JR東日本などの社宅事情!気になる家賃やメリットデメリット

JR東日本をはじめ、企業のなかには福利厚生制度として社宅や寮を用意している場合があります。

街なかでも「○○会社社宅」などという表札や建物を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その「社宅」とはどのようなものなのかということから、気になる家賃について、社宅のメリットやデメリットやJR東日本での社宅の活用方法などと幅広くご紹介していきます。

社宅について知りたい方は、ぜひ、参考になさってください。

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JR東日本などの企業の魅力的な福利厚生!「社宅」とはどのようなもの?

そもそも、JR東日本やその他企業の福利厚生制度の一環である「社宅」とはどのようなものかについてお話ししましょう。

社宅というのは、その名の通り、会社が所有・管理している住宅のことを言います。

その住宅を従業員に「周辺の相場よりも安価で貸与する」制度となっています。

JR東日本の場合は、ファミリー向けの社宅と、独身者や単身赴任者向けの寮の両方を用意しています。

寮は、一人用の個室で、部屋には家具などもすでに設置されていたり、食堂が併設されていたりとすぐに生活ができるようになっています。

また、社宅や寮だけではなく、賃貸住宅の家賃などの援助金制度や住宅ローンを支援する制度などもあり、社員それぞれに合わせた住環境のためのサポートをする体制ができています。

このような福利厚生は、企業によって違ってきますが、JR東日本は特に充実しているのではないでしょうか。

住宅の支援の他にも、レジャー施設や会員制リゾート施設などの補助や自己啓発のためのスクール支援など、様々な支援が用意されています。

「社宅の家賃」はどのくらい?

先述したように、社宅は会社が従業員に対して、「周辺の相場よりも安価で貸与する」制度です。

それでは、一般的な賃貸住宅とくらべ、社宅の家賃というのはどのくらい安いものなのでしょうか。

社宅の家賃は、それぞれの企業によって違いがあるため、平均金額を出すことは難しいのですが、一般的な社宅の家賃としては、周辺にある賃貸住宅の家賃の20%~50%程度だとされています。

企業のなかには、無償で社宅を貸しているケースもあります。

また、社宅の場合は、不動産会社などで賃貸契約を結ぶ際に支払う必要のある「敷金や礼金」などが軽減されることも多いと言われています。

このように、個人で賃貸住宅を借りる場合よりも安い家賃や費用で住むことができるため、経済的な負担を減らすことができるというのは、とても魅力的なメリットと言えるでしょう。

もし、これから、JR東日本のような社宅のある企業に勤めたいと考えている方は、それぞれの企業の福利厚生を調べておくと良いでしょう。

「家賃の安さ」だけではない!社宅のメリットとは

賃貸住宅を自分で借りるより社宅の家賃は安く、経済的な負担が少なくなるというお話をしてきました。

社宅の大きなメリットとしては、その「家賃の安さ」が最初に挙げられるでしょう。

しかし、社宅のメリットは、家賃が安いことだけではありません。

それ以外にもメリットとして考えられることもありますので、ご紹介します。

●孤独さをあまり感じない

社会人となって、初めて一人暮らしをする方のほとんどは、孤独を感じることが多いのではないでしょうか。

しかし、社宅や寮に住むことにより、そばに会社の同僚や先輩なども住んでいるので、孤独さを感じにくくなるでしょう。

一人暮らしの場合は、休日は誰とも会話をせずに過ごす人も多いため、話し相手がそばにいることは大きなメリットの一つではないでしょうか。

●職場までの距離が近い

社宅は、会社が保有していることもあり、職場から近い場所にあることが多くなっています。

通勤時間が短くなったり、ラッシュ時の人混みも避けたりしやすくなります。

余計なストレスから免れることで、心身の健康にもつながるのではないでしょうか。

社宅のメリットというのは、従業員側だけではなく、会社側にもあると言えるでしょう。

●社員のモチベーションを上げることにつながる

同じ社宅に暮らすことにより、社員同士の仲間意識も強まるため、仕事に対するモチベーションを上げることにもつながるとされています。

●転勤などの人事異動がしやすい

転勤の際に、その都度、住宅を自分で探す必要があると社員には負担がかかりますが、社宅があることにより、転勤への抵抗感や負担を軽減することにつながります。

特に、JR東日本のような広範囲での異動が考えられる企業の場合は、社宅という制度があることは重要になるでしょう。

社宅には家賃の安さなどのメリットもあり「デメリット」もある!

