家賃が給料の半分を占める生活は果たして成り立つのか?

一般的に、家賃は収入の1/3以内がよいといわれていますが、現実はけっこう厳しいようです。

東京23区内などの都市部で生活している世帯では、家賃が給料の半分を占めているという世帯も少なくないようです。

特に東京の若年層においては、4割以上がそのような生活を強いられているというデータもあるほどです。

果たしてこのような家賃が給料の半分という生活は、成り立つものでしょうか。

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なぜ家賃が給料の半分になってしまうのか

東京23区の家賃相場がどのくらいかというと、区によってかなり差がありますが、ワンルームでも6万円~13万円程度です。

1LDKでは10万円を下回る区はありません。

これはある賃貸サイトのしらべによるデータですが、あくまで相場なので、実際には探せばもう少し安い物件もあるでしょう。

しかし、平均するとこのような、かなり高額な家賃になってしまうということがわかります。

一方、東京に暮らす若年単身世帯の年収はというと、20代前半の平均で320万円程度といったところです。

これでも地方と比べると若干高い方ですが、賞与を2ヶ月分と仮定すると、月収23万円程度ということになります。

賞与率がもっと上がれば、月収はもっと下がりますが、一応23万円と仮定して、ここから差し引きされる控除などを計算すると、手取り182,000円程度です。

給料の1/3の物件を探すとすると、6万円程度の家賃になりますが、相場から見るとかなりレアな物件ということになりますね。

そこで仕方なく、給料の半分にもなる10万円前後の部屋に暮らさざるを得なくなるというわけです。

また、地方から上京した学生なども、仕送りとアルバイトで生活をしなければならないため、家賃比率に影響を及ぼしていると考えられます。

家賃が給料の半分の生活の実例

では、上の例に挙げた給料23万円、手取り18.2万円で、家賃が手取りの約半分の9万円である生活をモデルケースにしてみましょう。

家賃を差し引くと、生活に使えるお金は約9万円ということになります。

まず、家賃以外にどのような生活費が必要か考えてみましょう。

参考にするのは、総務省の家計調査における単身世帯の支出データです。

これによると、単身世帯の1ヶ月の支出は、住居費をのぞいて下記の通りです。

・食費37,861円
・水道光熱費9,598円
・日用品5,555円
・衣料品5,408円
・医療費6,217円
・交通通信費19,704円
・教育娯楽費18,419円

などとなっています。

合計すると102,762円となります。

これからわかることは、世の中の平均と同様にお金を使っていては、貯金ができないだけではなく、生活が成り立たないということです。

もちろんこれは全国の平均のデータであり、単身者といっても居住地域や収入に違いがあります。

とはいえ、家賃で給料の半分を持っていかれる生活では、節約はやむを得ないことです。

そこで、どのような支出内わけであれば生活費9万円で暮らしていけるのか、考えていきましょう。

給料の半分の9万円で生活費をまかなう方法①食費、光熱費

では、給料の半分が家賃である生活を成り立たせるため、ひとつひとつ支出の中身を検証していきましょう。

まずは食費です。

データでは37,861円ですが、あるアンケートでは、東京の夫婦二人暮らしで、下は2.5万円から、上は6万円程度でやっているようです。

確かに一人暮らしの方が割高になる傾向はありますが、3万円もあれば節約というほど節約しなくても、食べていけます。

ただ、できる限り自炊にお弁当持ちなどの努力は必要になってきます。

外食はまったく無理とは言いませんが、月に1~2回程度に抑えられれば3万円以内でやっていくことは可能です。

次に水道光熱費です。

電気代は東京電力で、60アンペアの契約をしたとして、基本料金1,700円程度、120kw使ったら120×19.52円で2342円なので、合計で約4,000円です。

