防音カーテンの効果とは!?犬や猫の鳴き声が防げるの?

ペット可のアパートであったとしても、犬や猫の鳴き声や足音は気になるものです。

犬を飼っている人は、外に漏れるのが心配ですし、飼っていない人にとっては騒音になってしまいます。

そのようなときに使えるのが、防音カーテンです。

普通のカーテンのように取り付けるだけで、防音の効果が期待できるのです。

防音カーテンの効果や、取り付ける際のポイントなどをご紹介します。

犬や猫の騒音対策に防音カーテン

賃貸アパートや賃貸マンションですと、防音のために大きな工事をすることができません。

ペット可のアパートだったとしても、犬や猫を飼っていない人は、騒音を気にするものです。

騒音は、ペットの種類や大きさによって変わってきますが、できるだけ対策は必要になります。

大家さんでしたら、防音対策のリフォームをするのが効果的ですが、予算の面で難しいこともあります。

音は、いろいろなところから漏れてしまいます。

犬の鳴き声でしたら、床からの振動音だけでなく、空気音の対策も必要です。

空気音は、空気のあるところでしたら、どこからでも響いてしまいます。

空気が通るところと言えば、ドア・換気扇・通気口・部屋の隙間があります。

そのため、そこからも漏れていきます。

一番大きいのは窓ですので、窓の対策は、床の対策と共に重要なポイントになります。

そこで、今回の話題である、防音カーテンがでてきます。

防音カーテンでしたら、窓のリフォームをせずに、防音対策ができます。

犬や猫の鳴き声を抑えるだけでなく、遮光・断熱・UVカットなど、いろいろな機能を備えたものもあります。

次項からは、防音カーテンの機能や、効果など詳しくご説明します。

防音カーテンの機能と効果

そもそも、窓の防音というものは難しいものです。

窓は薄いガラス1枚ですから、どうしても音が漏れてしまいます。

部屋の中でも、開口部になっていますので、壁を防音するのとは全く違います。

しかし、防音カーテンを付けることによって、軽減はできます。

犬の鳴き声だけでなく、ピアノなど楽器の演奏をする人、赤ちゃんの泣き声を気にしている人にもおすすめです。

防音カーテンは、布素材だけでなく、音を遮ることができる金属が使われています。

布には、音を吸収する効果があります。

そして、金属で音を遮るので、部屋の中からの音だけでなく、外からの騒音も防ぐことができます。

部屋の窓に防音カーテンを設置するだけという、お手軽さも魅力です。

そんな防音カーテンを選ぶ際に、チェックしておきたいポイントがあります。

お近くの家具屋さんなどで、防音カーテンを手に取ってみてください。

ずっしり重いと感じることでしょう。

「音」は、空気を振動させて発生するものですので、それを止めるには、重いものが必要です。

本来であれば、壁のように重いものでなければ、音を遮れません。

そのため、防音カーテンは、重いのです。

軽いものですと、音が遮れませんので、防音が目的であれば、重いものを選ぶようにしましょう。

防音カーテンは吊るすだけでは効果が半減

防音カーテンに必要なものは、重さだけではありません。

窓との間に、隙間を作らないことも大切です。

防音カーテンは、ただ吊るすだけでは、効果が半減してしまいます。

窓と防音カーテンの隙間から、音が漏れてしまうからです。

カーテンには、たくさんの隙間があります。

横の隙間や上の隙間です。

それを防ぐために、防音カーテンは、必ず窓よりも大きなものにします。

・カーテンは長め
・カーテンボックスを作る
・ひだをあまり作らない
・カーテンを二重にする

このようにすると、より防音カーテンの効果が高まります。

また、できるだけカーテンの生地を確認してから、購入することも大切です。

ネットショップで購入する場合は、生地のサンプルを請求できることもあります。

サンプル請求を利用して、実物を確認してから購入しましょう。

思ったよりも生地が薄い、色が写真と違ったなど、トラブルを防ぐことができます。

犬や猫を飼っている方でしたら、汚れの目立たない色にするのもおすすめです。

カーテンは、部屋の中でも大きな面積を占めるアイテムです。

失敗しないよう、きちんと生地を確認してから、購入することをおすすめします。

より効果的な防音カーテンの取り付け方

防音カーテンを設置するポイントをご説明します。

まずは「カーテンを二重にする」が、簡単にできるのでおすすめです。

・防音レースカーテン
・防音カーテンライナー
・防音カーテン

と、このように三重にすると、より効果が実感できます。

隙間があると音が漏れてしまいますので、できるだけ隙間がないように設置することも大切です。

できる限り隙間を作らず、できるだけ窓を覆ってしまうように設置しましょう。

クリップやピンを使って、隙間を完全に覆ってしまうのが、効果的です。

カーテンボックスがあれば効果は高いのですが、カーテンボックスがない場合もあります。

その場合は、アジャスターフックを使って、できるだけ高い部分まで覆うようにしましょう。

また、下の部分でも同じです。

カーテンの下部分にも、隙間があります。

ここからも犬の鳴き声は漏れますので、下に余るくらい長めにすると、防音効果が高くなりますよ。

防げるのは部屋の中の犬の鳴き声だけじゃない

防音カーテンは、部屋の中からの騒音だけでなく、外からの騒音も防ぐことができます。

そのため、犬や猫の騒音だけでなく、ほかの使い方もできるのです。

例えば、踏切がアパートの近くにあって、踏切音に悩んでいるという場合があります。

また、幹線道路沿いで、車の音を遮断したいという人もいるでしょう。

上記は、それぞれ、違う種類の騒音です。

防音をする際、どのような種類の騒音を防ぎたいのかを考えましょう。

というのも、防音カーテンによって得意・不得意があるからなのです。

抑えられる音の種類が、それぞれ違いますし、防音効果も違います。

音には、高音・低音など、いろいろな種類があります。

どのような音を防音したいのか、目的をしっかり定めましょう。

犬や猫を飼っている人におすすめの防音カーテン

それでは、最後におすすめの防音カーテンをご紹介します。

◇防音カーテン 遮光 Shizuka「静」

防音だけでなく、断熱や遮光の機能も備えています。

オプションで、防炎仕様のものもあります。

サイズオーダーが可能なので、変則的な窓でも、合わせたサイズをオーダーすることができます。

また、カラーバリエーションが12色と豊富ですので、お部屋の雰囲気に合わせた色選びが、できるのもうれしいですね。

◇3重構造の防音カーテン コーズ

こちらも、防音だけでなく、断熱・遮光の機能を持っています。

部屋からの犬の鳴き声を防ぐだけでなく、外からの騒音も防いでくれます。

色は5色です。

落ち着いた色味ですので、どのようなお部屋の雰囲気でも、邪魔をしません。

値段は少し高めですが、生地も厚く、特に防音の効果を求めている人にはおすすめです。

◇完全遮光生地仕様・高断熱カーテン CALM カルム

遮光・防音・断熱の機能を持つカーテンです。

もちろん、防音機能もあります。

しっかりした生地なので、犬や猫の爪の被害にも遭いにくい作りです。

防音カーテンは付けるだけで簡単

騒音に関しては、感じ方は人それぞれです。

ご自身にとっては、かわいい犬や猫の鳴き声でも、他人にとっては騒音になります。

防音カーテンは、付けるだけで簡単ですので、アパートの騒音対策としておすすめです。

インテリアにも関わってきますので、まずはお近くの家具屋やホームセンターをのぞいてみましょう。