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家を建てるのに重要な建ぺい率・容積率!調べ方を知りたい!

2019.10.14

家を建てるのに、建ぺい率・容積率を知っているのと知っていないのとでは、大きな差があります。

建ぺい率・容積率を知らないと、土地を購入しても実際に想像していた家と違ったものができてしまう可能性があるのです。

こちらでは、家を建てる際に欠かせない、建ぺい率・容積率についてご説明していきます。

また、それらはどこで調べればいいのか、確認していきましょう。

調べ方の前に知っておいてほしい建ぺい率・容積率

家を建てるのに欠かせないのが、建ぺい率と容積率です。

建ぺい率・容積率は、家の大きさや間取りなどにも関わってくる重要事項となっています。

こちらでは、まず建ぺい率を確認していきましょう。

建ぺい率は、土地の面積に対して、どれくらいの割合で家を建てることができるのかを表しています。

そして、以下が建ぺい率を出す計算式です。

【建ぺい率=建築面積÷敷地面積×100】

建ぺい率が高ければ高いほど土地に対して家の割合は大きくなりますが、その分、庭などは狭くなります。

また、建ぺい率が低い場合は、庭を大きく使うことはできますが、大きな家を建てることは難しくなるでしょう。

単純に家を大きくしたい場合は建ぺい率が高いほうがいいと思ってしまいがちですが、土地全体のバランスを考えた場合、建ぺい率が高いのがいいのか、低いのがいいのかは個人によって違ってきます。

また、周りの地域は同じような建ぺい率であると思いますので、自分の家を大きくすれば、周りも同様に大きい家が多いことが考えられ、日当たりの問題も出てくることでしょう。

土地全体のバランスを考えた上で、家の大きさなどは考える必要があるのです。

さて、気になる建ぺい率の調べ方ですが、次項でご説明していきます。

建ぺい率の調べ方!法務局や市区町村で確認しよう!

土地の購入を検討しているのであれば、建ぺい率・容積率を確認していただきたいのですが、どこで調べればいいのか調べ方を知らない方もいらっしゃることでしょう。

こちらでは、建ぺい率の調べ方についてお伝えしていきます。

建ぺい率をどこで調べるかというと、不動産会社で紹介してもらった土地であれば、そちらの不動産会社で土地の図面を見られるか確認してみましょう。

そこには、建ぺい率が記載されているはずです。

もし、自分が探した土地の建ぺい率を調べたい場合には、その土地を管轄している法務局で確認することができます。

法務局にはブルーマップが備え付けてあり、無料で閲覧することができます。

そのブルーマップの中で土地を探すことで、その土地の建ぺい率がいくつなのか確認することが可能です。

ブルーマップには数字が上下に並んでいますが、建ぺい率は下の数字になります。

上にある数字は容積率になりますので、間違えないようにしましょう。

他にも、各市区町村に問い合わせすることで、建ぺい率を知ることができます。

市区町村での問い合わせは建ぺい率・容積率だけでなく、その土地の建築上の制限なども教えてもらうことができるため、土地の情報をより多く入手したい場合におすすめです。

家を建てるのに重要なもうひとつのキーワード!容積率とは?

家を建てるのに建ぺい率と同様に、重要なキーワードである容積率を、こちらで確認していきましょう。

容積率とは、土地の面積に対して、延床面積がどれくらいなのかという割合を表しています。

延床面積というのは、家の全ての床面積の合計になります。

2階建ての場合は、1階と2階の床面積の合計が延床面積となるのです。

そして、以下が容積率を出す計算式です。

【容積率=延床面積÷敷地面積×100】

延床面積は、2階建ての場合は1階と2階の床面積の合計となっていますので、1階と2階で大きさを合わせる必要はなく、床面積は好きなように設定することができます。

ただ、容積率があまりにも低い場合には、希望の間取りが作れないことがあるかもしれません。

それでは、容積率が低くなく、高ければ希望の間取りが作れるのでしょうか。

それは、建ぺい率が関係してきます。

建ぺい率が高ければ2階建てでも十分な間取りがとれるかもしれませんが、建ぺい率が低い場合には、3階建てにして少しでも床面積を増やすという工夫が必要となるでしょう。

次項では、容積率の調べ方をご紹介します。

容積率の調べ方!建ぺい率とは違うの?

容積率の調べ方ですが、建ぺい率と同じ方法で調べることができます。

・不動産会社の図面で確認
・管轄の法務局のブルーマップで確認
・市区町村で確認

以上の3つが主な調べ方としてご紹介しました。

ここでは、他にもある建ぺい率・容積率の調べ方をお伝えします。

・図書館のブルーマップを確認する

図書館によってはブルーマップが置いてある場合があります。

ブルーマップがあるかどうか事前に確認してみましょう。

・国会図書館で確認する

国会図書館の東京本館4階では、全国のブルーマップを閲覧できます。

・市区町村のインターネットで確認

市区町村によっては、インターネット上から確認できる場合もあるようです。

ただし、自治体によって異なりますので、まずはホームページから確認してみましょう。

建ぺい率・容積率が関係するベランダの大きさとは?

家を建てる場合、ベランダを検討する場合があるかと思います。

しかし、ベランダは建ぺい率・容積率にも関わってきますので注意が必要です。

まず、建ぺい率に関係する建築面積ですが、ベランダは外壁から1メートル以内であれば建築面積に含まれません。

1メートルを超えてしまった分のベランダ部分のみが建築面積に含まれるのです。

なお、ベランダの下に柱などを作ってしまうと、その下の部分全てが建築面積とみなされてしまいます。

次に、容積率に関係する延床面積ですが、ベランダは外壁から2メートル以内であれば延床面積に含まれません。

2メートルを超えてしまった分は、ベランダの延床面積に含まれてしまいます。

建築面積・延床面積を少しでも広く使いたい場合には、ベランダの大きさについても注意する必要があるでしょう。

実際のベランダの大きさの調べ方としては、モデルハウスを見たり、設計の段階でもよく確認することが大切です。

車庫に関係する建ぺい率・容積率の緩和措置

前項では、建ぺい率・容積率がベランダの大きさによって、数値が変わってくることを、お話ししてきました。

ここでは、車庫にも関係する建ぺい率・容積率の緩和措置についてお伝えしていきます。

まず、建ぺい率の緩和措置についてですが、車庫から1メートルまでの部分は建築面積に含まれないとなっています。

ただし、以下の条件を満たす必要があります。

・外壁が4メートル以上続かない部分がある
・柱の間隔が2メートル以上ある
・天井の高さは2.1メートル以上ある
・地階を除いた階数が1である

次に、容積率の緩和措置についてですが、車庫も含めた延床面積の1/5は延床面積に含まれないとなっています。

車庫が1/5よりも大きい場合は、1/5よりも大きい分のみ延床面積に含まれることになるのです。

車庫に関して、建ぺい率・容積率の緩和措置が行われるかどうかの調べ方としては、ご自分で確認するのはなかなか難しいかもしれません。

建築会社の方との打ち合わせで、よく確認することが大切になるでしょう。

土地の建ぺい率・容積率はいくつかの方法で調べることができる

土地の建ぺい率・容積率の調べ方として、不動産会社の図面で確認することもできますが、法務局のブルーマップで調べることもできます。

また、市区町村に問い合わせることでも可能ですし、市区町村によってはインターネット上からも確認ができる場合があります。

建ぺい率・容積率は家を建てるのに重要な数値です。

ある程度土地が決まったら、どちらも確認してみてくださいね。

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