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マンションの火災報知器が誤報で鳴っている!止め方は?

2019.2.17

共同住宅であるマンションで火災が起きたら、一刻も早く安全な場所に避難しなければなりません。

そんなときに、いち早く火災が発生したことを知らせてくれるのが火災報知器なのですが、誤報で鳴ってしまうことも、しばしばあります。

誤報であるという確かな事実があるならば、マンション内に響き渡る警告音を止めなければなりません。

火災報知器の警告音の止め方をお話します。

マンションで火事!するべき行動

火災が起きている事実が判明したら、一刻も早く非難することが大切です。

もし、火を消そうと試みようとして消火活動をしていたとしても、火が天井に届くようになってきたら、火を消すことは困難になります。

安全を確かめながら、素早く非難しましょう。

避難をするときは、ほかの住人に火事であることを知らせるために「火事だー」と大声で知らせてください。

たとえ夜中でもです。

大声のほかにも、フライパンや鍋を叩きながら、火事を知らせることも有効です。

しかし、警報器が鳴っている部屋を確かめようと、ドアを急に開けることは止めてください。

空気が一気に流れ込み、バックドラフト現象が生じて、爆発的に燃え上がってしまいます。

ドアやドアノブが熱くなっているにも関わらず、煙が隙間から吹き出していないときは危険ですので、消防の到着を待ちましょう。

安全なところまで避難ができたら、119番通報をしてください。

消防署に繋がったら、マンションの住所や目印になる建物を伝えます。

そして、火事の状況やケガをした人、逃げ遅れた人が居ないかなども伝えましょう。

火事により、動揺してしまいがちですが、しっかりと話すことが大切です。

マンション内は、想像以上に温度が上昇し、有毒ガスも発生していて、とても危険です。

一度避難したら、絶対に戻ったりしないでください。

次項では、火災報知器の誤報についてお話します。

明らかな誤報の場合の警告音の止め方も、併せてご覧ください。

マンションなど住宅で起こりやすい火災報知器の誤報

火事が起こった場合に知らせてくれる火災報知器ですが、時に誤報の場合もあります。

こうした誤報の原因は、火災報知器の仕組みを見れば明らかです。

火災報知器は、熱を感知する機能と、煙を感知する機能などがあります。

これによって火災かどうかを判断しているのですが、この感知器自体が故障をしていると、警告音が鳴ってしまいます。

また、台所で料理を作っているだけでも感知してしまうことがあるのです。

ほかにも、水蒸気やバルサンなどの煙でも火災報知器が感知して、誤報となってしまうこともあります。

実際、火災で警報機が鳴る確率よりも、誤報で鳴るほうが多いくらいです。

火災や誤報のほかでは、いたずらで火災報知器を鳴らすといった悪質なケースもあります。

この場合は、マンション内にいつまでも警報音が鳴っていては困りますよね。

そんなときのために、火災報知器の止め方についてお話します。

火災報知器の止め方を知っていてもすぐに止めない

火災報知器の止め方ですが、「また誤報だろう」と素人判断で火事かどうかを事実確認しないまま、火災報知器を止めることは絶対にやめましょう。

火事ではない可能性は、ゼロではありません。

万が一、火事であった場合、火災報知器を止める行為は、とても危険です。

明らかに誤報だと、原因がはっきりしている場合を除き、周囲の状況を確認してから、火災報知器の鳴っている場所を確認しましょう。

マンションなどは多くの場合、火災現場を確認するための配電盤のようなものが、エントランスなどに設置されているかと思います。

各部屋のパネルがありますので、火災報知器が警告している場所が分かる仕組みになっています。

その場所で、火災の事実がなければ誤報でありますが、100%大丈夫という自信や確認が取れない場合は、消防署に連絡しましょう。

警備会社と連携しているマンションであれば、しばらくすると、警備会社の人が来てくれます。

その場合は、警備の人にお願いしましょう。

住宅用火災報知器の止め方

マンション内に警告音が響いていると、「火災が起きている」と思い、ほかの住人は不安になってしまいます。

火災報知器の鳴っている部屋が特定できていて、明らかに火災でないと分かる場合は、警告音を止めましょう。

一時的に警報音を止める手順は、とても簡単です。

火災報知器の警報停止ボタンを押します。

この状態であれば、警備会社へ連絡も行きますし、火災が発生している場所の特定もできる状態です。

警報のみを止めている場合は、しばらくすると再度、警報音が鳴りますので、びっくりしないようにしましょう。

火災報知器の警報音は誤報であったと判明したら、通常の状態に戻します。

通常の状態に火災報知器を戻すときは、復旧ボタンを押すだけです。

100%火災でないと確認ができたら、復旧させましょう。

もし、火災報知器の警報音の止め方が分からない場合は、警備会社に連絡して確認してください。

マンション火災に有効なスプリンクラー

火災報知器のほかにも、火災に役に立つ設備があります。

スプリンクラーです。

天井や壁に取り付け、火災を早期に感知することがあります。

火災による熱や煙を感知をすると、自動的に放水し、消火を始めます。

マンションなどの、多くの人が住む住宅では、導入していることも多いのではないでしょうか。

中規模までの火災であれば、およそ半数以上も、スプリンクラーで消し止めてしまいます。

自動消火を行う設備として、とても効果的ですよね。

水源・ポンプ・スプリンクラーヘッド・警報機・非常電源・送水口などで、スプリンクラーは構成されています。

ポンプで水源から水をくみ上げて、放水するのです。

スプリンクラーの水の止め方ですが、基本的には水源が空っぽにならないと、自動消火は止まりません。

ですから、もし誤作動が起こった場合は、早期に停めないと、大きな損害を受けることにもなりかねません。

しかし、誤作動を心配して水源を小さくし過ぎると、いざというときに消し止められません。

さまざまなスプリンクラーの種類がありますので、建物の広さや大きさによって使い分けてみましょう。

スプリンクラーの止め方

火災の消火活動に有効なスプリンクラーですが、火災以外の誤作動によって、いつ何時マンション内で放水されるか分かりません。

スプリンクラーの種類によっては、地震などの不可抗力によって、スプリンクラーヘッドが破損し、放水を開始してしまうといった事例もあります。

すると、火災が起きていないのに、水浸し状態になり、大きな被害になりかねません。

マンションなどの共同住宅用のスプリンクラーの水量は、なんと4トン以上にもなる水源もあります。

この水量では浸水してしまい、その被害は計り知れません。

こうした被害を見据えて、火災報知器が作動しなければ、予作動式が働くスプリンクラーもあります。

それならば、破損している部分からは漏水しますが、誤作動で起こる水害を最小限に抑えられることでしょう。

スプリンクラーの設置をお考えの方は、参考にしてみてください。

予作動式が働くスプリンクラーでない場合、火災ではないと明確に判明した場合は、水害を大きくしないためにも放水を止めなければなりません。

スプリンクラーの放水の止め方の手順は、以下の通りです。

まず、スプリンクラーが作動している階の制御弁を閉めます。

ポンプの制御盤で、ポンプを停止ボタンを押してください。

自動火災報知設備の受信機を復旧するときは、復旧ボタンを押しましょう。

勝手に止めるのは危険行為

火災報知器の警告音が鳴っている場合は、火災である可能性があります。

はっきりとした原因が分からない状態で、警告音を止めることは絶対に止めましょう。

素人判断をしてはいけません。

火災報知器が鳴ったら119番に通報し、原因をしっかりと見つけてもらいましょう。

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