ガス給湯器のつけっぱなしと都度消し、どちらが良いのか?

ご自宅でガス給湯器を利用されている方は、電源はどうされていますか?

つけっぱなしにしている方と、その都度消している方とで分かれてくるかと思います。

そこで、気になるのがどちらの状況でも、かかってくる電気代やガス代は同じかということです。

今回はガス給湯器の仕組みから、どちらの方が安く済むのかというところを中心にご紹介します。

ガス給湯器の仕組みを知りつけっぱなしと都度消しを比較しよう

ガス給湯器のつけっぱなしと都度消しを比較する際に、まずは知っておかないといけないことは、ガス給湯器の仕組みです。

ガス給湯器の仕組みを理解すると、比較しやすくなりますよ。

ガス給湯器は、ガスを使ってお湯を出すことの出来る器具になります。

ガスを燃焼させて水を加熱し、お湯に変える機械という方が分かりやすいかと思います。

ガス給湯器は貯湯式と瞬間式の二通りあります。

貯湯式は、鍋に水を入れて、ガスコンロでお湯を沸かす方法と原理は一緒です。

瞬間式は、金属のパイプに水を流したままガスの炎に水をさらすと、パイプの中の水は連続的に加熱され、一定の温度のお湯を出すことが出来ます。

ガス給湯器でお湯を作る為には、ガス、水、電気が必要になります。

まず、お湯を出そうと蛇口を開けると、給湯器の中に水が流れ込みます。

この水の流れを、水量センサーで読み込み、お湯を沸かす準備に入るのです。

そして、ガスを燃やす為に必要な空気をバーナーに送り込む送風機が回りだし、ガスを点火させるためにイグナイターが連続してた火花を発生させます。

そうすると、ガス量制御弁が開き、ガスがバーナーに送り込まれて、点火する仕組みになっています。

そうすることで、ガスの炎の熱を熱交換器内を流れる水に伝えて、お湯にしてくれているのです。

ガス給湯器のつけっぱなしと都度消しはどちらが節約になるのか

では、ガス給湯器の仕組みもお分かり頂けたと思いますので、ガス代の節約についてご紹介致します。

ガス給湯器をつけっぱなしにするよりも、都度消しした方が、ガス代は安くなります。

先ほどもお話しました水量センサーですが、このセンサーは水の量を感知するセンサーです。

一定の水が流れると、ガスを燃焼させる仕組みになっているので、電源のオンオフに関係なく、ガスの消費量は使った量だけしかかかりません。

でも、なぜ、都度消しの方がガス代は安くなるのか疑問ですね。

それは、つけっぱなしの状態でいると、お湯が不要な時もガスを使ってしまうからです。

「少し手を洗いたいから蛇口を開けたけど、お湯が出る前に水で洗ったから、お湯は使っていない。」

こんなふうに考えたことはありませんか?

実は、この場合もつけっぱなしでいると、給湯器はガスを使ってお湯を作ってしまっているので、ガス代はかかってきています。

少しの水を使う時に、ガス給湯器をつけっぱなしにしていると、お湯は使っていないけど、お湯は作られているので、もったいないですよね。

このような理由で、給湯器のつけっぱなしよりも都度消しをした方がガス代は安くなるのです。

ガス給湯器と電気代の関係について

ガス給湯器はガスだけ使うと思っている方も多いかと思いますが、ガス給湯器には電気も使われています。

従って、電気代もかかってきているのをご存知ですか?

