モルタルDIYの基礎情報!必要な道具や仕上げ方のコツとは?

玄関アプローチや壁などの外構DIYで「モルタル」を扱うときには、どのような準備をすべきなのでしょうか?

この記事では、モルタルの特徴をお伝えしたうえで、DIYに関する基礎情報をご紹介します。

また、「なかなかうまく仕上げられない…」という方のために、塗り方のコツついてもお話ししていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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モルタルの特徴!メリット&デメリット

そもそもモルタルとは何かというと、セメントと砂、水を練り込んでつくる建築材料のことを指します。

1980年代頃に、住宅の外壁材として高い人気を得ましたが、近年は玄関周りやレンガ壁の下地材に用いられることが多くなりました。

これには、「窯業系サイディング(ようぎょうけいサイディング)」の普及が関係しています。

手間のかかってしまうモルタルよりも、多方面においてサイディング外壁のほうが扱いやすいためです。

しかしながら、モルタル仕上げには「温かみを感じられる」という良さがあります。

また、デザインの自由度が高く、意匠性に優れているとも言われています。

そのほかには、以下のようなメリットが挙げられます。

【メリット】

●施工パターンが多い

砂や繊維などの素材は組み合わせパターンが多く、意外とカラーバリエーションも豊かなのです。

●有毒ガスが発生しない

モルタルは不燃性なので、火災が起きてしまったとしても、有毒ガスが発生する恐れはありません。

●飛散物が当たっても破損しにくい

モルタル製の外壁などは、耐久性に優れています。

衝撃には強く、簡単に破損することは少ないと言われています。

続いて、メリットだけでなくデメリットにも少し触れておきましょう。

【デメリット】

●汚れが目立ちやすい

防水性能はそれほど高くないので、次第にひび割れや汚れなどが目立ってきてしまいます。

そのため、定期的なメンテナンスや塗り替えを行なう必要があります。

●仕上がりは技術力に左右されることも

モルタルDIYにはコツがあります。

これについては後述していきますが、出来が悪いと品質にも影響してしまうので、注意が必要です。

「モルタル」と「コンクリート」の違い!調合のコツは?

次に、モルタルとコンクリートについてお話しします。

前項では、セメントと砂、水を練り込んでつくる建築材料がモルタルであるとお伝えしましたが、コンクリートとの違いはどこにあるのでしょうか?

それぞれの違いは、必要となる材料を確認してみると分かります。

◆モルタル:セメント+砂+水

◆コンクリート:セメント+砂+砂利+水

このように、コンクリートには「砂利」が含まれています。

そのため、モルタルよりも強度は高くなります。

モルタルは主に、接着剤や表面部分の仕上げ施工に利用されますが、コンクリートに関しては、建物の基礎部分や道路に用いられることが多くなるでしょう。

材料を個別に用意して調合するなら、以下の割合を参考にしてみてください。

◆モルタル:セメント(1)+砂(3)

【モルタル調合のコツ】

接着剤としての用途なら、セメントの割合を増やしてください。

また、必要量は下地の材質によって差が出てきます。

◆コンクリート:セメント(1)+砂(3)+砂利(6)

【コンクリート調合のコツ】

強いコンクリートにするなら、水の量は少ないほうが良いです。

一方、枠型に流すなら、柔らかめにするときれいな仕上がりとなります。

仕上げに差が出る!?モルタルDIYで必要となる道具

ここでは、DIYで必要となる道具について取り上げます。

作業を開始する前に、一通り揃えておきましょう。

①コテ

モルタルの塗り作業や仕上げ作業、補修作業に使用します。

コテにもいくつか種類がありますから、作業内容によって選んでください。

例えば、角コテや中塗コテは、広い面積を塗るときに使いますが、クシ目角コテはモルタルに線を入れるときに使うものです。

②コテ板

直接モルタルを塗るための道具ではなく、モルタルを手元に置いておくための道具です。

コテのサイズは重要ですが、コテ板のサイズも縦幅・横幅ともに確認しておきましょう。

③バケツ(トロ舟)

