Real Estate And Living Library│不動産と住まいの図書館

Real Estate And Living Library

アパートの足音対策!苦情がくる前に意識しておきたいこと

2019.11.26

アパートなどの集合住宅にお住まいだと、騒音問題に悩まされることも多いはずです。

特に、「足音」は響きやすいので、上階で暮らしている方は、日頃から意識していきましょう。

この記事では、アパートでの足音対策を中心にお話ししていきます。

下階の住人から苦情がきてしまう前に、最善を尽くしておくことが大事です。

アパートは足音が響きやすい!?

今回は、足音の防音対策をご紹介していきますが、はじめにアパートの構造についてお話しします。

ほとんどのアパートは、木造や軽量鉄骨造になっていることが多いでしょう。

RC造(鉄筋コンクリート造)や、SRC造(鉄筋鉄骨コンクリート造)といったマンションのように、床の内部にコンクリートが入っているわけではないので、音の響きやすさに差が出ます。

木造には、構造用合板が使われることが多く、高い遮音性能は見込めません。

通気性のよい木材ですが、そのぶん音を通しやすいのです。

軽量鉄骨造の場合は、柱などの骨組みに鉄骨が使用されています。

しかし、床への防音性は、木造とそれほど大差はないと言います。

アパートの構造上、音が響きやすいのは仕方のないことなのです。

ではなぜ、人の足音は響きやすいのでしょうか。

それには、音の種類が関係しています。

●軽量床衝撃音:軽めで高い音(軽いものを落としたときなどに発生)

●重量床衝撃音:重めで低い音(重いものを落としたときなどに発生)

どちらも「床衝撃音」ですが、その中で足音は、重量床衝撃音に含まれます。

重量床衝撃音は、床を通って階下に伝わることもあるので、注意が必要です。

子供の足音対策について

それではここから、足音対策について考えていきましょう。

まずは、子供のいるご家庭を想定してみます。

やんちゃ盛りのお子さんがいらっしゃるご家庭では、下階の住人から苦情がこないかと、毎日ヒヤヒヤしてしまいますよね。

家の中でも「ドタドタ」「バタバタ」と走り回ってしまうお子さんは、多いのではないでしょうか。

そこで、苦情を言われないためには、物件探しの時点から配慮していく必要があります。

はじめに、なるべく一階に住むようにしてください。

そうすれば、足音で苦情がくることは少なくなるでしょう。

そのうえ角部屋だったら、より騒音問題は起きにくくなります。

また、子育て世代の多いアパートなら、足音に対する許容範囲は広いはずです。

「お互いさま」の精神で、ゆったりと子育てできるかもしれませんね。

それでも子供の足音が気になるという方は、日中なるべく外出するようにしてください。

もし、引越しをご検討されているなら、子供の足音対策として、上記のポイントを意識してみましょう。

アパートでのコミュニケーションは苦情対策になる!?

子供のいるご家庭では、アパート内でのコミュニケーションも重要だと言います。

知らない人が出している音からは、どうしても不快感が生まれやすいものです。

そこで、引越ししたときには、必ず挨拶回りをしてください。

その際は、子供も一緒につれていくようにします。

「子供がいるので、ご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします」

「うるさくならないよう、日頃より注意いたします」

このように伝えておきましょう。

そうすることで、子供の足音へ対する受忍限度も高まります。

そのうえで、顔を合わせる機会があれば、挨拶をしたり声をかけたりしてみてください。

顔見知りの関係になれたら、騒音トラブルへと発展する可能性は減少するはずです。

こういったコミュニティ形成で、着実に対策をしていきましょう。

歩き方も大事!大人の足音対策には「スリッパ」を

ここでは、大人の足音対策に焦点を当てます。

生活の中で、ご自身の「歩き方」を意識されたことはあるでしょうか。

実は、歩き方によって、足音の響き方は変わると言います。

足音が響きやすくなるのは、「踵(かかと)」から着地する歩き方です。

かかと歩きは、着地したときに全体重が一箇所に集中してしまいます。

そうなると、「ドシンドシン」と大きく床面が響いてしまうというわけです。

このままでは、アパート住民から足音へ対する苦情がきてしまうかもしれないので、少し歩き方を変えてみてください。

足の裏全体が同じタイミングで着地できるようになれば、かかと歩きではなくなります。

また、歩き方がなかなか改善できないという方は、「スリッパ」をはいてみましょう。

裏側が固くなっているものは避け、「防音」「静音」とうたっている専用商品が好ましいです。

静音底のスリッパなら、足音対策にはうってつけですね。

そのほか、スリッパをはく習慣がないという方には、厚手の靴下もおすすめです。

しかし、真夏の着用は厳しいですから、やはりスリッパをはくのが最善かもしれませんね。

足音対策!おすすめの「防音マット」紹介

どんなご家庭にもおすすめできる足音対策は、アパートの床にマット(カーペット)を敷くことです。

ただのマットではなく、防音効果のあるものを選びましょう。

高性能な防音マットを、いくつかご紹介します。

【日東紡マテリアル:静床ライト】

こちらは、一般住宅用の防音タイルカーペットです。

優れた遮音性能で、さまざまな生活騒音を防ぎます。

遮音性能だけでなく、保温性や断熱性、防ダニ効果、丸洗い可能など、うれしいポイントがたくさんです。

敷き詰めていくだけなので、誰でも簡単に取り入れることができます。

【ディノス:ハイブリッドバック 防音ふっくらラグ】

厚さ約30ミリの、ボリューム感あるセミシャギーラグです。

高機能裏地「ハイブリッドバック」を採用し、クッション性は抜群で底つき感もありません。

こちらも防ダニ、抗菌防臭加工の清潔仕様となっています。

【スミノエ:防音カーペット サウンドルフレ】

業界トップブランドの「スミノエ」からも、高性能な防音カーペットが販売されています。

騒音を軽減しつつも、ループパイルなので見た目はスッキリしています。

防ダニ加工、アレルブロック、防炎、ホットカーペット・床暖房対応、遊び毛防止と多機能です。

もしもアパート住人から苦情がきてしまったらどうする?

ここまで、アパートの足音対策をご紹介してきましたが、苦情がきてしまったときには、どのように対応すればいいでしょうか。

基本的には、管理会社のほうから、苦情があった旨を聞かされるはずです。

そこで、すでに足音対策をしているなら、具体的にどういったことを実践しているのか話しておきましょう。

そのうえで、今後はより一層気をつけることや、苦情を言ってきた人への謝罪の気持ちを伝えてください。

また、どの時間帯でどの場所から足音がするのかと、質問してみるのもいいでしょう。

足音の響きやすい場所を知っておくことで、対策しやすくなります。

控えるべき行動としては、直接話し合おうとしたり、仕返しをしたりすることなどが挙げられます。

決して感情的にならないよう、気をつけてください。

アパートに住むなら足音対策を!

この記事では、アパートの足音対策についてお話ししてきました。

アパートの構造上、どうしても足音などの「重量床衝撃音」は響きやすいものです。

そのため、家庭環境によって、最適な対策を考えていくことが大切でしょう。

近年は、高性能な防音マットが増えていますので、気になる方はぜひ取り入れてみてください。

 - アパート, 住宅