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引っ越しが済んでも敷金が返還されない!一体いつ戻るの?

2019.10.14

賃貸物件を解約すると、敷金が返還されることが多いでしょう。

しかし、引っ越しが済んで日にちが経っても敷金が返還されないとなると、本当に敷金は返還されるのか、一体いつ返還されるのか不安になりますよね。

こちらの記事では、敷金の返還されるまでの一般的な流れについてご説明していきます。

敷金の返還が遅いなと思ったら、こちらの内容を確認してみましょう。

敷金が返還されない?!敷金の意味とは

新しい賃貸物件に引っ越しをしたのに、前の賃貸の敷金が返還されないと、一体いつ返還されるのかとヤキモキされる方も多いことと思います。

ここでは、敷金とはそもそもどういったものなのか、その意味から確認していきましょう。

敷金とは、退去の際に原状回復するための費用として、入居前に支払うお金になります。

退去時に原状回復がどれくらい必要なのかを確認し、敷金から原状回復に使用した金額を引いた差額が戻ってくることになります。

原状回復の確認は退去時に簡単に行われることが多いのですが、実際の金額は業者が見積もりしてからになりますので、退去時に敷金の返還をすぐ求めることは基本的にできないことが多いでしょう。

また、たとえ部屋をキレイに使っていたとしても、最低限クリーニング代は請求されることが多いようです。

退去したからといって敷金全てが戻ってくることはあまりないと思っておいたほうがいいですね。

次に、敷金の相場についてですが、敷金は家賃1ヶ月分という賃貸物件が多いようです。

支払いは、賃貸契約時に前家賃・礼金・仲介手数料などと一緒にしなければならないことが多いですので、契約時にはある程度まとまったお金が必要になります。

敷金がいつ返還されるかより前に!業者の見積もりが必要

敷金は賃貸契約時に支払っており、原状回復のための支払いに使われますので、原状回復の内容が分からないことには返還もすぐには行われません。

いつ返還されるかよりも前に、原状回復の内容確認が必要なのです。

それでは、原状回復の費用はどのように出されているのでしょうか。

前項でもお伝えしましたが、原状回復の確認は管理会社と借主の間で退去時に簡単に行われ、実際の費用に関しては後から業者が部屋の状況を確認して見積もりが行われることになります。

修理が必要な箇所によっては業者がいくつかに分かれることもありますので、それぞれに対しての見積もりが必要になります。

それらをまとめた見積書が、管理会社などによって新しい引っ越し先に届くでしょう。

ここではじめて原状回復の内容の確認ができるということになるのです。

その書類が届いたら、原状回復の内容に問題がないか、よく確認する必要があります。

敷金の返還がいつか気にするなら!原状回復の内容確認を

賃貸において、敷金の返還がきちんとされるかどうかは原状回復の内容をしっかり確認できるかどうかにかかっています。

この点は、いつ敷金が返還されるかよりも前の段階のことであり、大切な確認になります。

内容によっては借主の負担ではないものが請求されることもあるかもしれませんので、余計な請求がないかどうかよく確認しましょう。

原状回復の内容として、基本的には経年劣化するようなものは借主の負担にはなりません。

例えば、家具の設置による床の色の違いや、壁紙の色褪せなどです。

通常の使用で起きるようなことは請求されることがないはずですので、よく確認しましょう。

よくある敷金返還トラブルとして、お互い身の覚えのない傷への対応が挙げられます。

この場合、貸主借主が責任のなすりつけ合いのような形になってしまうことも多く、請求に納得できない借主も多いようです。

このようなトラブルを防ぐためには、入居の際にあらかじめ傷などがあった場合、写真を撮って証拠を残しておくといいでしょう。

また、原状回復の内容が特別に記載されている場合もありますので、賃貸借契約書の確認も大切です。

原状回復の費用に納得がいかない場合はどうする?

原状回復の費用が書かれた見積書が手元に届いた場合、明細が書かれているか確認してみてください。

ただ単に金額が書かれている場合はその内容が分からないため、内容が分かるよう見積書の明細書を要求することが大切です。

また、見積書の明細を確認しても納得いかない場合は、安易に同意してはいけません。

納得いかない内容を貸主ときちんと話し合いをする必要があります。

中には、そのまま返事を返さない方もいらっしゃるかもしれませんが、そうすると同意したものと判断されてしまう場合もあります。

納得いかない場合には、納得するまで話し合いによって解決していきましょう。

しかし、場合によっては話し合いがうまくいかないこともあるかと思います。

その場合には、国民生活センターや弁護士に相談することによって解決していく方法があります。

当事者同士の話し合いがうまくいかないときには、第三者に間に入ってもらう方法をとりましょう。

敷金の返還がいつかということよりも、そもそも原状回復にかかる費用に納得することが大切なのです。

敷金の返還はいつごろが多いの?

原状回復の内容に納得ができ、敷金の返還金額にも問題がない場合、やっと返還の手配がされることになります。

それでは、敷金の返還はいつごろが多いのでしょうか。

一般的に敷金の返還は、退去後1~2ヶ月くらいまで行われることが多いようです。

指定の口座に振り込まれることになるでしょう。

手続きがスムーズに行けば2週間ほどで戻ってくることもあるようですが、この辺りは貸主側の手続きや業者によっても違いが出てきますので、少なくとも1ヶ月くらいはかかると思っておいたほうが良さそうです。

借主の中には、返還された敷金を新しい賃貸物件の初期費用に充てたいという方もいらっしゃるようですが、敷金の返還はただちに行われることではないため、初期費用は新たな出費として考えなければいけません。

後々戻ってくることも多い敷金ですが、全額が戻ってくることはほとんどなく、クリーニング代は請求されてしまうことが多いことからも、あまり敷金の返還に関しては期待しすぎないほうがいいといえるでしょう。

また、原状回復の費用が敷金を超えることのないよう、キレイに住むということも大切ですね。

敷金の返還が遅いと感じたら!

敷金の返還がされるはずなのに、ちょっと遅いなと感じた場合には、どのように対応すればいいのでしょうか。

この場合、敷金の返還がいつごろなのかということが目安になります。

前項で、敷金の返還は1~2ヶ月の間とご説明しました。

少なくとも1ヶ月間は様子を見てみることをおすすめします。

そして、1ヶ月経っても返還がされていないのを確認したら、一度貸主に連絡してみてはいかがでしょうか。

貸主としては準備ができていても、業者の見積もりが遅かったりすることも考えられます。

また、手続き自体が滞ってしまっている場合もあるかもしれません。

忘れられていることはないか、念のため確認してみるような形で連絡してみるといいですね。

新しい引っ越し先の連絡が間違っていることもあるかもしれませんので、1ヶ月待ってみて確認してみてください。

敷金の返還は1~2ヶ月の間に行われることが多い

敷金の返還は、基本的には1~2ヶ月の間に行われることが多いようです。

貸主借主の原状回復確認は退去時に簡単に行われますが、実際の金額等はっきりしたことは業者に見積もってもらう必要があります。

貸主から見積もりをもらったら内容確認をしっかりしましょう。

原状回復の内容に納得がいかない場合は、話し合いで解決していきます。

当事者同士で話し合いがうまくいかない場合は、第三者に入ってもらって解決する方法をとりましょう。

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