さまざまな防犯グッズが出回っていますが、みなさんは窓の防犯対策に何か施していますか?
今回ご紹介したいのは、窓に張り付ける「防犯フィルム」で、人気が集まりつつある便利なアイテムです。
防犯フィルムを使うことで嬉しい効果が見込めるので、当記事でみてみましょう。
また、防犯フィルムははがすのが難しいとの意見がよく見受けられるのですが、その方法も記載していきます。
窓の安全性を高める防犯フィルム!
窓にできる防犯対策は幅広いとは思いますが、今回スポットを当てていきたいのが「防犯フィルム」です。
いつどこで何が起こるかわからない世の中です。
家に誰もいないと睨んで、窓から部屋に入り込んでくる不審者が存在しているのも事実です。
少しでも危険な目に遭ってしまう前に、あらかじめ窓に防犯フィルムを張り付けてみてはいかがでしょうか。
防犯フィルムを貼る方法やはがす方法など、知りたいことは多いかと思いますが、まずはどんな利点があるのかについて考えていきましょう。
自分が留守だとしても部屋にいたとしても、何の対策もされていない窓というのは侵入者に狙われやすい場所であることは間違いありません。
何の対策もされていない窓は、意外にも強度がなく、なんとドライバー1本で割り砕くことが可能だといわれています。
想像するだけでもゾッとしてしまいますね。
ですから万が一に備えて、防犯フィルムを活用して窓の強度を増すことが大切なのです。
防犯フィルムは窓からの侵入防止に役立つ
防犯フィルムを活用することは、ただ単に窓の強度をより高めて割り砕かれることを阻止するために役立つというだけではありません。
ここで注目していきたいのが、ガラスを割り砕くことに要する「時間」という点です。
長い時間、ガラスを割り砕いて家に侵入しようとしていれば、当然ながら周囲の人に見つかって怪しまれまるリスクが増大しますよね。
周囲の人に限ったことではなく、外出していた住民が帰宅してきて目撃されてしまう確率も格段に上がります。
反対に、数秒またはほんの数分程度で家に侵入を果たせれば、誰の目にもふれない確率が上がります。
要は、侵入者の立場として考察すると、ガラスを割り砕くのに時間を要すのは避けたいという考えにいきつきます。
そこで、窓に防犯フィルムを張り付けてみましょう。
ガラスの強度が増して、割り砕くために時間を要するので、侵入者側にとっては侵入しにくい家になるというわけです。
あるデータによると、侵入者の7割は5分間で窓を割り砕けるかを目安にしているとのことです。
ですから、近年では画期的な防犯アイテムとして防犯フィルムが普及しており、自分ではる方法やはがす方法を調べて対策をとっている人も増加傾向にあるようです。
窓の防犯フィルムははがすのが難しいとの声が多い
窓からの侵入者防止に、防犯フィルムが大いに役立ってくれることはご理解いただけたかと思います。
窓に防犯フィルムを貼り付けるときに難しさを感じる人は少ない傾向にありますので、手軽に対策できてうれしいですよね。
しかし、ここでひとつ注意したい点を挙げてみます。
注意してほしい点とは、防犯フィルムを「はがす」作業に難しさを感じるという意見が多いということです。
一軒家にお住いの方はそこまで深刻に考えなくても大丈夫そうですが、アパートなどの賃貸物件においてはどうでしょうか。
お住いの賃貸物件を退去するときには、原状回復の義務があるのがほとんどでしょう。
いずれは窓にある防犯フィルムをはがす必要性があるということを視野に入れておかなければなりません。
それにも関わらず、防犯フィルムをはがすのに手を焼く人が続出中となると、もしかしたらはがすことに失敗してしまう可能性もゼロではないですよね。
賃貸物件にお住いの場合には、防犯フィルムをつけるか否かについて、一度慎重になって考えることが必要です。
窓にある防犯フィルムをはがす手順とは
