窓に貼り付けた両面テープなどの剥がし方!原状回復について

賃貸物件に住んでいる方のなかには「借りた部屋を自分好みにプチリフォームしたい」「窓に防犯グッズを貼り付けたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし、プチリフォームや防犯アイテムの貼り付けをすると、その物件から退去するときに原状回復が必要になるケースもあります。

そこで今回は、マスキングテープや両面テープを貼る理由とそれらの剥がし方、原状回復についてお話しします。

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両面テープを貼るのはプチリフォームのため?

最初に、両面テープを貼るのはなんのためなのかというと「プチリフォーム」をする目的だといえます。

プチリフォームとは、通常行われる「壁に大きく穴を開ける」「お部屋の大改造」など大がかりなリフォームとは違い、原状回復ができる程度のリフォームのことをいいます。

例えば、壁紙を木目調にしたいとなれば、通常のリフォームの場合は壁紙を一度剥がして木目調の壁紙に張り替える必要があります。

しかし、プチリフォームの場合は、元々ある壁紙のうえから木目調の壁紙を貼り付けて行われます。

マスキングテープを元々の壁に貼り、そのうえから両面テープを貼って木目調の壁紙を接着させるという方法です。

他にも、窓枠に両面テープを貼るのもプチリフォームの1つです。

壁紙を貼った要領で窓枠近くにマスキングテープと両面テープを貼り、両面テープに好みの木材を貼り付けて窓枠のイメージを変えるものなどもあります。

しかし、こういったプチリフォームに使用したマスキングテープが剥がれなくなってしまえば、その物件から退去するにあたって問題になる可能性があります。

記事の後半では、マスキングテープの剥がし方などもお話ししますので、参考になさってください。

窓の防犯アイテムを貼り付けるためにも両面テープが使われる!?

先ほどは、賃貸物件にプチリフォームをするために両面テープを貼るということに関してお話ししましたが、他にも、窓に防犯アイテムを貼り付けるために両面テープを貼ることもあります。

窓はスライドをして開け閉めするのが一般的ですが、防犯アイテムの1つにスライドができないよう施錠してくれるようなものがあります。

空き巣の約90%近くは、侵入に10分以上時間を要する場合は諦める傾向にあるといわれているので、空き巣の侵入を食い止めておくために活躍してくれるアイテムといえるでしょう。

これを解錠するためには、暗証番号が必要なものなどいろいろなタイプが販売されていますが、製品によっては防犯アイテムを強力な両面テープで窓に貼るというタイプがあります。

防犯上の観点で考えると、賃貸物件に住んでいる間は安心できるアイテムといえますが、いざ退去をするとなれば剥がさなければならないという手間があります。

剥がし方が簡単なものであれば問題ありませんが、粘着力によっては剥がしにくいものもあるでしょう。

退去時の原状回復の義務について

部屋のイメージを変えるためにマスキングテープを壁に貼ったり、防犯アイテムを貼り付けるために両面テープを貼ったりすることもあります。

しかし、退去時はどのようにしなければならないのでしょうか。

賃貸物件を借りた方は、故意に劣化させてしまったものを回復させる義務があります。

普段通り生活をしていて劣化してしまうようなものは含まれず、以下のようなものが挙げられます。

・壁紙の剥がれ
・キッチン近辺の換気扇の酷い油汚れ
・ふすまなどに開けた穴
・床や壁などへの落書き
・窓や壁に貼ったシールなど

一方で、故意にではなく、普段通り生活をしていて劣化してしまうものにはどのようなものがあるのか次項で見ていき、それらの剥がし方もお伝えします。

この場合は貸した方が負担!窓に貼ったテープには剥がし方がある?

賃貸物件を退去するとなったら現状回復をしなければなりませんが、住んでいて劣化してしまったものに関しては、その義務はありません。

例えば、次のようなものです。

・日照りによるフローリングの日焼け
・テレビや冷蔵庫などを置いた際に発生した壁の電気焼け
・画びょうで開いた穴(下地ボードの交換が不要なもの)

これらのことを踏まえて考えると、窓に貼り付ける両面テープタイプの防犯グッズや、マスキングテープを使って行ったプチリフォームは故意なものになります。

つまり、それらは現状回復をしなければならないものということになりますが、マスキングテープ・両面テープのタイプや質によっては、特別な剥がし方をしなければならないこともあります。

無理に行ってしまえば「壁紙が剥がれてしまった」「窓に亀裂がはいってしまった」などの結果を招く恐れもあります。

次項からは、これらのテープの剥がし方をご紹介します。

故意に劣化させたものは原状回復が義務!窓に貼った両面テープの剥がし方

防犯対策のアイテムとして、強力な両面テープで窓に貼り付けるようなものもありますが、粘着力がとても強いため剥がれにくいということもあるといいます。

しかし、剥がれにくいからといって無理に引っ張ったり、ヘラで強く剥がしたりしてしまうと窓が割れてしまう可能性もあるので、剥がし方には注意が必要です。

製品によっては剥がし方が書かれているものもありますが、必ずしもその方法で剥がれるとも限りませんので、そういったときは次のような方法を試してみてはいかがでしょうか。

【用意するもの】

・シール剥がし液
・釣り糸
・雑巾

【やり方】

①シール剥がし液を両面テープに軽く垂らします。

このときに、窓のサッシにシール剥がし液が垂れないように雑巾を添えましょう。

②釣り糸を窓と両面テープの間に食い込ませるようにスライドさせます。

なかなか釣り糸が入り込んでいかないこともありますが、根気強く行いましょう。

③少し釣り糸が食い込んだらその隙間にシール剥がし液を垂らします。

④「②」「③」を繰り返し行います。

窓に使ったシール剥がし液は壁にはNG!壁に貼ったマスキングテープの剥がし方

壁にマスキングテープを貼ってプチリフォームをしたものの、テープが剥がれなくなってしまったというケースもよくあるといいます。

それは、マスキングテープの製品に粘着力の強いものと弱いものがあるためと、マスキングテープは短時間貼っておくものとして使われるものであるからです。

粘着力や貼り付ける場所の材質の相性によっては、長期間貼っておくと剥がれにくくなったり、マスキングテープの柄が壁紙に移ってしまったりすることもあります。

そのため、プチリフォームをする際はマスキングテープを使わないことが「剥がれない」などのトラブルを未然に防ぐための策といえます。

しかし、どうしても剥がれなくなってしまった場合、以下のような剥がし方をしてみるのも方法の1つでしょう。

【用意するもの】

・ドライヤー

【やり方】

①20cm程離れたところから、剥がれなくなったマスキングテープに向かって温風を当てます。

ドライヤーを近づけすぎると粘着が緩くなりすぎて壁に残ってしまうので、必ず離して当ててください。

②シールの粘着材が緩んだようになるので、爪で優しくマスキングテープの端を取り、ゆっくりと剥がしていきます。

このときに、勢いよく剥がしてしまうと壁紙が一緒に剥がれてしまったり、マスキングテープの色が壁に残ったりしてしまうので、ゆっくりと行いましょう。

窓の両面テープを剥がした際に使ったシール剥がし液は、性質によって壁紙を傷めてしまう原因になりかねないのでお勧めしません。

いつかその物件から退去することを念頭に置いておく

物件から退去するとき、故意に劣化させてしまったものは原状回復しなければなりません。

部屋をプチリフォームした際のマスキングテープや、防犯アイテムを両面テープで貼り付けたとすれば、それはしっかり取り除かなければなりません。

もしも、両面テープやマスキングテープが剥がれにくいというようなことがあれば、今回ご紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。