・ダイニング・キッチンを一体にして配置する場合、南側からリビング、南東はダイニング、東側はキッチンという間取りが望ましいでしょう。
そして、キッチンの北側から反時計回りに日当たりが必要のない部屋を配置するケースが多いようです。
しかし、土地の関係もあり、理想通りの間取りに出来ない場合もあるでしょう。
例えば、先ほどご紹介した、南側に道路があるケースです。
そのような土地では、中庭を設けることをおすすめします。
人目を気にせず庭でくつろげるだけでなく、北側の部屋も光を取り入れることが可能です。
また、吹き抜けを作り、天窓を設置するのもいいですね。
マイホームで後悔しない!ハウスメーカー選びも大切!
ここまで、マイホームで後悔しがちな「日当たり」について詳しくご説明しました。
次は、マイホーム建設を依頼するハウスメーカーや、建売住宅を購入する不動産会社選びの重要性についてです。
とにかくコストを抑えようと、安いハウスメーカーや建売住宅を選んだ場合に、欠陥住宅だったというケースが多いとも言われているのです。
欠陥住宅と言っても、目で見てわかるものと、目で見てもわからないものがあります。
例えば、雨漏りや床鳴り、基礎のひび割れなどは目で見てわかりますよね。
一方で、筋交いが不足していたり、土台に防腐防蟻の処理が施されていいないなど、構造上の欠陥は目で見てもわかりません。
これらの欠陥部分は、すぐに見つかることはほとんどありません。
数年住んで、ボロが出てきたということが多いです。
たとえ、大手の不動産会社だとしても、名前だけで信頼するというのは控えておいたほうがいいでしょう。
信頼して任せると決めた業者やメーカーでも、「書面でやりとりをする」、「現場の見学に行く」、「見積書の内訳明細をしっかりと記載してもらう」など、万が一の為に備えておきましょう。
欠陥住宅を購入してしまった!そんな時はどうする?
先ほどは、マイホームを購入する業者選びの大切さをご紹介しました。
では、建築依頼や建売を購入した際に、欠陥住宅であったがために後悔してしまった場合はどうすればいいのでしょうか?
まずは、建築を依頼したハウスメーカーや、購入した不動産業者に相談をしましょう。
注文住宅の場合は、契約書に記載されている瑕疵担保責任の機関と内容を確認し、「この部分にこのような欠陥がある」という写真を添えた書面を作成しましょう。
そして、欠陥部分を補修するように交渉が必要です。
もし、話し合いに応じてもらえなかった場合や、すでに倒産してしまったという場合は、話が進みません。
交渉する際は、地方自治体の住宅相談窓口、国民生活センター、建築士会や、弁護士会の相談窓口に相談しましょう。
マンションの場合は、引き渡しから2年以内であれば、欠陥状況によっては売り主負担で補修をしてくれることもあるようです。
欠陥住宅であれば、日当たりが良くても、間取りが良くても意味がありません。
しっかりとした対処をしましょう。
マイホームで後悔をしないように!
今回は、マイホームでありがちな後悔と、後悔をしないためのポイントをご紹介しました。
マイホームは多くの方にとって、一生で一度の大きな買い物となるでしょう。
後悔のないよう、しっかりと慎重に見定めていくことが大切ですね。