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アパートのベランダでプールは非常識?考えられる問題点

2019.9.23

暑い夏の時期になると、「子供をプールで遊ばせてあげたい!」と思う親御さんも多いでしょう。

しかし、毎日プールに連れて行くのも大変ですし、まだお子さんが小さくおむつが外れていなければ「入場NG」なところもあります。

そこで、手っ取り早いのが自宅での簡易プールですが、アパートなどの集合住宅ともなると、周りの住民に迷惑ではないか気になってしまいますね。

ここでは、アパートのベランダでプールはできるのか、また問題点について解説していきます。

アパートのベランダでプール遊びはできるのか?

アパートのベランダでプール遊びはできるのか、という疑問ですが、これはできる場合とできない場合があります。

アパートの規約によってはベランダでのプール遊びが禁止となっていることもありますので、この場合は当然ベランダでのプール遊びは諦めなくてはなりません。

禁止されていない場合は、プールでの水遊びは行うことができることになりますが、水を扱う際には注意する点があります。

まず、1番に考えなくてはならないのが、「周りの住民に迷惑がかからないか」ということです。

仮にプール遊びが禁止されていないアパートであっても、周りの住民からクレームがあった場合には速やかにプールの使用を止めたほうがよいでしょう。

そもそも、ベランダというものは住民全ての「共用部分」であります。

ですから、クレームがあった際は、トラブルを避けるためにも早急に対処する必要があるといえますね。

アパートのベランダでプール遊びをするときの問題点①排水

先ほどお伝えしたように、アパートの規約に「ベランダでのプール遊び禁止」となければ、プールで水遊びをすることは可能です。

しかし、ベランダでのプール遊びはいくつかの問題点がありますので、詳しくご説明します。

①排水

プールで水遊びを楽しんだあと、プール内の水を流すことになりますね。

その際、ほとんどの方がベランダの排水溝に流すと思われます。

しかし、アパートなどの排水溝に一度に大量の水を流すことはNG行為になります。

そもそも建物の設計上、ベランダの排水講は雨水を流すためのものであり、大量の水を流すために作られているわけではありません。

プールの水を一度に排水溝に流した場合、配水管の故障や階下のベランダに排水溝からの水漏れや、排水溝に流れきらずに溢れた水が、隣のベランダへ浸入してしまうことが想定されます。

ベランダは雨ざらしになっているため、泥や砂ほこり、落ち葉などで汚れていることも多いでしょう。

プールの水とそれらが混じり合い、真っ黒に汚れた水が自分の住居スペースに侵入してきたら、誰でもよい気分ではありませんよね。

そのため、プールで水遊びを楽しんだあとは、使用した水を少しずつ流したりと配慮が必要となります。

アパートのベランダでプール遊びをするときの問題点②水しぶき

アパートのベランダでプール遊びをするときの問題点は、ほかにもあります。

②水しぶき

子供がプールで水遊びをするとき、どうしてもテンションが上がってしまい、水をバシャバシャ叩いたりお外に向かって水をかけてしまうことがあります。

こうなると、隣人や階下の住民の洗濯物や干しているお布団に水がかかってしまい、クレームに繋がることがあります。

実際に、干したお布団や洗濯物が水しぶきでビショビショに濡れてしまい、トラブルに発展してしまったケースもあるようです。

子供をプールに入れるときは、お天気が晴れているときが多いでしょうから、どうしても洗濯物やお布団を干す時間と被ってしまいます。

このようなトラブルを避けるためにも、子供をプールで遊ばせる際は、なるべく控えめに遊んでもらうよう説明しておくか、いい聞かせが難しいようなら水はね防止シートを取りつけたり、ベランダの柵にサンシェードをつけるようにするとよいでしょう。

アパートのベランダでプール遊びをするときの問題点③騒音

アパートのベランダでプール遊びをするときは、子供の声にも注意が必要です。

③騒音

子供は、プール遊びが好きな子が多いですよね。

そのため、プールに入るとテンションが上がって、つい大きな声を出してしまいがちです。

親からすれば微笑ましい光景なのかもしれませんが、残念ながら「うるさい」と思われる方もいるのが事実です。

ベランダは室内と違い、壁で囲まれているわけではありませんので、お隣や階下の住宅に響きやすいです。

「子供の声がうるさくて窓を開けられない」という状況になってしまえば、相手にとって騒音になってしまいます。

また、住民の中には、夜働いて昼間寝ている方もいらっしゃるでしょうから、子供の騒いだ声で目が覚めたり、眠りに就けないことも考えられます。

アパートのような集合住宅には、さまざまな事情の方がお住まいになっています。

対策としては、子供に騒ぎ過ぎないように事前によく話しておくか、まだいい聞かせが難しい年齢ならベランダでのプール遊びは避けたほうがよいかもしれません。

ベランダでのプール遊びが心配なら隣人に了承を

「どうしても、ベランダでプール遊びをさせてあげたい!」という方は、騒音や水の問題に注意した上で、隣人や階下のご近所の方に声をかけてから行うとよいです。

「ベランダでプール遊びをさせたい」という旨を伝え、プール遊びを行う際は水しぶきや騒音に十分注意することを伝えてから了承を得れば、隣人トラブルに発展しにくくなります。

また、ばったり会ったときには「大丈夫でしたか?」などの気遣いの言葉をかけることも、トラブルを避けるポイントになります。

もし、プール遊びに反対されてしまった場合は残念ですが、トラブルを避けるためにも諦めたほうがよいかもしれません。

アパートは賃貸とはいえ、簡単に住み替えるのは難しいですよね。

安心して今ある生活を続けるためにも、隣人との感情的なトラブルは誰でも避けたいと思うはずです。

もし、水遊びをさせたいのであれば、小さいうちはお風呂場で遊ばせたり、ある程度大きくなったら公共のプールに連れて行き思い切り遊ばせてあげましょう。

子供をプールで遊ばせるときは細心の注意を!

アパートのベランダでプール遊びをさせるときは、事故にならないよう細心の注意が必要です。

特に、3~4歳頃の子供は、好奇心が高まる時期でもありますので、ベランダからの転落事故に注意しましょう。

ベランダでプール遊びをする際は、ベランダに子供が登れるようなものが置いていないか、はじめに確認しておくと安心です。

また、ビニールプールのような浅いプールでも、子供が溺れるという事故が起きています。

浅いからと安心せずに、プールで遊ばせるときは必ず子供から目を離さないようにしてください。

そして、忘れがちなのが熱中症対策です。

プール遊びをするときは、基本的に暑い夏の時期ですので、日焼け対策や水分補給などをし、万全に対策することも大切です。

プールで遊ばせることは子供にとっても大変よいことではありますが、ちょっと目を離した隙に悲しい事故が起こってしまっているのも事実です。

大切な子供を守るためにも、必ず目を離さず見守りましょう。

ベランダでプール遊びさせるには

今回は、ベランダでプール遊びをさせる際の注意点についてご紹介しました。

「プール禁止」と規約されていなければベランダでのプール遊びは可能なようですが、ご紹介したようにさまざまな問題点があります。

ベランダでプール遊びをする際は、隣人に迷惑をかけないように、またプールでの事故には細心の注意を払いましょう。

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