モルタルを入れておくための容器としては、DIYならバケツを使うのが一般的です。

ただし、大量のモルタルを練るのであれば、「トロ舟」のほうが便利でしょう。

トロ舟とは、実際に職人さんが利用している専門道具で、壁材を混ぜるための容器です。

④スコップ

モルタルを混ぜたり練ったりするときに使います。

⑤計量用カップ

材料を計量し、移すときなどに使います。

⑥マスキングテープ(ロールマスカー)

養生、汚れ防止のために使います。

⑦手袋・マスク・ゴーグル

手袋は防水仕様のものがおすすめです。

そのほか、レンガを積むなら、タガネ、石工ハンマー、水平器などを用意しておくと便利でしょう。

また、モルタル造形をするなら、ブラシや刷毛なども準備しておいてください。

それでは次項で、基本的なモルタル塗りのコツについてお話ししていきます。

モルタル塗りのコツを伝授!

それでは、モルタル塗りの流れを確認しつつ、そのコツを見ていきましょう。

【モルタル塗り(平面時)の流れ】

①壁材の準備をする

ダマが残らないよう、よくかき混ぜてください。

②コテ板に壁材をのせる

壁材を取りすぎると、こぼれ落ちてしまうので要注意です。

③コテにすくう

コテの裏側で、適量すくいましょう。

④利き手と逆の上方から塗りはじめる

右利きであれば、「左側から」ということです。

⑤全体を塗っていく

少し浮かせながら塗っていくと、きれいに仕上げることができます。

⑥跡が残らないようにならす

大きくコテを動かし、表面を平らにならしたら完成です。

また、作業に不慣れな方は、「コテ返し」を練習しておきましょう。

コテ返しとは、壁材を必要な分だけ素早くすくう作業のことです。

初歩的な作業ですが、これがスムーズにできるようになると、仕上がりも良くなるはずです。

見た目いろいろ!モルタルの仕上げ方法について

モルタルにはさまざまな仕上げ方法があります。

ここでは、代表的なものをご紹介しますので、DIYの参考にしてみてください。

【刷毛引き仕上げ】

ブラシや刷毛、ホウキを使って模様をつけていく仕上げ方です。

ザラザラとした質感になり、滑り止め効果が見込めます。

素人でも比較的チャレンジしやすい仕上げ方でしょう。

【金ゴテ仕上げ】

表面をスベスベにしたいのなら、仕上げ用の金ゴテを使います。

コツを掴むまでには、ある程度の経験が必要で、難易度はやや高めです。

【洗い出し仕上げ】

こちらも上級者向けの仕上げ方で、完全硬化する前にブラシなどで水洗いし、ザラザラとした質感を出していきます。

洗い出すタイミングを見極めるのが難しく、塗りつけ時にもテクニックが求められます。

そのほか、素手でパターンをつけたり、ローラーを使ったりして仕上げる方法もあります。

このようにモルタルは、いろいろな表情を出すことができます。

モルタル仕上げ!メンテナンスのコツは?

ここまで、モルタルの基礎知識やDIYのコツ、仕上げ方法などをご紹介してきました。

最後に、メンテナンスについても学んでおきましょう。

・変色している
・触ると粉がつく
・苔が発生している
・表面が剥がれている
・ひび割れが起こっている

もし上記のような状態なら、早めに対処していきましょう。

重度のひび割れがある場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。

しかし、そこまで状態が悪化していないなら、市販のアイテムで補修することができます。

深さ1mm以下のひび割れには、住宅用防水スプレーを使用します。

コツとしては、事前に補修部分の汚れを落とし、よく乾燥させておくことです。

そして、その上から塗料を重ねていきます。

また、深さ1mm以上のひび割れには、コーキング材を使用してください。

ひび割れ内部をきれいにしてから、隙間を丁寧に埋めていきましょう。

モルタルでおしゃれな外構DIYを!

難易度の高そうなモルタルですが、ちょっとしたコツを掴むだけできれいに仕上がります。

不安な方は、少し練習してから本番に臨んでみましょう。

コテについては、少し浮かせた状態で塗っていくのが基本です。

ぜひマスターして、おしゃれな外構DIYを実現させてください。