給湯器は、待機電力というものを少し使っています。

給湯器の型式によって消費ワットは違ってきますが、そんなに大きく差はありません。

使用量は1ワットくらいなので、金額的にもほんの少しです。

また、液晶のモニターがある場合は、モニターを光らせるために、もう少し電気代がかかってきます。

1wを1ヶ月使うと、1w×24時間×30日で、720Wになります。

これは、720W×電気代の単価となってくるのですが、電気代の単価は地域によっても違ってくるので、20円から30円くらいかと思います。

つけっぱなしではなく、都度消しの方がわずかですが、節約が出来るとなります。

しかし、都度消しのデメリットは面倒くさいということです。

ご自分の性格にもよると思いますので、気づいた時には消すという方向でも良いかと思います。

ガス給湯器のつけっぱなしで危険なことはあるのか

私がリフォーム会社に勤めていた時に、良くお問い合わせ頂いた内容として、ガス給湯器のつけっぱなしに対して

「何か危険なことはないの?」

というお問い合わせを受けたことがあります。

私も気になり、いろいろ調べたことがあるので、少しご紹介させて頂きます。

現在は様々な安全装置が設置してあるので、特に危険性はないかと思いますが、安全装置が設置されるまでは、つけっぱなしには怖い点がありました。

浴槽が黒くなっている写真を見たことはないでしょうか?

それは、自動湯張りと間違えて、追い炊きをしてしまった場合になることです。

熱くなったお湯は、浴槽の中の循環アダプターというところから出てきています。

水がない場合、熱風がこの循環アダプターから出てきてしまい、黒く焦げてしまうのです。

今ではこのミスも、安全装置のおかげで解決できるようになっています。

エラー音が出て、すぐに教えてくれたり、その操作が実行できなくなっているかと思います。

ガス給湯器使用で気を付けて欲しいこと

製品評価技術基盤技術機構が、石油給湯器や屋内ガス瞬間湯沸かし器などに対して、長期使用製品安全点検制度の対象製品における経年劣化による事故について公表しました。

2009年から2013年の5年間で94件の事故があり、そのほとんどは10年以上経過した製品でした。

特に、14年以上経過すると、さらに事故は増えていたのです。

対象商品は石油製品やガス製品が多く、事故は発火や焼損でした。

発火などは、住宅火災や一酸化炭素中毒などの大きな事故につながる可能性もあるので、定期的な点検をするようにメーカーなどでも呼びかけています。

リフォーム会社には、定期点検をするようにと各メーカーから連絡があり、メーカー自体も、設置した家庭に見回りをしにいったりしています。

ここで重要なのは、今使用しているガス給湯器の使用年数が何年かということを把握しておくことです。

使用年数を把握しておくことで、何かトラブルがあった際にもスムーズに解決出来ます。

わからない場合は、本体に貼ってある製造番号のシールなどに製造年月日が書いてあると思いますので、一度チェックしておいて下さいね。

ガス給湯器のつけっぱなしに関しては、メーカーからも絶対的な指示はないので、今のところ、心配するようなことはないかと思います。

ガス給湯器が故障してしまった場合

ガス給湯器が故障してしまった時、皆様はどうされていますか?

ガス給湯器は、使われているガスによって、対応が変わってくるのです。

大きく分けて、ガスにはプロパンガスと都市ガスがあります。

プロパンガスはリフォーム会社やそのプロパンガスのメーカーに故障したことを言えば、給湯器の在庫があり次第交換、修理をしてもらうことが出来ます。

もう一つの都市ガスの方は、リフォーム会社に連絡をしても、ガスの元栓を閉めたり開けたり出来るのは、都市ガスの会社のみになりますので、二度手間になる可能性があります。

その場合は、都市ガスの会社の方に連絡した方が早く済むことになるでしょう。

ガスがプロパンなのか都市ガスなのか、また使用年数、型番を最低把握しておいてくださいね。

電話連絡をするときに、ほとんどの受付で聞かれるかと思います。

また、その際日ごろの使用状況で、つけっぱなしか都度消しかも聞かれるかもしれませんが、素直に答えて下さいね。

ガス給湯器の仕組みを理解しましょう

ガス給湯器の仕組みから、節約の内容までお話しましたが、いかがでしょうか?

つけっぱなしも都度消しも、使う本人の考え次第です。

節約を目的とすれば都度消しが良いかと思いますが、面倒くさい、気にしないという方は、つけっぱなしでも良いかと思います。

ご自分の生活スタイルに合わせて下さいね。