では、その肝心の窓にくっつけた防犯フィルムをはがす手順はどういったものなのでしょうか。
まずは、「防犯フィルムの角部分からはがす」のが基本です。
このとき、カッターなどの鋭いアイテムを使用することになるので、扱い方には配慮するのが大事です。
失敗例として、尖ったアイテムを扱うことから窓ガラスに傷がついてしまったという事例がありますので、慎重さを忘れてはいけません。
次は、「液体をふきかける」という作業を行って、はがれを良くしましょう。
ここでいう液体とは、洗剤を薄くしたものを使うことが代表的なようですよ。
これを防犯フィルムと窓ガラスの隙間に噴射していくのです。
そして、「勢いはつけずにやさしい力で時間をかけてはがす」作業に移ります。
一通り、防犯フィルムをはがし終えたら、「まだ窓ガラスに留まっている接着剤などを除去する」のも大切なことです。
窓用のスクレイパーと呼ばれるアイテムを使用するのが一般的ですが、こちらも扱いには十分に配慮することが求められます。
最後に防犯フィルムをはがした窓ガラス部分をまんべんなく雑巾などのいらない布でふき取って作業が完了します。
専門の業者に防犯フィルムをはがすのを依頼するのも◎
前項では、窓にくっつけた防犯フィルムをはがす手順を一通りお伝えしましたがいかがでしょうか。
「自力でできそう!」と思った方は是非試してみてくださいね。
しかしながら、上記でもお伝えした通り、窓にある防犯フィルムをはがすのに手を焼く人が少なくはないというのが現状なのです。
特に初めて防犯フィルムをはがす作業を行うという方は慣れていないこともありますし、非常に手間がかかってしまうとの意見が見受けられていました。
そのような場合でお困りでしたら、専門の業者の方に依頼をするというのも有効な手段なので、選択肢に入れておいてはいかがでしょうか。
防犯フィルムの扱い方について詳しい専門家の方たちなので、安心感が高まりますよね。
特に、防犯フィルムをはがすときの失敗例で挙げましたが、窓ガラスに傷が発生してしまうというリスクを考えるとこの選択肢をとることは賢明だと思いますよ。
後で後悔しないためにも、自分に合った選択肢を選ぶのが大事なのですね。
賃貸物件の場合には大家さんや管理会社に相談してみて!
上記でも少しふれたことですが、アパートなどの賃貸物件で暮らしていてそのアパートの窓に防犯フィルムを取り付けたいと思った場合には慎重さが求められます。
安易に取り付けてしまうのは、もしかしたら大家さんや管理会社の方にとっては良くないことかもしれません。
なおかつ、原状回復義務も発生しているため、防犯フィルムをはがすのは難しいと感じる人が多いということ、自力での作業は危険が伴うケースも考えられることも視野に入れておきましょう。
ですから、まずは防犯フィルムを取り付ける前に大家さんや管理会社の人に相談しておくと安心感が高まるのではないでしょうか。
例えば、「退去時の防犯フィルムの必要・不必要」については大家さんや管理会社の側にとっても意見が分かれる場合もあるとのことです。
原状回復義務に伴ってはずすのを前提にしているケース・防犯対策のためにそのまま維持しておくケース・見た目の悪さや機能低下に基づいてはずすケースなどが考えられます。
さまざまなケースは存在していますから、一度相談をしてみるのが適切な行動でしょう。
絶大な効果が見込める防犯フィルム!はがすときには配慮を
自分が暮らしている空間に侵入者を招かないように、窓に防犯フィルムを貼り付けてブロック力を上げるのは有効な手段のひとつですよね。
怖い思いや嫌な思いをしないように、是非防犯フィルムを取り付けてみましょう。
一番に注意してほしいのは「はがす」ことの難しさや手間ですが、一番安心感が高いのは専門の方に依頼することでしょう。
賃貸物件の場合には大家さんや管理会社の方に相談するのがおすすめです。