社宅があることによるメリットは、家賃の安さをはじめ、前章ではまだ挙げきれないほどたくさんありますが、場合によってはデメリットと考えられることもあります。

●自分の希望する条件のある場所にない

社宅は、職場には近い場所にあることが多いかもしれませんが、居住地の近くにあってほしいと思っているコンビニやお店などがすぐ近くにない場合もあります。

また、間取りや部屋の設備も自分の理想とは違う場合もありますので、希望通りの物件を探すことのできる一般的な賃貸住宅にくらべると、自由さが少ないことはデメリットと感じる可能性もあります。

●プライベートと仕事が分けにくくなる

職場が同じ人が近くに住んでいるということは、休日でも職場の人とのつながりがあり、人によってはそれを苦痛に思うこともあるかもしれません。

そのような人にとってはデメリットと言える部分でしょう。

また、会社側にとってもデメリットとなる可能性のあることとしては、次のようなことがあります。

●維持費などの費用がかかる

バブル期にくらべると、従業員の人数も少なくなり、社宅に住む人も減っているため、バブル期に建てられたような立派な社宅の場合は、維持費の問題が出てきているとされています。

JR東日本では、そのような問題解決のために、後にご紹介するような新しい取り組みを始めています。

JR東日本のグループ会社で行なっている住宅事業

JR東日本などでは、社宅などの福利厚生が充実しているため、家賃による経済的な負担を軽くすることができるというお話をしました。

そのJR東日本のグループ会社である、株式会社ジェイアール東日本都市開発では、様々な住宅やオフィス事業を展開しています。

オフィス事業としては、駅に直結している駅ビル内のオフィスや店舗の提供、これまでにご紹介したJR東日本の社員向けの独身寮の賃貸などを行なっています。

そして、住宅事業のなかでは、JR沿線において、利便性や安心などをコンセプトとした一般向けの賃貸住宅の提供も行なっています。

一般向けの賃貸住宅には、JR東日本の社宅として利用していた建物をリノベーションして新たな賃貸住宅として提供している場所もあります。

前章でご紹介した社宅のデメリットとして考えられる維持費などの問題を、このように工夫して解決していることがうかがわれます。

JR東日本の社宅の新しい利用の仕方

JR東日本では、以前は社宅として利用していた建物をリノベーションして、一般向けの賃貸住宅として活用しているケースのお話をしましたが、旧社宅の利用の仕方はそれだけではありません。

大学が周辺に多くある立地を活かし、JR東日本の社宅として利用されていた建物をリノベーションして留学生向けのシェアハウスとしても活用しています。

シェアハウスであれば、一般的な賃貸住宅よりも比較的家賃を抑えることができ、学生同士の交流もできるので、学生にとっても大変メリットの大きなことでしょう。

その他にも、シェアハウスとしてだけではなく、子育てに対する支援や多世代同士の交流ができるような賃貸住宅も展開しています。

安い家賃で経済的な負担を軽減できるメリットのある社宅ではありますが、時代の変化により住む人が少なくなり、使われなくなったケースもあります。

そのような社宅の建物を新しい形で有効活用している、問題解決のお手本と言えるのではないでしょうか。

働き方や自分の生活スタイルに合わせた住宅を選ぼう

ここでは、社宅のメリットやデメリット、JR東日本の取り組みなどをご紹介してきましたが、家賃を抑えることで経済的な負担を軽減させたい方には、社宅に住むことは大変おすすめです。

社宅があることを条件として職場を探すというのも良いでしょう。

また、JR東日本が取り組んでいるような旧社宅をリノベーションした物件などもありますので、興味のある方は物件選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。