アパートの駐車場にほかの車が!様々な駐車場のトラブル

アパートやマンションのように多くの人が使用する駐車場には様々なトラブルがつきものです。

駐車場で起きたトラブルはどのように対処すればよいのでしょうか。

管理会社に連絡して対応してくれるものなのか、警察に連絡するべきなのか、はたまた相手に直接注意しなくてはならないのかでしょうか。

事例ごとにどのように対処するべきなのかご紹介します。

アパートで駐車場のトラブルが起こらないようにするためには?

駐車場でのトラブルといえば何が思いつくでしょうか。

ヘッドライトが付きっぱなしだったり、車の中で大きな音を出して音楽を聴いていたり、車上荒らしにあったり等色々ありますが、中でも多いのが無断駐車です。

悪気がない、故意ではない事例もありますが、多くは自分の都合です。

アパートやマンションには、一人で住んでいるわけではありません。

多くの入居者と一つの建物に住んでいることを意識し、節度ある行動をしましょう。

まず、自分が加害者になることはないようにしてください。

被害者になってしまうのは避けられない部分がありますが、自分がルールを守って駐車場を使っていれば加害者になることは避けられます。

近隣トラブルが起きてしまうと、それだけで快適に住めなくなってしまう可能性があります。

トラブルの相手とあわないように心掛けていても、ごみ捨てのときになどに会ってしまい、気まずくなることもあります。

快適に住むためには、トラブルを避けられるようできることをしましょう。

アパートの自分が契約している駐車場に車が止まっていたときの対処法

アパートの駐車場のトラブルで一番多い無断駐車について見ていきましょう。

自分が契約している駐車場に車が停まっている、もしくは通路に車が停まっていて自分の駐車スペースに入ることができない場合があります。

とても困りますし迷惑ですよね。

とはいえ、自分も空いている駐車場に止めるというわけにはいきませんし、注意しようにもどこに住んでいる人が止めているのかわからないでしょう。

駐車できないと、帰宅できずに困ってしまいます。

そういう時、まずは管理会社に連絡しましょう。

アパートの駐車場を契約するとき、皆自分のナンバーや車種についての情報が求められるので、管理会社がどこの入居者の車が止めているのか特定して注意してくれます。

ナンバーと車種や色をメモ記録してから管理会社に連絡しましょう。

よくあるトラブル!アパートの入居者ではない車が自分の駐車場に!

他の入居者が自分の駐車場に車を駐車している場合は、アパートの管理会社に情報があるので特定し、すぐに解決することが多いですが、問題なのはアパートの管理会社に車両記録がない場合です。

まずは無断駐車に関して管理会社に電話し、ナンバーや車種を伝え対応をお願いしましょう。

そして、管理会社が対応してくれる場合は管理会社の指示に従い行動しましょう。

しかし、入居者の情報にない車なので、管理会社から「対応できません、警察に連絡してください」と言われる可能性があります。

こうなってしまうと、車の所有者を特定するには、駐車場がある場所の管轄の警察署に連絡することになります。

警察には、停められている車の場所やナンバープレートの番号、色や車種を聞かれると思いますので、これらはメモしておきましょう。

「車を駐車できなくて困る」と、文句の一つでも言いたいと思うかもしれませんが、逆恨み等のトラブルに発展しかねませんし、警察は所有者の情報は教えてくれません。

また、注意事項としては、無断駐車をしているからといって、自分がその車を避けて通ることはしない方が良いでしょう。

その移動によって車に傷がついてしまった時、自分が損害賠償しなくてはならない可能性があります。

無理に移動をしようとせず、まずは管理会社に連絡をしましょう。

アパートに止めている車が車上荒らしにあった場合の対処法

続いてはアパートに止めている車が車上荒らしに合った場合の対処法です。

まずは管理会社に連絡し、車上荒らしにあったことを説明し、対応を仰ぎます。

その時にどのようにすればよいかのノウハウが管理会社によってあるはずですので、この後どのように行動すればよいか教えてもらい指示に従い行動しましょう。

管理会社に問い合わせた結果、警察への連絡を促された場合は警察に連絡をしましょう。

最初から警察に電話したらいいのではと思うかもしれませんが、アパートの駐車場は私有地でです。

そのため、民事上のトラブルとされ警察は介入してくれない可能性がありますので必ず管理会社に確認しましょう。

あくまで私有地である駐車場で起きたトラブルなので、まずは管理会社に連絡しましょう

さらに他の住民へ注意喚起してもらうためにも管理会社に連絡するという事は大切なことです。

自分ができることは車に金目の物を置かない事、夜間の証明の設置、防犯カメラの設置などあります。

盗むものがなければ車上荒らしをする理由がないのですから、金目の物を置かないようにしましょう。

アパートの駐車場内での接触事故が起きた場合の対処法

続いて、アパートの駐車場で事故が起きた場合の対処方法をご紹介いたします。

アパートの事故というと他人の車にぶつかってしまった、人に接触してしまった、アパートにぶつかってしまった等あります。

その場合は管理会社へ報告し、保険に加入しているのであれば保険会社への報告をすることになります。

すぐに警察に連絡と考える方もいらっしゃるかと思いますが、まず私有地ですので管理会社に連絡しましょう。

接触事故を起こした相手の状況に応じて救急車や警察を呼ばなければならないケースもあります。

しかし、基本的に道路と認識されない私有地の駐車場での事故は警察には連絡する必要はありません。

管理会社に事故相手や状況、場所を伝え、警察に連絡するように言われたら警察に電話するようにしましょう。

警察が動いてくれれば指示に従えばよいのですが、私有地での事故のため介入できませんと言われた場合、任意で入っている車の保険会社に連絡し相手方に連絡してもらうとよいでしょう。

基本的に、自賠責の保険は適用できません。

相手方との示談等は保険会社がしてくれます。

アパートに車をぶつけてしまった場合は、管理会社に連絡し指示通りに動きましょう。

そして、これも大切なことですが、自分が加害者になってしまった場合はトラブルの相手に菓子折りなどを持っていき、謝罪しに行くことです。

当の問題が解決しても、今後同じ空間で生活する以上ぎくしゃくしてはお互い住みずらいので、一言謝罪しに行きましょう。

駐車場でのトラブルの対応は管理者に依頼

アパートの駐車場で明らかな迷惑行為をしている人がいたら直接言うという選択肢もあります。

ただし、どんな些細な事でも直接他人に注意されてしまうと反発してしまう人もいるので、近隣トラブルの原因になります。

手間はかかりますが、快適に住むためにどんな些細なことでも直接注意することは避け、管理会社に対応をお願いしましょう。

例えば、管理会社から入居者全員のポストに注意のチラシを投函してもらう、目立つところに張り紙をしてもらう、防犯カメラや照明を取り付けてもらうように依頼してみましょう。

管理会社は入居者の依頼事項を遂行しなくてはならないという決まりはないので、どうするかの対応は管理者の判断に委ねられます。

自分がどのくらい迷惑しているかを伝えたり、現場の写真などを取り証拠などを提示して動いてもらいましょう。

アパートやマンションの駐車場は皆で使うもの

多くの人が居住するアパートやマンションの駐車場ではトラブルがつきものですが、一人一人が駐車場はアパートやマンションに住む人皆で使うものだと意識していればトラブルも減ります。

迷惑行為をしてもいいことなど何もありません。

関係する方々の手を煩わせるだけです。

他人の駐車を妨げる行為や迷惑になる行為はしないようにし、入居者同士協力し住みやすい環境をつくりましょう。