バイクをお持ちの方がアパートに住む場合、気になるのは駐輪場にバイクを停められるかということではないでしょうか。
アパートのなかにはバイクを駐輪場に停めることを禁止している物件もありますので、駐輪場に停められるかどうかは大切な確認事項です。
この記事では、バイクを持っていてアパートに住む場合にどのようなことを確認すればいいのかや、借りられない場合の対処法もお伝えします。
バイク持参でアパートに住みたい!大切な駐輪場の有無確認
バイクを持っている場合、アパートに住んでいる間、バイクをどこに停めればいいのかは大事な確認事項です。
駐輪場があれば駐輪場に停める方法もありますが、駐輪場にバイクを停めることを禁止しているアパートもありますし、前から住んでいる住人の自転車やバイクでいっぱいだったりすると停められないことも考えられます。
アパートの条件も大事ですが、バイクが停められるかどうかの確認も必ずしておく必要があるのです。
確認事項としては、
・駐輪場があるか
・駐輪場にバイクは停められるか
・駐輪場がいっぱいの場合、停めてもいいのか
が挙げられるでしょう。
通常、バイクは自転車より場所を取ります。
自転車の2台分くらいは場所を取るものもあるのではないでしょうか。
駐輪場が満杯だったりスペースが少ない場合には、駐輪場があっても自分のバイクを停められないこともあるでしょう。
もし、無理やりバイクを停めたとしても、他の住人からバイクに傷を付けられたりするなどトラブルが発生する可能性も否定できません。
駐輪場にバイクを停めてもいいアパートでも、満杯だったりスペースがない場合にはどう停めればいいのかは、不動産会社などに必ず相談してください。
そもそもバイクを駐輪場に停めてもいいのか?駐輪場の定義
前項では、バイクをアパートの駐輪場に停めることについてお話を進めてきましたが、そもそもバイクは駐輪場に停めてもいいのでしょうか。
それには、駐輪場の定義を確認する必要があります。
駐輪場は自転車置き場を意味し、自転車または原動機付自転車を停めるスペースということになっています。
基本的には駐輪場に停められるバイクというのは、原付のみということになるのです。
原付というのは道路交通法で排気量が50cc以下のものとされており、大きさも自転車とさほど変わりませんよね。
駐輪場に停めることが認められていると言ってもいいでしょう。
それでは、原付は普通のスーパーやコンビニなどの駐車場に停めてもいいのでしょうか?
原付は停める際には自転車と同じ扱いとなりますので、駐車場に停めることは基本的にできません。
このことは、原付の大きさが駐車場ほどの大きさの必要がないことからも分かることかもしれませんね。
アパートの駐輪場はどうなのかというと、アパートのルールに従うという形になります。
実際にバイクが停められるかどうかは、不動産会社などに確認するしかありません。
アパートの駐輪場に停められない!バイク用の月極駐車場の利用
バイク可のアパートを借りたのに、駐輪場が満杯でバイクが停められないこともありますよね。
その場合、バイクはどこに停めればいいのでしょうか?
駐輪場に空きがない以上、他でバイクを停められる場所を探す必要があります。
考えられる場所として、バイク用の月極駐車場が挙げられます。
そして、月極駐車場には屋外と屋内にあるタイプがあります。
屋外にある月極駐車場はあまり見かけないかもしれませんが、よくあるのが車のコインパーキング内にバイク用の駐車スペースが併設されているようなものです。
駐車料金は月々5千円程度であることが多く、安く停められることが特徴ですが、屋外で雨風に直接さらされてしまうことと、セキュリティ面の弱さがあります。
対して屋内の月極駐車場ですが、建物の地下に設置されていることが多いです。
屋内ですので天候に左右されることはありませんが、セキュリティ面では弱さが目立ちます。
駐車料金は月々1万円程度のところが多いようです。
なんにせよ気になるのは、セキュリティ面のことかもしれませんね。
アパートの駐輪場が満杯!バイク用コンテナを利用する方法も
レンタルコンテナというものが世の中には存在していますが、バイク用にコンテナを貸し出している場合もあります。
駐輪場が満杯の場合、こちらのバイク用コンテナの使用もおすすめです。
もし、バイク用としていないコンテナでも、交渉次第でバイクの駐車が許可される場合もあるかと思いますので、まずは相談してみてはいかがでしょうか。
金属や鉄でできている丈夫なコンテナなら、セキュリティ面でも安心できそうです。
とはいっても、アパートから離れていたりすればすぐに確認できるわけではありませんので、バイクにチェーンをしっかりかけることと、コンテナにも丈夫な鍵を付けることをおすすめします。
バイク用コンテナの利用料金ですが、月々2万円弱ほどの価格帯であることが多いようです。
バイク用ではないレンタルコンテナの利用は、1万円程度になります。
あとは、バイクガレージを利用する方法もあります。
バイクガレージはバイクを数台保管できるだけでなく、照明付きで警備会社のサービスがあるようなバイク用駐車場であることが多いです。
車用の月極駐車場よりも割高にはなりますが、セキユリティの面では安心できる駐車場と言えそうです。
アパートに停められないバイク!公営の駐輪場に停められることも
アパートの駐輪場にバイクが停められない場合、公営の駐輪場に停められることもあります。
駐輪場は基本的に自転車か原付を停める場所と決まっていますが、排気量によっては公共の駐輪場にバイク置き場が設置されていることもあるからです。
利用料金は地域によって差があります。
基本的には、125cc以下の場合は3~4千円程度であることが多いようです。
また、駐車台数には限りがありますので、気になるようでしたらお近くの公営の駐輪場に問い合わせをしてみましょう。
なお、アパートの駐輪場では50ccのバイクを停めることがOKでも、125cc以上のバイクは停められないことも多いです。
ですから、アパートの駐輪場がバイクOKだったとしても、排気量によって制限があるかどうかも確認してみてください。
バイク可のアパート!どうやって探す?
バイクを持っているのであれば、物件探しの段階でバイク可のアパートであるかという条件で絞って探してみるといいでしょう。
探すにはどのような方法があるかというと、インターネットなどで検索すれば簡単に探し出すことができます。
検索方法としては、都道府県から調べるもの、さらに絞って住所や駅から探せるものもあります。
不動産会社が運営しているサイトでも、バイク置き場がある賃貸物件を簡単に検索できます。
いくつか種類がありますので、試して確認してみるといいですね。
同じようにバイクの駐車場もインターネットで検索することによって、自分に合ったものを見つけ出すことができるはずです。
公営の駐輪場からバイク駐車場など、さまざまな種類のタイプが検索できるでしょう。
もし、希望の場所にバイク可のアパートが探し出せなかったとしても、バイクが停められる駐車場を探すことによって、アパートも駐車場も確保できる可能性があります。
バイクを持っている場合は、バイクの保管場所を優先的に考える必要があるでしょう。
アパートの駐輪場にバイクは停められない可能性も
アパートに駐輪場があっても、バイクを停められない可能性もあります。
ルールでバイクは停めてはいけないと決められていたり、駐輪場が満杯のことも考えられるからです。
アパートの駐輪場にバイクが停められない場合、他で停められる場所を探さなければなりません。
バイク用の月極駐車場やコンテナ・公営の駐輪場が候補として挙げられます。
アパートの駐輪場に停められないことも考えて、アパート探しと同時にバイクの駐車場を確保しましょう。