ガスは東京ガスで、基本料金750円程度、10㎥使うと、10×142.66円で1426円、合計で約2200円です。

水道を見てみると、水道管のサイズで変わるようですが、20mm径で使用料平均8㎥で計算してみます。

基本料金1,170円、5㎥までは0円、あとの3㎥では3×22円で66円なので、合計でも約1,250円です。

光熱量を合計すると、データは9598円ですが、概算で7450円となりました。

季節的な変動もあると思いますので、一応データに合わせて1万円程度を予算にしておきましょう。

給料の半分の9万円で生活費をまかなう方法②その他の費用

次に日用品5,555円ですが、これは妥当な金額でしょう。

日用品には。シャンプーやトイレットペーパー、ティッシュ、洗濯用洗剤、歯磨き粉など、なくては困るものが多々あります。

なくては困るものだけではなく、サプリメントやカイロ、マスク、消臭剤などあったら便利なものも揃えたいですね。

そうすると、やはり月5,000円くらいは必要となります。

衣料品5,408円は、やはり最低ラインでこのくらいはかかるでしょう。

下着や靴下などの消耗する衣料の他、季節が変われば洋服や靴も新しいアイテムに目が行きます。

デフレの日本では、洋服も靴もブランドなどでなければ安いので、予算月5,000円として、何ヶ月か残金を貯めて、たまには服も買いたいですよね。

医療費6,217円については、毎月通院というのは、若年層ではあまりないでしょう。

予備費のなかから、その都度捻出することにしましょう。

次に交通通信費ですが、データは1,9704円でしたが、これは格安スマホにすれば通信費3,000円程度ですみます。

会社員の定期代などは会社からでることがほとんどなので、交通費もそれほどかからないので、2つ合わせて5,000円程度でまかないましょう。

最後にお小遣いの娯楽費ですが、データの18,419円は、CD、DVD、映画、デート代などでしょうか。

人よりちょっとだけ節約する感覚で、15,000円程度にしておきましょう。

ここまでで、給料の半分、家賃と同じ9万円以内でまかなえたでしょうか。

家賃が給料の半分でも、ちょっとの節約で貯金もできる

一通り出そろった予算をまとめると、以下の通りです。

・食費3万円
・水道光熱費1万円
・日用品5,000円
・衣料品5,000円
・交通通信費5,000円
・娯楽費15,000円

合計で7万円にまで生活費を抑えることがでしました。

残った2万円のうち、1万円は予備費としておいておいて、急な出費に備えましょう。

病院や交際費、美容代など、予算外の出費は意外とあるからです。

そしてもう1万円は、貯蓄用の口座に入金し、簡単に使ってしまわないようにおいておきましょう。

家賃が給料の半分といえども、せっかく働いているのですから、貯金は必須です。

最初は1万円で構いません。

昇給したならその分は貯金に回しましょう。

賞与は日頃の生活費には関係のない収入なので、年に2回程度は贅沢するのもよいでしょう。

ただ、残った分は貯金するという方法で、貯金をしていっていただければと思います。

なぜなら、あなたには将来があるからです。

引っ越し、結婚、住宅購入など、まとまった資金が必要な場合がこれから出てくるはずです。

その際に、資金がないと選択の自由が狭まってしまうかもしれません。

すべては自分のためと思って、頑張っていただきたいと思うのです。

家賃が給料の半分の生活から抜け出すためには

たとえ家賃が給料の半分でも、一応生活は成り立つことがわかりました。

しかし、家賃はそこに住み続ける限り、節約のできない費用です。

一生そのままというのはもったいないのではないでしょうか。

引っ越し費用が貯まったら、焦らずもう少し安い物件を探すことも選択肢のひとつにいれておきましょう。

また、3年以上同じ会社に勤めていれば、住宅ローンを組むことができます。

もちろん年収要件などもあるので、若い人ではあまり高い物件の購入は難しいかもしれません。

しかし、給料の半分という高い家賃を払っているあなたなら、住宅ローンの方がかえって安くなる可能性は高いと思います。

住宅購入は、これまでより広い部屋に、これまでよりも安い金額のローンで済住むことができるひとつの手段です。

若いうちからローンを組めば、期間を長くして月の支払いを抑えることもできるし、早く払い終えればそれ以降住宅費がいらなくなります。

さらに、家賃のように捨てるお金ではなく、住宅という資産が手元に残ります。

いざとなれば売却も可能な資産ですので、考えてみる価値はあるでしょう。

家賃が給料の半分の生活は、節約を身に着ける期間と考える

仕方のない事情で家賃が給料の半分という生活をしていても、悪いことばかりではありません。

この期間で、実家暮らしで給料のほとんどが小遣いという人に比べて、しっかりとした金銭感覚が身につくはずです。

節約はイヤなものではなく、達成感を感じることもできる楽しいことととらえれば、貯金もますます増えていくでしょう。

ぜひ、前向きに楽しい節約生活を送っていただきたいと思います。